こんにちは、ガルシアです。
- 大企業に入るなら総合職と一般職どちらがいいの?
- 一般職って腰掛じゃないの?
- 一般職のメリットって何?
こんな疑問にお答えする記事を書きました。
この記事で紹介する大企業一般職のメリット5つを読めば、一般職がいかに素晴らしいかが分かります。
なぜなら僕も今の会社に一般職で入社して7年経ちますが、そのメリットを痛感しているからです。ホンネを言うと「総合職じゃなくて良かったー。」ってホッとしたくらいです。
それでは参りましょう!
Contents
【まず始めに】大企業総合職と一般職の主な違い2つ
一般職のメリットを知る前に、総合職と一般職の違いを知りましょう。なぜなら違いが分からないと一般職のメリットがイマイチ理解できないからです。
会社によって程度は違いますが、総合職と一般職の違いは主にいかの2つです。
- 昇進スピードが違う
- 転勤頻度や範囲は異なる
昇進スピードが違う
総合職と一般職では昇進ペースがだいぶ違います。原則として総合職の方が早い。なぜなら、総合職は会社の幹部にする前提で採用しているからです。
僕の勤めている会社でも、中間管理職になるのに総合職採用なら7,8年でなれますが、一般職採用だと15年くらいかかります。
早く上に上がるなら基本は総合職優位です。
転勤頻度、範囲が異なる
総合職と一般職では転勤の頻度や範囲が変わります。基本総合職は転勤がメチャ多い。(しかも全国レベル)なぜなら会社は総合職に幅広い業務知識を身につけてもらいたいからです。
僕の同期の総合職は入社してからこの7年間で3回も転勤しました。一方の僕は勤務地は変わらず部署異動を一回経験しただけ。
総合職に転勤異動が多いのはどこの大企業も同じです。
【7年働いて痛感!】大企業一般職の圧倒的メリット5つ
それでは総合職と一般職の違いが分かったところで、一般職の圧倒的メリットを5つ紹介します。
・ストレスが少ない
・学歴差別がない
・スキルアップしやすい
・総合職並みの出世が狙える
・福利厚生はみな同じ
順番に見ていきましょう。
大企業一般職はストレス小
一般職入社で一番感じたのは、仕事のストレスが少ないことです。なぜなら総合職に比べて仕事の責任が軽いからです。
一般職は基本上からの指令を忠実にこなせばいい職分なので、ある意味気楽です。少し言葉を変えるといい意味で期待されていません。
一方、総合職は出世前提で採用されているから期待値も異様に高く、その重圧に押しつぶされて心を病んだ人をけっこう見てきました。
総合職はロクな教育も受けず現場に放り出される
僕の勤め先では一般職は現場で使える人材になるために、入社1年目はみっちり研修、教育を受けます。僕も技術職採用でしたが、本当に1から技術屋のイロハを叩き込まれました。
一方の総合職は基礎教育もすっとばして現場に放り込まれます。なぜなら「総合職やしこれくらいできるやろ」ってムチャな期待を背負わされているから。
僕も現場で何人か総合職の新人を教えてきましたが「いやー、基礎訓練も受けずに実務やらせるなよ」って思いました。
何ごとも順序ってものがあるのに、総合職はその賢さと明晰さ故に理不尽な仕打ちを良く受けます。その結果堪え切れず心を病んだ人たちもいました。
一般職は学歴差別なし
意外に思われるかもしれませんが、一般職は驚くほど学歴差別がありません。なぜなら採用で学歴を重視していないからです。
僕の会社だと大企業ながら学歴はマジでみていません。同期の出身校を聞くと「どこのFラン大学だよww」って突っ込みたくなるような奴らばかり。(口が悪くてスンマセン)高卒もかなりの割合を採用しています。
一般職は総合職以上に実力世界
前章で一般職はストレスフリーといいましたが、現場ではビックリするくらい実力世界です。いい大学を出ても現場の仕事がこなせないと認められませんが、最前線で活躍できれば高卒だろうが高い評価をもらえます。
そういう意味では一般職は学歴差別がないと言うより、学歴が通用しない職分と言った方が良いかもしれません。
一般職はスキルアップしやすい
一般職は総合職よりスキルアップしやすい環境にいます。なぜなら、同じ仕事をずっと続けるからです。営業なら営業、SEならSEと基本的に仕事内容が大きく変わることはありません。
同じ仕事をずっと続けたら、自然と専門性が上がってきます。専門性が磨けるのは一般職の強みでしょう。
1つのスキルを極めると転職がラク
一般職で専門を極めたら転職がラクになります。なぜなら、世の大企業はスペシャリストを求めているからです。
僕の会社に入ってくる転職組も、前職では技術系一般職として現場でスキルを極めた人ばかりでした。もちろん腕もピカイチ。
一般職は転職でもかなりアドバンテージを取れます。
一般職でも出世が狙える
一昔前なら一般職が出世するなんてありえない話でしたが、最近は事情が変わってきました。
現代の大企業では一般職採用でも総合職並みの出世が狙えます。なぜなら企業側が一般職の有能さに気づき始めたからです。
いや、もう少し口悪く言うと総合職がそこまで使える人材じゃないということです。
一般職は現場感覚に優れている
僕の職場にも一般職上がりと総合職上がりの係長がそれぞれいますが、前者の方がはっきり優秀です。なぜなら、現場経験が長いから、今職場で何をすべきか分かるからです。
一方総合職上がりの管理職は経験も浅いですし、現場にほとんどいたことがないからかなり的外れな施策を打ち出します。
ここらへんの実態に会社が気づいて、一般職を積極的に昇進させるようになってきました。遅いながらも昇級規定は徐々に変わってきています。
一般職だと出世できないと言うのはもはや過去の話になりました。
一般職には選ぶ権利がある
- 一般職でも出世しないと会社に残れないの?
