こんにちは、ガルシアです。学生時代に30社以上の会社を受けて、某大手企業から内定を取った若手社会人です。
- 納得のいく就活をしたい
- 学生時代の経験をうまく就活でアピールしたい
- 就活で無用な失敗は避けたいけど、いい方法はないかな
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事で紹介する大手企業サラリーマンが就活で死ぬほど後悔したことを読めば、あなたが就活で後悔することはなくなります。
なぜなら、僕がやってしまって(もしくはやらなくて)後悔したことばかりだからです。この記事を読み終えた頃には、あなたは自信を持って就職活動に臨めることでしょう。
Contents
就活で後悔する原因は2つ!
就活で後悔する原因は以下の2つに分類できます。
- 内定がなかなか出ないから
- 入社後にギャップを感じるから
内定が出ない
内定が出ないと就活で後悔する場面が出てきます。なぜなら、企業が求める人材になれてないことが分かり「ああ、あの時ああしとけばよかったなあ」と悔やむからです。
僕も選考で落ちまくっていたときに、「大学1,2年の時にもっとやっときゃよかったなあ」って後悔するものがどんどん頭をよぎりました。
人が後悔するのは、えてして結果が伴っていないときなのです。
入社後にギャップを感じる
意外と多いのが入社後に就活で後悔することです。なぜなら、自分が思っていた会社と違うからです。
下の引用を見てください。内閣府が調査した若者が離職する理由の一覧です。一番左の項目の仕事が合わなかったからが理由の半分近くを占めています。
引用元:内閣府
実は僕も入社前後のギャップに苦しみました。
最高の会社に入った!ってルンルン気分で入ったら、思っていたのと違う部分が立て続けに発覚。一時は会社を辞めようかと思い悩んだくらいです。
自分が想像していた以上に入社後のギャップを感じたときにも、就活の後悔が脳裏を過ぎります。もっとしっかり就活をしておくべきだったと。
【現役大手サラリーマンが語る!】就活で死ぬほど後悔したこと
それでは就活で後悔する原因がわかったところで、実際に後悔した内容を5つ紹介します。
後悔はしましたが、どの項目も自分なりに解決策を実践していますのでそこにも着目してください。具体的には以下の5つです。
- 学業で良い成績を取らなかった
- 仕事内容をよく確認しなかった
- OBOG訪問をしなかった
- 的外れな自己PRばかりしていた
- 給与・福利厚生を軽視していた
就活の後悔1:学業で良い成績を取らなかった。
僕がダントツで後悔しているのが、学業を疎かにしていたことです。僕が大学に入った頃は先輩から「学校の成績なんてどうでもいいよ。企業の人事なんてそんなの見てないんだから!」って豪語していました。
実際その先輩も成績はクソ悪かったらしいのですが、普通に就職していたんです。なーんだ。それなら学業するのもアホらしいわ、遊び倒したろーって信じ込みました。
はい、あの時の自分をしばき回してやりたいです。
GPAが低くて門前払いされる日々
僕は理系でしたので、大きい企業を受けるときには学校推薦が受けられたんです。一般選考と違って学校推薦は面接も少なく、学内選考さえ通過できればほぼ合格みたいなものでした。
「これめっちゃオイシイじゃん!。受けよっと!」って思って募集要項みたら愕然としました。どれもGPAが4.0近くないと応募すらできない企業ばかりだったんです。
考えてみれば当たり前の話です。これから一人前のエンジニアとして働いてもらわねばならないのに、学業ごときでつまづかれたら会社としてはたまったもんじゃありません。
これはエンジニアに限らずどの職種でも言えるでしょう。スタートラインにすら立てなかった僕の頭にあったのは「もっと勉強しておけば良かった」の言葉だけでした。
関連記事:理系大学生が在学中に絶対にやるべきこと5選
卒業研究と就活を併行して逆転内定
成績に関してはもうどうしようもありません。企業側が学業を重視していると分かってから、何とかして専門でがんばったことをアピールできないか考えました。
