TOEIC630を確実に取るための基本戦略

こんにちは、ガルシアです。

  • TOEIC630取りたいけれどもどう勉強したらいいか分からない。
  • TOEICが500台で頭打ちになっている

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

ここでご紹介するTOEIC630を確実に取る勉強法を実践すれば、TOEICで630を取れます。なぜなら、僕もこの記事で紹介している勉強法でTOEIC630を実現したからでです。

 

それでは参りましょう。

TOEIC630ってどのくらいのレベル?

TOEIC630ってどのくらいのレベルなのか知りましょう。なぜなら難易度や世間的評価が分かるとモチベーションが上がるからです。

下の表を見てください。TOEICのスコアと英検の各級を比較した表です。

 
TOEIC
能力
レベル
英検5級
300点以上
中学初級程度
多くの中学生がクリアーできるレベル
英検4級
400点以上
中学中級程度
簡単な英語であれば理解・表現が出来るレベル
英検3級
500点以上
中学卒業程度
日常的な英語をある程度理解できるレベル
英検準2級
600点以上
高校中級程度
ビジネスでも最低限必要とされているレベル
英検2級
700点以上
高校卒業程度
ある程度のビジネスでも通用するレベル
英検準1級
800点以上
大学中級程度
社会生活やビジネスで困ることが少ないレベル
英検1級
900点以上
大学上級程度
英語で困ることが少ないレベル

引用元:https://mysuki.jp/english-toeic-eiken-2591

TOEIC630は英検準2級と2級の間ぐらい。つまり高校生レベルです。一度は皆さんが通ってきた高校英語で達成できるのですから、そこまで難しくはありません。

TOEIC630は履歴書に書けるスコアの目安

TOEIC600を越えると履歴書に書けるスコアの仲間入りをします。なぜなら、TOEIC600の評価かが500台以下と比べて上がるからです。

 

下の表を見てください。TOEIC500台なら相槌程度の意思疎通しかできませんが、600台だと道案内やビジネスレターの送付といった実践的な英語力があると認められています。

引用元:https://ten-navi.com/hacks/resume-41-8010

 

世間評価がアップすると分かれば、勉強するモチベーションは一気に上がります。

TOEIC630取得のための戦略

TOEIC630に必要な正答率を知る

TOEIC630を取るためには必要な正答率を知らなくてはなりません。なぜなら得点率が分からないと必要以上の努力をしてしまう努力をしてしまうからです。

 

例えば合格ラインが5割の試験を最後まで解ききる必要はないですよね。確実に得点できる問題6割に焦点を当てるはずです。

 

TOEICも同じで630目指す人が900狙う人と同じ勉強をしてはいけないんです(はっきりって挫折の元)。なのでTOEIC630を目指す皆さんはどれくらいの正答率が必要なのか理解しましょう。

 

下の図を見てください。各スコアと得点率を表にしたものです。

リスニングセクション リーディングセクション
素点 換算点範囲 素点 換算点範囲
71~75 300~385 76~80 315~405
66~70 265~355 71~75 290~380
61~65 235~330 66~70 260~355
56~60 210~305 61~65 235~325

引用元:TOEICテスト新公式問題集

皆さんが狙うべきはリスニングが70点前後、リーディングが75前後点です。

自分の現在のTOEICスコアを把握

自分の現在のTOEICスコアを知ることも大切です。なぜなら自分がパートに力を入れて勉強をすべきか分かるからです。

 

例えばPart1がいつも満点の人がpart1の対策をする必要があるでしょうか?。自分ができる問題を何度も繰り返すのは効率が悪すぎます。

 

なのでこれから紹介する各パート別対策は全てを読む必要はありません。自分が得点できていないパートに焦点を当てましょう。

TOEIC630を確実に取るための各パート別対策

part1:人の動きを見よう

part1の写真描写問題で注目すべきは登場人物の動きです。なぜなら、ナレーションのほとんどが人の動きに注目した描写しているからです。

 

写真を見たら、映っている人物が何をしているのか見ましょう。part1の目標は6問全問正解です。

part2:5W1Hを聞き逃すな

part2の応答問題は最初の5W1Hが聞き取れたら得点できます。5W1HとはWho,where,when,why,whom,howの略で、英語に限らず質問のレパートリーはほぼ5W1Hで決まることが多いです。

