こんにちは、ガルシアです。
「大学に入ったはいいけれど、目的が何もない」
「恵まれた大学生活を送っているが、自分の人生に意味を見出せない」
今大学生の皆さんは、こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
その気持ちめちゃ分かります。僕も入学するためだけに受験勉強を頑張ってきたクチです。大学でやりたいことなんてありませんでした。
だから、いつも「なんで生きてんだ俺?」と自問自答しました。
結論から言うと、生きる意味なんてなくても幸せな大学生活は送れます。ここでは、生きる意味を見失った大学生がイキイキと学生生活を送れるヒントをご紹介します。
精神科医の研究など科学的根拠からアプローチしたノウハウも紹介しています。ぜひ、最後までお読みください。
Contents
【大学生が知るべき大前提】生きる意味なんてものは存在しない
大前提として、人がなぜ生きているのかなどと言う疑問が無意味だと思ってください。皆さんが産まれてきたのは単なる偶然だからです。
お聞きしたいのですが、ご両親に「こんなことをするために人生送りたいから、ちゃんと産んでくれよな!」なんて言ったことある人っています?
いないですよね。たまたまご両親が何かのご縁でつながってあなたを産んだだけです。
そこに「何のために産まれてきたのか」「人はなぜ生きているのか」など自問自答すること自体が見当違いです。
まずはそれをしっかり認識しましょう。
しかし、理屈では分かっていても、生きる意味を考えてしまうのが人間という生き物。次に、大学生が生きる意味を考えこんでしまう理由を解説します。
【目的を見失う!】自分が何をしたらいいか分からない大学生の特徴5つ
生きる理由に悩む大学生には、大きな特徴が5つあります。
- 入学そのものが目的だった
- 周囲に流されがち
- 暗い未来しか想像できない
- 視野が狭い
- 向上心がある
私の体験談も交えながら解説しますね。
1:入学そのものが目的だった
生きる意味に悩む大学生に一番多いパターンが、大学入学そのものが目的であることです。
特に難関大学の受験生は、大学入学を人生の最終ゴールかのように命を削って受験勉強をします。
晴れて合格して第一志望の大学に入っても、入学後の目的がないから路頭に迷う人は少なくありません。
実際私の友人にも、大学での目標がなく無意味に留年と転学部を繰り返して、最後に大学を辞めた人がいました。
入学が目的だった大学生は、生きる意味を見出しづらいようです。
2:周囲に流されがち
周囲の人たちに流されやすいのも、何のために生きているか分からないと悩む大学生に多い特徴です。
自己主張が苦手なために、他人の意見や頼みごとに対してNoと言えないのでしょう。
みなさんにもこんな経験はないでしょうか。
- 好きでもないサークルの飲み会に参加
- 友達の代わりに登録していない授業に出る
- 親の命令で頻繁に帰省
気づけば、他人の意向に振り回されて疲弊しているなんてことは、あるある中のあるあるです。
自分を優先できないと「自分の人生ってなんなん?」と悩むのも無理はありません。
3:暗い未来しか想像できない
将来に希望が持てない大学生も、生きる意味を見失いがちです。
なぜなら、未来が暗いと幸せに生きられる自分を想像できないからです。
僕もかなりネガティブな大学生だったので、悲惨な将来ばかり想像していました。
- コミュニケーション苦手だから孤独になるかも
- 全うに就職できる気がしない
- ホームレスになる夢をしょっちゅうみる
幸せになれる自分が想像できないと「何で生きてるんだ」と疑問に思うのは、自然なことでしょう。
4:視野が狭い
視野が狭いのも、生きる意味を見出せない大学生にありがちな特徴です。
見ている世界が狭いと、人生の可能性を無意識のうちに狭めてしまいます。
みなさんも、以下のような思考にハマったことはありませんか?
- 結婚しなければ幸せになれない
- 大企業に入らないと人生詰む
- 子供は親に感謝するもの
別に間違いでは言いません。
しかし、実際には結婚しなくても幸せな人は星の数ほどいます。大企業に入れないせいで人生が詰んだ人も見たことがありません。
視野が狭い大学生は、多様な選択肢を考えられないため「何でこんな世の中で生きているんだ」と落ち込むのでしょう。
5:向上心がある
意外に思うかもしれませんが、生きる意味に悩む大学生には向上心があります。
なぜなら、現状に満足していないからです。
みなさんの中にもこんな感情が渦巻いていませんか?