成功したのが、卒業研究のアピールです。大半のゼミは就活が終わるまで卒研はしなくて良いとなっていると思います。
しかし、学業成績が振るわない就活生は卒研で差別化するべきです。なぜなら大半の学生は卒業研究はしていないからです。
僕は卒業研究の内容を全面的に押し出してから、選考が進みました。おかげで第一希望の会社から内定をもらい、7年目の今もその会社で働いています。
就活の後悔2:仕事内容に目を向けなかった。
就活生の皆さん、仕事内容は大事ですよー。就活中は企業風土や経営理念、会社の知名度に目が行きがちです。
もちろん大事なことではあります。しかし、仕事内容が自分に合わなければどれだけホワイト企業に入っても後悔します。
これは入社してから後悔する人が多いですね。僕もそのうちの1人でした(今は問題ないですが)
向いてない部署に配属される
エンジニア採用と言うこともあって最初に配属されたのは技術現場でした。もちろん分かって入っているつもりでしたが、まあ想像以上に向いてなくてびっくりしましたね。
手先が不器用だから配線は死ぬほどヘタクソだし、現場実習の成績は歴代の新入社員でダントツに悪かったらしいです(笑)。「何でこんなカンタンなこともでけへんねん!」ってボスにどやされる毎日。
自分の不器用さがこんなに影響するとは思いませんでした。もっと仕事内容は調べておくべきだったと後悔。
その部署では3年働きましたが、向いていない旨を上に言い続けていたので配置転換されることになりました。
幸いその部署は自分に向いていたので今でもそこで働き続けています。
就活の後悔3:OBOG訪問をしなかった
「OB,OG訪問なんてめんどくせーしダリいな」って思っている方、今すぐその考えは捨ててください。僕はOB,OG訪問をしなかったせいで少なくとも2,3社内定を逃しました。
会社に対する理解が深まる
OB,OG訪問ってなんのためにやるかって言うと、実際に働いている先輩を見て仕事の現実を知るためなんです。企業説明会ではどうしても良い面しか会社は話しません。
良い所しかない会社なんて存在しないんです。悪い面も含めてその会社に入りたいかどうかを企業側は見ています。
早い話、説明会だけで会社を知った気になった人材はいらないんですよ。受ける企業に対してどれほど理解があるか。
そこを知るにはOBOG訪問は最適です。
就活の後悔4:間違った自己PRばかりしていた
間違った自己PRと言うのは、相手が求めている人物像をアピールしていないということです。例えばすし屋で大トロを頼んでいるのに店が「ウチはサーモンが最高なんですよ!」って推されたらウザいでしょ?
そんなん言われんでも分かってるわって思うかもしれません。
しかし、内定をもらえない就活生は全員おんなじことをしています。かつての僕がそうでした。
就活でTOEICのスコアをアピールして大失敗
面接に立て続けに落ちていたときですかね。自分の武器がTOEICだと信じて(スコアは当時720)を全面的にアピールしていたんです。
しかし面接官の反応はよろしくない。むしろ顔を険しくする一方。
軒並み受けた会社は不合格で、なんでだろうなーって考えました。他の先輩方にアドバイスをもらって気づいたのは、TOEICのスコアなんて求められていないと言うことでした。
エンジニアの卵として就活をしているのだから、大事なのは学業や研究のはずです。それなのにTOEICのスコアばかりPRされても企業は相手にしてくれません。
そうだと気づいてから僕は自己PRの内容を変えました。今まで英語力をアピールしていたところを卒業研究に切り換えたんです。
そしたら選考が進む進む!。おかげで今の勤め先から内定をもらうことができました。
企業がどんな人材を求めているかを正確に把握しましょう。それに合わせて自己PRをするべきです。
関連記事:就活でTOEICのスコアをアピールしてはいけない2つの理由
就活の後悔5:給与・福利厚生を調べなかった
