大学生がサークル・ゼミの合宿に絶対参加するべき2つの理由

こんにちは、ガルシアです。

  • サークルで毎年合宿やっているみたいなんだけど行く意味あるの?
  • ゼミ合宿で得られるものが何かよく分からない
  • 泊りがけの行事とかめんどくさい

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

この記事で紹介する大学生がゼミ・サークル合宿に参加するべき2つの理由を読めば、合宿がいかに意義深いか分かります。なぜなら、僕もゼミやサークルの合宿に参加して成長を実感できたからです。

 

合宿の経験は僕の人生観に大きく影響を与えてくれました。それでは参りましょう。

【まず始めに】大学生の合宿ってどんなの?

まず始めに、大学生が参加するゼミやサークルの合宿かどんな感じなのかを知りましょう。なぜなら、合宿の概要を知らないと参加意義を感じられないからです。

 

高校生までの修学旅行や部活の合宿とは大きく一線を画すので、よく理解しましょう。

合宿の運営主体は学生

高校生の合宿との最大の違いは、運営主体が学生ということです。具体的には以下のことを全て学生自身が決めなくてはいけません。

  • 合宿のコンセプト
  • どこで合宿をやるか(ホテル?研修施設?)
  • 予算はいくらかけるか?
    • 大学から予算を獲得する方法
    • 個人負担をいくらにするか
    • クラウドファンディングも視野に入れるか
  • 当日のスタッフの役割分担
    • 食事の準備
    • 来客対応
    • スケジュールの作成

全て学生の責任で運営しなくてはいけません。しかしその分やりがいもあります。

大学生がゼミ・サークルの合宿に絶対参加すべき2つの理由

それでは大学生の合宿がどんな感じに運営されるか分かったところで、合宿に絶対参加するべき理由を2つ紹介します。

  • 同期や先輩との絆が強くなる
  • スキルアップする

参加者との絆が強くなる

合宿に参加するとゼミの同期や先輩との絆が強くなります。なぜなら、合宿は参加者の内面を深く知る機会が多いからです。

 

僕もゼミ合宿を境に、ゼミ生との関わり方が大きく変わりました。

夜中まで語りつくしたゼミ合宿

僕が大学4年生のとき、学会発表も兼ねたゼミ合宿を台湾で開催したことがあります。

 

異国の地で慣れないながら研究と発表を重ね、疲労困憊になった合宿2日目。夕食後に先輩から突如呼び出されました。

 

連れてこられた先は宿泊施設の談話室。そこでは教授をはじめ、先輩方がみんな輪になって座っていたんです。(しかもお酒を片手に)僕は恐る恐る聞いてみました。

 

「あの、今から何するんですか?」

 

先輩「それはもちろん、これからの日本の未来について語りあうんやで!」

 

僕「!!?」

 

あまりに大きなテーマを議論するようだったので衝撃を受けました。一学生達が日本の未来だなんて・・・。

先輩達の熱い思いが交錯する

出だしは自分達の研究を話のネタにしながら徐々にヒートアップしてきました。

 

これから大学の研究室にどんな学生が入ってきて欲しいか。学生を指導する教授がどんな人格者でいなければいけないか。最終的には自分達の研究が日本の将来にどう繋がっていくのか。

 

お酒を片手に、思いのうちをぶつけ合いました。

先輩、同期の意外な一面を垣間見る

僕と同期は研究室に入って間もなかったのでかなり戸惑いましたが、徐々に議論の輪に入れるようになりました。

 

このとき面白かったのが、先輩や同期の意外な一面を見れたことです。

 

普段のゼミですら寡黙な先輩が教授と議論で対立していたり、日ごろからおしゃべりな先輩がファシリテーター的なポジションで議論を俯瞰している様など、実に興味深かったです。

 

個々の人柄を知れるのは合宿ならではこそ。僕は合宿のおかげで、先輩や同期との会話が多くなりました。

 

同期や先輩と絆を深めるのに、合宿は最高のイベントです。

合宿はスキルアップに最適の土壌

ゼミやサークルの合宿に参加すると個々のスキルが飛躍的に向上します。スキルとは主に以下の2つです。

  • イベントの運営能力
  • 専門スキル(スポーツ、学術など)

