【共通点あり】大学生が死にたくなる原因4つと解消法を解説!最新メンタル医学の研究も紹介

こんにちは、ガルシアです。

「大学に入ったけれど、いいことなさ過ぎて死にたい」

「死にたい気持ちが膨らんで誰かに相談したい」

「大学生がに死にたいと思わず楽しく生きられる方法ってないの?」

この気持ち、メチャ分かります。僕も大学生活の理想と現実のギャップに絶望し、毎日のようにベッドで死にたいと泣いていました。

しかし、安心してください。死にたいと言う気持ちは、皆さんが思っているよりカンタンに取り除けます。

この記事では、以下の内容に沿って紹介します。

  • 大学生が死にたいと思う主な原因
  • 死にたい気持ちを和らげる効果バツグンの方法
  • それでも死にたい気持ちが抑えられなかったら

私の体験談と、最新のメンタル医学の事例も交えて紹介します。ぜひ、最後までお読みください。

【共通点あり】死にたくなる大学生の特徴4選

いろんなバックグラウンドの大学生がいますが「死にたい」が口グセの人には共通点があります。

  1. 友達・仲間がいない
  2. 学業についていけない
  3. 生活習慣が乱れている
  4. 視野が狭い

順番に見ていきましょう。

1.友達・仲間がいない

大学に友達・仲間が少ないと、死にたくなることが増えます。

単純にどこへ行っても独りぼっちです。悩みを共有したり他愛もない話ができる友人がいたりしなければ、寂しくて病んじゃいますよね。

また、いつも一人だと周りから「あいつは友達がいない奴」とレッテルを張られるかもしれません。

周りの目とコミュニケーションの苦手さから友人ができず、死にたくなる大学生は多いです。

2.学業についていけない

学業についていけずに、死にたくなる大学生もいます。僕がまさにこのパターンでした。

高校までは先生が手取り足取り勉強を教えてくれましたが、大学に入るとロクに教えてくれません。

  • 演習では資料だけ渡されて放置
  • TAに質問してもウザがられる
  • 授業で教えられていないことがテストにでる

独学力がないせいで、大学に入ったとたんに授業についていけなくなる人は少なくありません。

加えて、勉強を教えてくれる友達もいなければ絶望的でしょう。

勉強についていけないせいで、メンタルを病む大学生は珍しくありません。

3.生活習慣が乱れている

生活習慣の乱れも、大学生が死にたいと思う気持ちを強めます。

幸福物質のセロトニンの分泌が弱くなり、うつ病のリスクが高くなるからです。

精神科医の樺沢先生も、著書でこう言っています。

セロトニンは、覚醒、気分、意欲と関連した脳内物質で、セロトニンが低下するとうつ的になります。

引用:ストレスフリー大全

高校の時のように、大学は朝から授業があるとは限りません。

昼から始まることもありますし、授業をサボっても怒られないでしょう。

自由過ぎるがゆえに不規則な生活が加速し、メンタルバランスも崩れてしまうのです。

4.視野が狭い

厳しい言い方ですが、死にたい大学生は視野が狭いケースが多いです。かくいう僕も視野が狭い大学生でした。

ちょっとしたことで「もう死ぬしかない」と思い込んでいたものです。

  • 大学でいい成績が取れないから人生オワリだ
  • 大企業に就職しないと人生詰む
  • 人と違う人生を送るとか身の程知らずだ

これらは、大学という狭い環境が思い込ませている誤った価値観です。

大学の成績が悪くても、社会で活躍している大人はたくさんいます。

大企業に就職しないと人生が詰むなら、日本は滅びているでしょう。

見ている世界が狭いと、さほど問題ないことを必要以上に深刻に受けて止めてしまいます。

【メンタル医学で立証済み!】大学生が死にたくなる気持ちを抑える方法4つ

死にたい気持ちが強くなったときの対処法を4つ紹介します。

  1. 規則正しい生活を送る
  2. 定期的に運動する
  3. 友達・仲間を増やす
  4. 学業に専念する

精神医学でも効果が証明されている方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.規則正しい生活を送る

死にたい事情が何であれ、まずは生活リズムを直しましょう。

繰り返しになりますが、メンタルが不安定な大学生の生活の乱れはかなりひどいです。

精神科医の樺沢先生も、メンタル疾患の患者さんの生活の乱れを指摘しています。

私は25年間以上、精神科医として、メンタル疾患が治りやすい人と治りにくい人の特徴を観察してきました。メンタル疾患が治りにくい人の特徴をは、「昼まで寝ている」ことです。

