こんにちは、ガルシアです。
今日は新海誠監督最新作「天気の子」を朝イチに観に行きました!。大好きな新海誠さんの最新作にワクワクドキドキ。
屈託ない感想をここで大公開したいと思います!
(注:ネタバレだだありなので、本編見てない方はそっとこのページを閉じてください)
Contents
【感想を言う前に】天気の子ってどんな作品?
(引用元:https://www.fashion-press.net/news/45511)
「あの光の中に行きたかった」
高校一年の夏。離島から家出し、東京からやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟と二人で明るくたくましく暮らす少女・陽菜。
彼女には不思議な能力があった。
「ねえ、今から晴れるよ。」
少しずつ雨が止み、美しく光りだす街並み。
それは、祈るだけで、空を晴れにできる力だった。
引用元:2019年週刊少年マガジン第33号
監督はあの新海誠さん!
天気の子を手がけるのは2016年に「君の名は」を大ヒットさせたアニメ界の巨星、新海誠監督!。彼のアニメ監督歴は長く、2002年のほしのこえを皮切りにスタートしました。
これでもかというくらい美しい風景描写と、それを取り巻くキャラクターたちの心の動き。
中でも2007年に公開された「秒速5センチメートル」はぜひ見て欲しい作品です。初恋の男女のすれ違いがここまでありありと描かれている映画を、僕は他に知りません!
天気の子のメインキャラクターを演じるのはこの人たち!
醍醐虎汰朗さん(森嶋帆高 役)
(引用元:https://a-light.jp/talent/daigo-kotaro)
2015年にエーチームグループオーディションに応募した若手俳優さん。有名なのは舞台「弱虫ペダルで」で主演役に抜擢されたところですね。
今回は初の大御所アニメの主人公役ということで目が離せません!。2000年生まれの期待の新星です!
森七菜さん(天野陽菜 役)
(引用元:http://ar-bre.jp/talent/nanamori.html)
2016年に地元大分でスカウトされ、数々のドラマ・映画でヒロイン抜擢されている若手女優の一人です。
代表作は実写版「心が叫びたがっているんだ!」の成瀬順 役ですね。僕も本作品を見ましたが、「なるほど、ガッテン!」って言うくらいピッタリな役でした!。
下の動画は作品紹介の一部です。よかったらどうぞ。
天気の子の感想一挙公開!。新海ワールドを余すことなく堪能!
雨続きの東京に陽菜のおかげで晴れが!
数ヶ月雨が降り続く東京に天気と繋がった陽菜が、次々と祈って晴れが訪れる!。人々は彼女の晴れの力にすがり、天気も心晴れる日々を取り戻します!
雨から晴れに変わるその風景はまさに心が明るくなる瞬間そのものだったように思います。
結婚式は青空のもと!
子供の運動会も晴れ!
彼氏とのデートも晴れ!
全ての人が晴れ女の陽菜のおかげで、みんなが幸せになる世界が現れる!。そんなハッピーな東京になはずだった。しかしそれは違いました。
天気の巫女は人柱
穂高の雇い主である須賀はとある神社を尋ね、ある神主の言葉を聴きます。
昔から天気とは天の気分。いつも天の心のままに動く世界に人間達が住まわせてもらっているという考えだったそうです。(とても日本らしい考え方です。)
しかし時には天と人を繋ぐ人柱となる巫女が天にお願いし、天気を人の望むように変える神事が村ごとに行われていました。
そうまさにその人柱が陽菜。東京で晴れになって欲しい願いを陽菜は一手に引き受けてしまったのです。
誰かが犠牲になってみんなが幸せになる世界は是か?
心と天気がつながった陽菜は徐々に不安定になり、東京は雨どころか真夏に雪なるような異常事態。体に異変が浸透する陽菜、人柱の意味を知る須賀と夏美。
もうみんな知っていたのです。陽菜が天に帰ることで異常気象が終わる、雨続きの日が終わり、人々の心も晴れになる世界が訪れる。
みんなはそれでいいかもしれない。しかし陽菜とずっと一緒にいた帆高は違いました。そんな世界があっていいはずがない。陽菜が消えてみんなが晴れになるなんておかしい。
僕はこの時点で半泣き状態。
東京に3年続きの雨と引換えに陽菜を取り戻す。
全てを押し付けてしまった帆高は天気と引換えに陽菜を取り戻します。天気なんか狂ってもいい、愛おしい人を取り戻せるなら異常気象でもいい!。
そう、愛する人のために帆高は晴れを代償に陽菜を取り戻したのです。
もちろん帆高に罪悪感がなかったわけではありません。陽菜が晴れ女をやめたせいで3年間東京は雨続き。東京都の1/3が水のそこに沈んでしまいました。
しかし、気にしすぎな帆高に須賀が一喝!「世界なんて最初っからくるってるんだよ。自分のせいでこうなったなんてうぬぼれんな。」
その言葉を聞き、帆高がどう思ったかは分かりません。しかし、あのときスクリーンの前にいたお客さんたちが何かを考えたのかは間違いないでしょう。
天気の子で新海監督が伝えたかったこと(僕の妄想)
ここから先は僕の妄想です。天気の子で伝えたかったことは以下の2つだと思います。
- 一人が犠牲になってみんなが幸せになる世界なんて良いわけがない
- 人には迷惑をかけてもいい
一人の犠牲に成り立つ世界に異を唱える。
陽菜は東京中の人々が晴れになってほしい願いを一手に引き受けて、人柱としての役目を果たします。
しかし、それは大人たちが自分の都合を押し付けるだけの偽りの幸福世界でしかありませんでした。
途中、陽菜が天に昇った途端、東京に夏の青空が訪れました。人々が喜ぶ姿を見て、帆高は泣き叫ぶほどの憎悪をあらわにします。
そう、帆高の叫ぶ姿こそ新海監督が伝えたかったことの一つ。誰かが犠牲になってみんなが幸せになる世界があってはいけない。そう感じました。
人には迷惑をかけてもいい。
若い人は人の迷惑を考えず、もっと好きな人に一途になってもいい。そんなメッセージがあったと思います。
帆高が最後に陽菜を取り戻しましたが、代償に東京の1/3を水浸しにしてしまいました。しかし須賀さんの「世界はもともと狂っている。自分達のせいでおかしくなったなんてうぬぼれんな。」
言葉はきついですが、用は何も気にするなってことでしょう。若干16歳の帆高と陽菜。まあ若い子達は回りの迷惑なんか気にせず、もっと突っ走ってほしいってことですね。(注:全部僕の妄想です。監督本人の真意は不明ですからね。)
天気の子は負けず劣らずの傑作!
いろいろつらつら書きましたが、天気の子は前作「君の名は」に負けず劣らずの傑作でした。
エンドロールまで観終わったとき、僕は涙をこらえるの必死なくらい心を動かされましたからね。
個人的には、君の名以上に楽しませていました。とりま百聞は一見にしかず!。みなさん天気の子を観に劇場へ足を運びましょう!
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