行きたい企業の給料、福利厚生を調べなかったことも後悔の要因でした。なぜなら、思っていたより年収が上がらなかったからです。
就活の時は給料や福利厚生は軽視されがちですが、これらがミスマッチするとこれからのライフイベントに影響が出てきます。
ライフイベントとは以下のようなもの
- 結婚
- マイホームの購入
- 子供の進学・就職
- 親の介護
これらのライフイベントはマジで金がかかります。結婚式だって数百万円単位でお金が必要ですからね。
もし年収が低かったら、これらのライフイベントに足踏みせざるを得ません。僕も業界の中では年収が低い方になるので、いつもお金に頭を悩ませています。
もし行きたい会社が見つかったらその会社の平均年収を調べましょう。上記のライフイベントを全てクリアしたいなら最低600万円は欲しいです。(因みに僕の会社の平均年収は670万円です。)
【後悔ナシ】就活のためにやっといて良かったこと
さて、就職活動の後悔をつらつらと書きましたが、後半は就活動をすすめる上でやっといて良かったことを3つご紹介します。
- 就活資金を貯めた
- 合同説明会は一切参加しない
- 大企業中心の就活
順番に解説します。
就活のためにお金を貯金
就活をスムーズにやるために貯金はしておいて正解でした。なぜなら就職活動はお金がかかるからです。
企業側は予算を絞るために就活生には選考に出向くためのお金を減らしています。(出すのはせいぜい最終面接くらい)
遠方に行こうと思ったら全て自己負担。僕も東京に面接に行くだけで数万以上も交通費がかかりました。もしお金がなかったら遠方の企業に応募するのすらためらったでしょう。貯金は内定に近づくための貴重な資源なのです。
貯金はぜったいしましょう。
合同説明会不参加
これはやって良かったというよりやらなくて良かったと言ったほうがいいかもしれません。合同説明会は行かなくて正解でした。
合説に言ったメンバーから聞くと「あれはしょせん企業ショーだから得るものがない」と口を揃えて言っていました。
もし行くなら企業の個別説明会に絞るべきです。
やはり効果があるのはOBOG訪問
先の内容の繰り返しになりますが、企業を知るのに一番大切なのがOBOG訪問です。あそこまで企業の実態を知れるイベントは他にありません。
僕は個別説明会だけに絞っていたので苦労しました。OBOGさんとは積極的につながりましょう。
大企業中心の就活はアリ!
ここは賛否両論かもしれませんが、あえて進言します。大企業を中心に就活をしたのはアリでした。なぜなら、受かったときのことを想像するとモチベーションが上がるからです。
僕も大企業勤めだから分かるのですが、安定度は中小企業の比ではありません。給料、福利厚生、社会的ステータス面どれを取っても入社後のアドバンテージが違います。
就活も人手不足売り手市場になっているので、わざわざ不安定な中小を目指す必要はないと思っている派です。
僕の感覚値では大企業7割、中小企業3割くらいの比率で就活することをおすすめします。
まとめ:後悔のない就活をしよう
いかがでしたでしょうか。いまでこそ、現在働いている会社はそれなりに合っていると思っていますが、それでも就活時の後悔はデカかったです。
最後にもう一度確認しましょう。
- 就活で後悔する原因は2つ
- 内定が出ない:反省点が浮き彫りになるとき後悔が出てくる
- 入社後にギャップを感じる:思っていた会社と違うときに、就活の後悔が大きくなる
- 就活で死ぬほど後悔したこと5つ
- 学業を疎かにするな:スタートラインにすら立てない。
- 仕事内容はよく調べよう:向いてない仕事について良いことはない。
- OB,OG訪問をせよ:入社後のミスマッチを防げる
- 会社に合わせて自己アピールせよ:求められていない能力を推してはいけない
もちろん就活で人生が決まるわけでではありません。しかし、後悔しなくて済むならそれに越したことはないでしょう。
ぜひこれらの項目を参考にして後悔しない就活をして下さい。
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