- もっと夢中になれる何かがあるかもしれない
- もっとお金持ちになれる未来があるかもしれない
- もっと気の合う仲間を見つけられるかもしれない
もし、現状に満足できているなら生きる意味なんて考えません。
僕の友達にも絵にかいたような能天気者がいますが、良くも悪くも現状にメチャ満足していました。
つまり、生きる意味を常に問える大学生は向上心が強いと言えます。
【生きる希望がない?】充実した大学生活を送る超大切な要素3つ
ここでは、充実した大学生活を送る3つの要素を紹介します。
精神医学の研究でも立証されているものなので、ぜひじっくり読んでみてください。
- 良質な人間関係
- 達成感
- 健康的な生活
1:良質な人間関係
生きる意味を見出せない大学生は、良質な人間関係を作ることに専念してください。良い人間関係は人の幸せと密接な関係があるからです。
ハーバード大学の70年に渡る調査では、良い人間関係に恵まれている人が一番幸福度が高いそうです。容姿や収入、地位は全く関係ないとのこと。
一方、孤独に甘んじている人は健康リスクが高く、うつ病などのメンタル疾患も見られたそうです。
端的に言うと、仲のいい友達・恋人がいたら生きる意味に悩むことは減るでしょう。
「何で生きているのか分からない!」と嘆く前に、自分と気の合う友達や仲間を見つけましょう。
2:達成感
達成感を得るのも、大学生が幸せに生きるために必要な要素です。人は達成感を得るとドーパミンと言う幸福物質が分泌されます。
みなさんにも、以下のような経験をしてうれしくなったことはないでしょうか。
- バイト先で上司に褒められた
- 学校の成績が上がった
- 難しい資格に合格した
何か目標を達成したら、人は幸せになるように作られています。
「目標なんてないよ!」って悩んでいる大学生は、次章の「【生きるのがしんどい?】生きる意味に悩む大学生がやるべきこと5つ」を参考にしてください。
ただし、良質な人間関係ができたうえで、目標づくりをしてください。
なぜなら、オキシトシンと言う人間関係から得られる幸福物質がないと、ドーパミンの効果が半減するからです。
つまり、どれだけ学業優秀でも孤独だったら幸せが半減するということ。
満たす順番はオキシトシン(良い人間関係)→ドーパミン(目標達成)なのを頭に叩き込んでください。
3:健康的な生活
何のために生きているか分からないと落ち込んでいる人は、不規則な生活を送っているケースが大半です。
繰り返しになりますが、生きる意味を見出せないと悩む原因のほとんどがメンタル的な問題です。
そして生活リズムが乱れていると、メンタルにとんでもない悪影響を及ぼします。精神科医の樺沢先生は著書でこう言っています。
うつ病の予防法を一言でいえば「規則正しい生活」です。
これに勝るものはありません。睡眠不足、運動不足、乱れた食生活はすべて「規則正しい生活」からの逸脱です。引用:ストレスフリー超大全
健康的な生活を送れたらほとんどの悩みは解決します。問題の根本が解決する保障はありませんが、メンタルが安定するだけで幸福度が上がるでしょう。
何のために生きているか分からないと悩むなら、まずは生活リズムを整えましょう。
【生きるのがしんどい?】生きる意味に悩む大学生がやるべきこと4つ
ここでは、生きるのがしんどいと悩む大学生実践してほしいことを4つ紹介します。
前章の大学生が充実した人生を送る3要素に深く関係しています。ぜひ、じっくり目を通してください。
- 友達・仲間を増やす
- 新しいことにチャレンジする
- たくさん本を読む
- 早寝早起き
1:友達・仲間を増やす
生きる意味に悩んでいる大学生は、友達を増やしましょう。仲間がいたら毎日の学生生活が楽しくなります。
一方、友達が一人もおらずいつも一人なのはおすすめしません。精神が蝕まれます。
僕も友達がおらず、下宿先のアパートで一人ネットばかり見ていた時は「俺、何で生きているんだ?」と堂々巡りな自問自答を繰り返していました。
生きる意味なんか考えているくらいなら、気の合う友達を作ってバカ話をしている方がよっぽど健全です。
具体的な友達の選び方は下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
2:全く新しいことにチャレンジする
ありきたりですが、大学生のうちに全く新しいことにチャレンジすることをおすすめします。なぜなら、成長する余地しかないからです。
僕も最近完全初心者からピアノを始めました。
全く楽譜が読めない状態から次々と曲が弾けるようになったので、やるたびに達成感を得られます。
前述の通り、達成感は幸福物質のドーパミンを得られる一番手っ取り早い方法。できないことができるようになると人はカンタンに幸せになれます。
大きな目標を立てる必要はありません。今までやってこなかったことにチャレンジしてみましょう。
4:たくさん本を読む
生きる意味に悩んだら、なるべくたくさんの本を読みましょう。自分が知らなった世界や価値観に触れられるからです。
京大卒で日本一有名なニートのphaさんも著書でこう言っています。
知識は人を自由にする。
いろんな本を読んで、世界にはいろんな価値観や生き方があると知ることができて、自分の生き方にある程度自信を持てるようになった。本を読むことで、僕は生きるのが楽になった。引用:持たない幸福論
繰り返しになりますが、生きる意味が分からないのは視野が狭くなっているからです。
そんなとき、本を読んで多様な価値観を学べば「こんな生き方もアリなんだ!」と自分に自信を持てることでしょう。
僕も本で人生を救われた人間の一人です。お金もたいしてかからないので、人生に悩んだ大学生は、ぜひ読書をしてください。
5:早寝早起き
前述の通り、規則正しい生活はメンタルを安定させるセロトニンを分泌するので、メチャ大事です。特にやるべきは早寝早起き。
僕も早寝早起きを心掛けている期間は、総じて精神が安定していました。
一方寝不足の日は最悪です。普段なら過ぎりもしないようなネガティブ思考に囚われ「俺は何で生きているんだ?」と負のループに陥ります。
生きる意味に悩んでいる大学生のほとんどは、生活が乱れています。早寝早起きは特別な能力もお金もかからないので、今日から始めましょう。
【人生どうでもいいなんて言うな!】大学生は人生のゴールデンタイム
この記事では、何で生きているのか分からないと悩む大学生に役立つ内容を紹介しました。
最後にもういちど確認しましょう。大学生がイキイキと人生を送る要素はこの3つです。
- 良質な人間関係をつくる
- 達成感を得られる何かをする
- 規則正しい生活を送る
繰り返しになりますが、良質な人間関係を築くのは特に大切です。気の合う仲間に恵まれていれば必要以上に生きる意味に悩む必要はありません。
ここで紹介した記事を参考に、今を楽しく生きられる大学生になってください。
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