こんにちは、ガルシアです。
- TOEICのリスニングが聞き取れなくて困っている。
- TOEICリスニングのスコアを最速で上げたい。
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事で紹介するTOEICリスニングが聞き取れない原因を読めば、TOEICリスニングのスコアを劇的にアップすることができます。なぜなら、僕もこの記事に書いている勉強法を実践して、リスニングスコアを200から420まで引き上げたからです。
記事を読み終えると、3ヶ月後にTOEICリスニングが400突破できる力が身についていることでしょう。
それでは参ります!
Contents
TOEICリスニングが聞き取れない2つの原因
TOEICのリスニングが聞き取れない理由は以下の2つだけです。例外はありません。
- 英文と音が一致していない
- 自分が英文を発音できない
TOEICリスニングの音声と分が一致していない
リスニングが聞き取れない主な原因は、自分が聞いた音と浮かんだ英文が頭の赤で一致していないことなんです。
例を出しましょう。皆さんこれなんて読みます?
apple
ねこやん
ってみなさん言いますよね。これはすごくカンタンな例ですが、appleをアップルと発音すると知って初めて英語が聞き取れるんです。
次は少し難しめの例を出しましょう。これなんて読むか分かりますか?
indictment
ねこやん
はい、期待通りの間違いをしてくれてありがとうございます。(決してバカにしているわけではありません。むしろ間違えてもらわないと話が進まない)
これ、インダイトメントって読むんですよ。(起訴するって意味です)真ん中のcは発音しません。
このように、英語は綴りと発音が違う単語が無数に出てきます。だからこそ英文と音が頭の中で一致していなければなりません。
ここを疎かにすると本当は知っている単語のはずなのに、思っていた発音と違うから聞き取れないって結末に終わってしまいます。
これは後ほど紹介するオーバーラッピングという勉強法で克服することができます。
TOEICリスニングの英文を発音できない
これは言語習得の分野で証明されていることです。自分が発音できない音は聞き取ることができません。
実際、英語を聞き流しているだけの人は自分で発音できないから、ずっとリスニング力は伸び悩んでいます。これを克服する方法がシャドーイングと言われる練習法です。
シャドーイングって何?
シャドーイングとは、音声を流れてきたそばからマネして発音する練習法です。同時通訳の訓練でも採用されている手法なのでめっちゃ効きます。
どんなふうにするのかは以下の動画を参考にしてください。けっこう分かりやすく解説してくれています。
この記事で紹介する勉強法で一番効果があったのがこのシャドーイングでした。
【TOEICリスニングが聞き取れない人へ】使うべき参考書は公式問題集だけOK
TOEICリスニング対策は公式問題集だけで十分です。なぜなら、以下の2つの理由があるからです。
- 必要語彙が全て網羅されている
- 音声が本番テストと全く同じ
TOEICリスニングに必要な語彙が網羅されている。
意外に思われるかもしれませんが、TOEICリスニングに必要な単語ってほとんど公式問題集1冊で網羅されているんです。なぜなら、TOEIC自体がビジネスシーンで使える英語を評価しているので、出題内容がかなり限定されているからです。
問題の中身はいつもこんな感じ。
- 電話でのクレーム対応
- ミーティングの内容と集合時間、その他注意事項の周知
- 飛行機チケットの予約のやりとり
細かい内容は多岐に渡りますが、大まかなシチュエーションはほぼ固定されています。それだけ必要とされる語彙も自然と少なくなるんです。
その数少ない必要な英単語が公式問題集の中に詰まっています。なので、分厚い英単語集に手をつける必要はありません。
音声が本番テストと全く同じ。
公式問題集の音声と試験本番の音声は全く同じナレーターさんが話しています。これはすごく重要で、普段聞きなれている音声かどうかでリスニングのスコアは左右されると言っても過言ではないでしょう。
つまり、普段から本番のナレーションを聴いていれば、それだけ内容を理解するハードルは低くなります。これは大きなアドバンテージですよ。
TOEICリスニングが聞き取れない人が3ヶ月でスコア200アップさせる勉強法
流れはこんな感じです。これを毎日最低1回はやって下さい。
- まずは解く
- スクリプトを見ながらオーバーラッピング
- 日本語訳を読む
- シャドーイング
- 一周したら2~4を繰り返す(苦手なパートのみ)
まずは解く
当たり前ですが、敵を知らなければ対策のしようがありません。まずは時間を計ってきっちり解きましょう。
この段階でのスコアは全く気にしなくてけっこうです。大事なのは、現在のスコアから200上げることなのですから。
スクリプトを見ながら、オーバーラッピング
音と英文を一致させるためにオーバーラッピングをしましょう。オーバーラッピングとは文章を見ながら、音声と同時に音読する練習法のことです。
オーバーラッピングをすれば、最初は聴き取れなかった発音も理解できるようになります。
日本語訳を読む
日本語訳は必ず読んで下さい。なぜなら、英語のスクリプトのみだと細かい内容までは理解できないからです。
日本語訳を読めば、話の流れを詳しく理解することができます。特にPart3.4は長文なので、話の流れが掴めるかどうかがスコアに直結します。
いままでなんとなく誤魔化してきた部分も、日本語訳でしっかり理解してください。
TOEICリスニングにシャドーイングは必須!