引用:ストレスフリー大全

死にたい、助けてと言う前に規則正しい生活をしましょう。

2.定期的に運動する

運動が死にたい気持ちとなぜ関係があるんだ?と思うかもしれません。しかし、運動はメンタルを安定させるためにメチャ重要です。

ハーバード大学の研究では、運動習慣が多い人は、うつ病にかかる確率が20~30%低いことが明らかになっています。

大学だと、体育の授業が必須のケースは少ないです。そして前述の通り、朝に授業があるとも限りません。

そのための、不規則な生活が運動不足に拍車をかけることもあるでしょう。

体を動かさずロクに家から出なければ、健全な人間でも死にたくなります。

最初は朝散歩からでもいいので、死にたくなったら運動を始めましょう。

3.友達・仲間を増やす

自分と気の合う友達や仲間を増やせば、死にたい気持ちは抑えられます。孤独は大学生の皆さんが思っている以上に深刻です。

孤独の健康へのリスクは、「タバコを1日15本吸う」「肥満者の死亡率の2倍」に匹敵します。

引用:ストレスフリー大全

とは言っても「友達がカンタンに作れるなら苦労はしない!」と反論したくなるかもしれません。

そして、誰とでもつながればいいというものではありません。ある研究では、険悪な人間関係は孤独より害だとする意見もあります。

つながるべき友達を選んでこそ、孤独は解消されるもの。

具体的にどんな友達を作ったり縁を切ったりするべきかは、下の記事で紹介しています。

4.学業に専念する

なんで死にたくなったら学業に専念せなアカンねん!って怒り心頭の大学生の方、落ち着いてください。

学業に目標を置くのは、幸福物質のドーパミンを得るのに一番手っ取り早いからです。

ドーパミンとは、何か目標を達成した時に分泌される幸福ホルモン。

  • 仕事で評価されてうれしい
  • 給料が上がってテンションアップ
  • 部活の大会でいい成績をとって承認欲求が満たされる

どれもドーパミンが分泌される瞬間です。しかし、大きな目標を見つけること自体がめんどうって大学生もいるでしょう。

そこでどの大学生にも必須の学業に専念すればOK。

いい成績を取ることを目標に勉強すれば、自然とドーパミンが分泌されます。

ただし、生活習慣を整えて孤独を解消した上で、学業のことを考えてください。なぜなら、健康と人とのつながりを満たせないと、ドーパミンの効果が半減するからです。

イメージとしては、会社で昇進(ドーパミンを得る)しても毎日残業続きで生活が乱れて、家族に見放されているお父さんのようなもの。幸せにならなさそうですよね。

学業に専念する(ドーパミンを得る)土台をつくるために、まずは規則正しい生活を送り、仲間を増やしましょう。

【それでも死にたくなる大学生へ】相談窓口を利用すべし

ここまで、大学生が死にたくなったときの対処法を紹介しました。しかし、これでも死にたい気持ちが拭えない大学生もいるかもしれません。

自分の力でどうしようもないところまで来ているなら、相談窓口を利用しましょう。

特に利用してほしいのは、大学のカウンセリング。大学生特有の悩みに寄り添ってくれるので、使わない手はありません。

ただし、相談窓口はガス抜きと考えてください。

孤独な大学生が学校の相談窓口に行ったからといって、翌日に陽キャが顔負けするほど友人に恵まれることはありません。

しかし、人は不思議なもんで何も現状が解決していなくても、30分でも自分の話を聞いてくれるとビックリするくらい心が晴れやかになります。

一時的とはいえ、メンタルを安定させなければ悩みの根本解決に向かうことはないでしょう。

何をやっても死にたい気持ちが収まらないなら、第三者の助けを借りるべきです。

【最後に】死にたくなる大学生に伝えたいこと

これまで、死にたくなったときの対処方法を紹介してきましたが、それでも死にたい気持ちがぬぐい切れない人もいるかもしれません。

そんな人たちに伝えたいことがあります。

「死なないでください」

それだけかよと思うかもしれませんが、最後は生きてほしいと言うしかないんですよね。

どこかの自己啓発書みたいに「生きていればいいことがあるさ!」「もっと前向きに生きよう」など、無責任なポジティブを押し付けるつもりはありません。僕も大キライです。

しかし、死んでしまうと何パーセントか残っていたであろう幸せをつかむ確率はゼロになります。これは、誰がどう見ても明白な事実。

その幸運はいつ来るか分かりません。

僕も大学生の時に死にたいと思って死んでいとけばよかったと思うことはありました。

しかし、試行錯誤を重ねた32歳の今、人生の幸せをつかめています。

  • 人間関係に恵まれた職場がある
  • 友達・仲間が増えた
  • メンタル医学を勉強して心身共に健康

大学生の皆さん、死にたくなったらこの記事を読み返してください。

少なくとも、読んでいる間は死にたい気持ちがやわらぐでしょう。

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