 

part2は一問一答式の問題なので冒頭の5W1Hが聞き取れたらまず答えは絞れます。

例えばWho is he?に対して、It’s 9 o’clock って解答は成り立ちませんよね?。必ず人の名前がくるはずです。なので、part2は質問文最初の疑問詞に意識を向けましょう。

part3.4:設問を先読みせよ

part3,4の会話問題とスピーチ問題では設問を先読みしましょう。なぜなら、設問を先読みすると、ナレーションの内容が予測できるからです。

下の表を見てください。公式問題集のpart3,4で設問だけを抜き取りました。

  1. What are the speakers mainly discussing?
  2. What problem do the speakers have?
  3. What does the woman suggest they do?

引用元:TOEIC新公式問題集

 

どうですか?。設問を読んだだけでも、どんな問題を抱えているか、これから登場人物が何をしなければいけないかなど、聞き落としはいけないポイントが分かりますよね。

 

リスニング内容を予測するためにも、設問の先読みは必ずやりましょう。

part5:基礎文法と単語力がカギ

part5は英文法と単語力で決まります。なぜなら、単語力と文法力がないと答えられない問題ばかりだからです。

 

下の問題を見てください。答えはどれでしょうか?

New patients should arrive fifteen minutes before (   )scheduled appointments.

  1. themselves 
  2. their
  3. them
  4. they

引用元:TOEIC新公式問題集

正解はBになります。空所の後のSceduled appointmennts が名詞句なので所有格のtheirしか成り立たないからです。

 

このように文法が分かっていれば一瞬で答えられますが、文法が分かっていなければどうしようもありません。かと言って、時間をかけたら解ける問題でもありません(知識の有無の問題ですからね。)

 

基礎文法と単語は必ず復習しましょう。

part6,7:最後の20問は予め捨てる!

突然ですが、part6,7は最初にラストの20問を適当に塗り絵しましょう。なぜなら、たどり着く可能性が低いからです。

 

ご存知の通り、TOEICのリーディングパートはどの試験よりも大量の長文がでてきます。目標がTOEIC630の人が、最後まで解ききろうとすることが戦略的に間違っています。

 

なので、part6,7は最初の50問に時間を注ぎましょう。20問捨てればパッセージを最後まで読めるほどのゆとりが出てきます。

TOEIC630取るために公式問題集をフル活用する勉強法

スクリプトを見ながら音声を聞く

リスニングで一番重要なのはスクリプトです。なぜなら聞いた音と英文が自分の頭で一致していないとリスニングは聞き取れないからです。

 

スクリプトを見ながら音声を聞いて、自分がどの音が聞き取れないか確認しましょう。スクリプトなしで聞き取れるようになったら完璧です。

関連記事:TOEICリスニングが聞き取れない?3ヶ月で200アップする勉強法教えます。

日本語訳を読む

日本語訳は絶対読むべきです。なぜなら、英文スクリプトだけでは隅々まで内容を理解できないからです。

 

ビジネスレターや広告などTOEIC特有の内容を理解する必要もありますので、日本語訳で理解を深めましょう。

音読

音読はリーディング速度の向上に大いに役立ちます。なぜなら音読をすると英語を英語のまま理解できるからです。

 

TOEICリーディングパートは難易度はさておき、文章量はどの試験よりも多いんです。それだけ大量の英文を読みこなすためにも英語を英語のまま理解しなければ時間が足りません。

 

TOEIC630を目指すなら全部を解ききる必要はありませんが、リーディング速度は上げるに越したことはありません。音読は必ずやりましょう。

関連記事:リーディング力を倍速にする4つのステップ

TOEIC630はカンタンに取れる!

TOEIC630は英語学習者の登竜門とも言えるスコアです。

 

最後にもう一度確認しましょう。

  • TOEIC630は世間の評価上がる。
  • TOEIC630は高校英語で十分網羅できる
  • TOEIC630達成の正答率は 割。それ以上は狙う必要なし
  • 公式問題集を振る活用せよ。音読とスクリプトをみてリスニングは必須

TOEIC630は決して難しくありません。サクッと取って700越えを目指しましょう。

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