イベント運営力が向上

合宿を主催する側になると、イベントの運営力がめっちゃ上がります。なぜなら、合宿幹事になると最低でもこれだけのことをしなければいけないからです。

  • 合宿場所の選定
  • 参加者の募集(外部者含む)
  • 当日のスケジュール調整
  • トラブル対応(休病人の看病、交通機関の遅延など)

どうです?。合宿が始まる前からやらなければいけないこともたくさんあります。それはもう合宿関連の仕事に追われますよ。こんな経験したらイヤでも運営スキルは上がります。

失敗も当然経験する

ほとんどの人が、大学生になって初めてイベント運営を経験するでしょう。当然失敗もします。

 

しかし、この失敗経験が超重要。なぜなら、合宿の運営経験はどのイベントでも活かせますし、社会人になってからのリーダーシップに雲泥の差が出ます。

 

僕もとあるサークルの合宿幹事を経験しましたが、まあ今思い出しても胃がイタくなるようなチョンボをしましたね(笑)。ですがこの経験のおかげで多少のトラブルには動じなくなりました。

 

失敗も含め、イベントの運営経験ができるのは合宿のメリットです。

個々の専門スキルを伸ばせる

合宿であれば短期集中で個々の専門スキルを伸ばすことができます。(本来合宿とはそのためのもの)

 

例えばこんなの

  • サッカー部→サッカーのプレイ能力
  • 情報系の大学ゼミ→プログラミングスキル
  • 演劇系サークル→舞台表現力の向上

もちろん個々のスキルが一朝一夕で身につくわけではありません。しかし合宿と言う環境を最大限活用すれば、自分のスキルに自信をつけられます。

初めての通訳に挑戦。英語力に自信をつける

ゼミの合宿で台湾に渡航したときのことです。

 

訪問先の大学で実験の被験者を募集することになったのですが、現地の学生と英語でコミュニケーションをする担当に僕が選ばれました。要は通訳です。

 

もちろん通訳と言うほどたいそうな仕事ではありません。不幸にも(?)研究室でマシに英語が話せる人僕しかいなかったので、教授から直々に指名されました。

 

しかし、僕にとっては実験の右腕を担う大役です。早速英語の準備に追われました。

 

実験概要の英訳から被験者への説明文の暗記。想定質問への回答シミュレーションなど、もうてんやわんや。大学生活で、一番英語を頑張った瞬間と言っても過言ではありません。

 

実験当日は慣れないながら現地の学生と英語でやりとりし、伝わりに憎かったところや言い回しが分からない表現はその日のうちにまとめました。もうしんどかったです。

 

しかし、ゼミ合宿のおかげで英語でコミュニケーションを取る自信が一気につきました。

 

合宿と言うのはスキルアップに対してプレッシャーがかかりますが、そのぶん飛躍的に成長できます。自分の専門スキルを伸ばしたいなら、合宿はうってつけの行事です。

合宿は大学生にとって絶好の成長チャンス

いかがでしたでしょうか。

 

普段からゼミやサークルの人たちとは会っているし、合宿なんて参加する意味ないと思っている大学生も多いかもしれません。しかし、合宿を通じて得られるものは、みなさんが想像している以上です。

 

最後にもう一度確認しましょう。

  • 大学生の合宿の運営主体は学生。責任も重いが、やりがいもある。
  • 大学生がゼミ・サークル合宿に参加するべき理由は2つ
    • 参加者との絆が深まる:みんな普段は見せない意外な一面を持っている
    • スキルが向上する:短期集中で鍛えたスキルは自信に繋がる

僕も研究室に配属された頃は、「ゼミ合宿なんてだるい。なんで高い金を払ってまで参加せなアカンねん!」ってボヤいていました。

 

しかし、サークルの合宿3回とゼミ合宿2回参加して、自分の成長を肌で実感できたんです。みなさんも一度はゼミやサークルの合宿に参加して、己を磨きましょう!

合わせて読みたい記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です