「北海道を旅行したいんだけど広すぎてなかなか周れない。」
「北海道を鉄道で巡りたいけど普通のきっぷは高い。」
「北海道でレンタカーと鉄道をおトクで便利に使いたい。」
こんな悩みを抱えていませんか?。僕も北海道が大好きでぐるっと周りたいなと思っていたのですが、チケット代が高い、レンタカーをずっと運転するのもしんどい等なかなか旅行に踏み切れませんでした。
そこでおすすめしたいのが北海道フリーパスです。結論から言うとコスパ最高!
僕も7日間の北海道旅行で使いましたが、38950円分の交通費を27430円まで抑えられました。普通にきっぷを買っていたら11520円も損していたことになるんです。
この記事では
- 北海道フリーパスとはどんなチケットか。
- 超おトクな理由2つ
- 使う際に気をつけるべきポイント4つ
- おトクに買う方法
の4点について解説します。
北海道を一周するならゼッタイ使ってほしいチケットです。北海道フリーパスを知らなかったら10000円以上は損するでしょう。ぜひ最後まで読んで下さい。
Contents
北海道フリーパスってどんなチケット?
北海道フリーパスは北海道内のJR在来線が7日間乗り放題のチケットです。具体的なサービスは以下のようになっています。
値段 | 27430円 |
有効期間 | 7日間(繁忙期を除く) |
乗り放題区間 | JR北海道在来線全線(途中下車無制限) |
販売期間 | 通年 |
利用できる列車、バス |
・普通列車 |
その他特典 | 対象の駅レンタカーが割引 |
北海道フリーパスが超おトクな理由2つ
北海道フリーパスがおトクな理由は以下の2つです。
- 特急の自由席も乗り放題
- レンタカー代が半額
1.特急の自由席も乗り放題
北海道フリーパスは特急の自由席も乗り放題なんです。はっきりいって特急に乗車できることが北海道フリーパスのコスパを爆上げしていると言っていいでしょう。理由は2つ
- 利便性が格段に上がる
- 格安で北海道中を巡ることができる
1【片道5時間短くなる!】ダントツで利便性が向上
北海道内で特急を利用できると利便性が格段に上がります。なぜなら普通列車より圧倒的に早く目的地に行けるからです。
下の表を見てください。
函館から札幌まで特急に乗るケースと普通列車で乗るケースを比べています。
普通列車のみ(函館~札幌) | 特急列車(函館~札幌) | |
所要時間(始発) | 8時間20分 | 3時間29分 |
乗り換え | 4回 | なし |
特急を使えば片道5時間短く移動できます。特急に乗れるからこそ北海道をまんべんなく楽しめるんです。僕も特急に乗れたおかげで7日間で東は釧路、南は函館まで周れました。
特に北海道内は普通列車の本数が少ないです。1日10本以下の路線もザラ。
しかし特急に乗れると20本近くまで増える路線もあります。特急に乗れたら早く目的地に行けるだけでなく、スケジュールそのものが立てやすくなります。
2.【10000円以上おトク!】圧倒的に安く乗れる
北海道フリーパスを使えば圧倒的に安く乗れます。冒頭でも言いましたが普通のきっぷを買うより10000円以上おトクです。
下の表を見てください。僕が7日間乗った路線を普通きっぷで購入したケースと北海道フリーパスを使ったケースで比べています。
乗車区間 | 通常料金 ・自由席特急券含む ・途中下車なし |
北海道フリーパス |
1日目 新千歳空港~釧路 |
8930円 | 27430円一律 |
2日目 釧路~帯広 |
4690円 | |
3日目 帯広~札幌 |
7260円 | |
4日目 札幌~函館 |
8910円 | |
5日目 函館滞在 |
0円 | |
6日目 函館~札幌 |
8910円 | |
7日目 札幌~新千歳空港 |
1150円 |
通常の料金を払ったら39850円もかかります。北海道フリーパスがどれだけおトクか分かるでしょう。冒頭でも言いましたが、北海道フリーパスを使わないと10000円以上は損します。
2.レンタカー代が半額
北海道フリーパスを使うと道内のレンタカーを半額で使えます。下の表を見てください、レンタカーを24時間借りたときの料金を比べています。
北海道フリーパスとセットプラン | webで申し込み | |
Sクラス(オートマ車限定・車種指定不可) ・札幌営業所で予約 ・同営業所で返却 ・24時間/免責補償料含 |
3150円 | 6430円 |
北海道フリーパスのセットプランだと1日のレンタカー代が6430円から3150円と半額になります。北海道は鉄道ではたどり着けないような観光地もありますので、レンタカーに乗りたい方には最高のサービスです。
僕はレンタカーを使いませんでしたが、それでも10000円以上トクしました。もしレンタカーを利用されるなら15000円はトクするでしょう。
北海道フリーパスを使う際に気をつけるべきポイント4つ
北海道フリーパスを使うときに気をつけるべきポイントが4つあります。
- 北海道新幹線、第三セクターは使えない
- 繁忙期は利用できない
- 指定席は回数の上限あり
- グリーン車は特急料金も必要
1 .北海道新幹線、第三セクターは使えない
北海道フリーパスは北海道新幹線と第三セクターは使えません。具体的には以下の路線です。
乗車できない対象路線 | |
北海道新幹線 | 新函館北斗~新青森 |
道南いさびり鉄道 | 全線 |
特に乗り間違いが多いのが函館より南を走る道南いさびり鉄道。
函館駅ではJRと同じホームな上に列車の見た目も変わりません。本当に間違えやすいんですよね。函館より南を旅行される方は注意しましょう。
2. 繁忙期は利用できない
北海道フリーパスは繁忙期は使用できません。具体的には以下の日程
- GW:4月27日~5月6日
- お盆:8月10日~8月19日
- 年末年始:12月28日~1月6日
年末年始の帰省、GWの旅行に使おうと思っても使えません。ご利用の際には繁忙期を避けましょう!
3. 指定席は6回まで
北海道フリーパスでは指定席は6回までしか利用できません。7回目からは運賃のみ有効となるので指定席特急料金、もしくは指定席料金がかかります。
4. グリーン車は特急料金も必要
グリーン車に乗る場合はグリーン料金と指定席特急料金の両方を払わなくてはいけません。よくある間違いが「グリーン料金だけ払えばいい。」という思い込み。
例えば北海道フリーパスで札幌から函館まで行くとしましょう。自由席とグリーン車では追加料金は以下のようになります。
自由席 | グリーン車 | |
追加料金 ・札幌~函館 |
なし |
グリーン券 |
グリーン車に乗る場合はグリーン券3660円だけでなく指定席特急券の3170円も発生します。注意しましょう。
【ふるさと納税で実質負担2000円!?】北海道フリーパスを超おトクに買おう!
北海道フリーパスは定価でも十分おトクなのですが、さらに格安に買う方法があります。それがふるさと納税。
北海道に10万円納税すると返礼品として北海道フリーパスがもらえます。
ふるさと納税は実質負担が2000円の制度なので、フリーパスを2000円で買ったのと同じなんですね。使わない手はありません。ぜひ検討しましょう。
ただし、ふるさと納税は年収や家族構成によって上限があります。シミュレーションサイト等で確認してみましょう。
【使わないと10000円以上!】北海道フリーパスは超おトクなきっぷ
北海道旅行するなら北海道フリーパスはなくてはならないチケットです。
列車だけでなくレンタカーの割引も利用すれば鬼に金棒。7日間でおトクに北海道を満喫できます。
くどいようですが、普通のきっぷを買っていたら10000円以上は損します。ぜひ北海道フリーパスで快適な旅行を満喫してください!。
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