さて、この記事の一番の肝になります。
TOEICリスニングが聞き取れない原因二つ目でも話しました「自分が発音できない音は聞き取れない」を克服するためにシャドーイングをしましょう。
リスニング力を上げたかったら、シャドーイングは避けて通れない道です。
最初はできない。
初めてやってみると分かると思いますが、最初は絶対にできません。僕も初めて挑戦したときは、何回も舌を噛みました(笑)
すんなりシャドーイングできるようになるまでは、同じスクリプトを15~20回繰り返してください。もちろん、それより少ない回数でこなせるようになったら、次の問題にすすんでいただいてもかまいません。
TOEICリスニングの勉強は朝晩に絞る
読者の方は仕事で忙しいサラリーマンの人がほとんどでしょう。勉強は朝と晩の30分ずつに絞って下さい。
上記の勉強方法であれば、1パート分は3日で終了します。後はこれを試験当日までひたすら続けてください。
【TOEICリスニングが聞き取れない人へ】一つ上の勉強法
ここからはプラスアルファの勉強法です。TOEIC満点、英検準1級以上の合格を狙う人はぜひ参考にして下さい。
リテンション
リテンションとは、音声を一文ごとに流して、それをリピートする練習です。これが結構難しくて、少し文が長いと途端に忘れてしまうんです。
このリテンションのメリットは、なんとなく誤魔化していた部分がはっきりと分かることです。シャドーイングをしているときによく見受けられるんですが、前置詞や三単元のsの有無はミスをしても、流しがちになるんです。
その点リテンションは、完璧に一文リピートできないとすぐに詰まります。より正確に音声を聴き取りたいなら、リテンションはやるべきですね。
独りスピーチ
これは英検準1級の面接や、留学中のプレゼンの時に威力を発揮しました。公式問題集のスクリプトをどれか一つでも良いので、なりきりスピーチをして下さい。
メリットは2つ
- ナレーターに感情移入するので、スクリプトが自然と頭に入る。
- 一人で英会話練習ができる。
TOEICのスコアを上げるためだけじゃなく、将来にわたって英語を使おうと考えている方はぜひ、実践しましょう。
まとめ:TOEICリスニングは誰でも聞き取れるようになる
僕もTOEIC勉強で一番苦ってだったのがリスニングでした。いくら聞き流しをしても聴き取れなくてうんざりしたこともあります。
しかし、原因を性格に突き止めたらリスニング力は飛躍的に伸びます。最後にもう一度確認しましょう。
- TOEICリスニングを聴き取れない原因は2つだけ。
- 英文と音が一致していない:単語の発音を知らないと聴き取れない
- 自分で発音ができない:どの言語にも当てはまる
- TOEIC公式問題集を使った勉強方法5ステップ
- まずは解く
- スクリプトを見ながらオーバーラッピング
- 日本語訳を読む
- シャドーイング
- 一周したら2~4を繰り返す(苦手なパートのみ)
2,3日では成果は出ませんが、1ヶ月たったあたりから効果を実感できます。ぜひこの勉強法でリスニングスコアを200上げましょう!
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