- 現場に居続けたいから一般職で入ったのに、出世なんかイヤだ。
こんな悩みをもつ方々に伝えたいのは、一般職は出世するかしないか選ぶ権利があるということです。
一般職でも出世が狙えるといいましたが、それは野心があったら目指せばいいだけのこと。出世がイヤならばそのまま現場の仕事をつづけたらいいんです。
要は一般職にはキャリアを選ぶ自由があるということです。総合職だとこうはいきません。
総合職は絶対に上に上がらなければいけません。もし昇進を拒もうものなら会社で干されます。
僕の同期の総合職でも現場にずっと居たかったけど、ムリヤリ係長にさせらた人がいました。今でもけっこうシンドそうに仕事をしています。
会社で自由なキャリアを歩みたいなら一般職一択です。
福利厚生はみな同じ
一般職入社だろうが総合職採用だろうが、会社から受けられる福利厚生はみな同じです。
基本給に違いはあれどボーナスの月額は同じですし、一般職採用だからといって会社の保育所が使えないなんてこともありません(てかそんなことしたら大問題)
福利厚生がいっしょなら、仕事の負担が少ない一般職がいいと思いませんか?。同じ権利をもらえるならラクな道を選びましょう!
【例外あり】大企業に一般職で入社しないほうがいい人2パターン
ここまで大企業一般職のメリットを褒めちぎってきましたが、一般職で入らない方がいい人がいます。
下のパターンに当てはまる人は総合職入社をおすすめします。
- とんでもなく出世意欲が高い
- 超高学歴
とんでもなく出世意欲が高い
とび抜けた出世意欲がある人は一般職で入るべきではありません。なぜなら、キャリアアップの遅さに耐え切れないないからです。
以下の項目に当てはまっているなら総合職一択です。
- 何が何でも役員になりたい
- 若くして年収1000万円プレーヤーになりたい
- 人を使う側に回りたい。
一般職でも出世が狙えるとはいいましたが、やっぱり時間がかかります。早く上にのし上がりたいたら総合職が王道でしょう。
超高学歴
読者の中に超高学歴の方がおられるなら一般職は避けましょう。なぜなら、高学歴ながら一般職応募すると「自分のポテンシャルを活かす気がない」と見なされてしまうからです。
具体的には以下の大学出身の方。
- 旧帝大(東大、京大等)
- 早慶上智
- 国公立医学部
総合商社等平均年収が高い業界はこの限りではないですが、学歴があまりに高い人が一般職を受けると煙たがられます。
仮に入社できたとしても。「あいつは一般職に逃げた負け組」みたいなレッテルを貼られます。不本意かもしれませんが上記の学歴に当てはまっている人は総合職応募をおすすめします。
大企業の一般職はメリットがいっぱい!
いかがでしたでしょうか。一昔の一般職といえば、OLがお茶汲みして寿退社するポジションみたいなイメージでした.
しかし、時代は変わっています。
最後にもう一度確認しましょう。大企業一般職のメリットは5つあります。
・ストレスが少ない:責任は現場仕事だけに限定されるから気がラク
・学歴差別がない:どこの大学でようが関係なし。ある意味実力世界
・スキルアップしやすい:同じ仕事を続けるから専門性が高まる
・総合職並みの出世が狙える:一般職の有能さに会社が気づき始めた
・福利厚生はみな同じ:同じ権利を享受できるなら気楽な一般職が有利
大企業に入るならぜひ一般職を検討してください。
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