こんにちは、ガルシアです。
今日は、センターリスニング満点取得法を公開します。自分で実証済みなので、ぜひ実践してください。
小手先のテクだけじゃなく、リスニングの本質にも迫った内容です。多少出題傾向が変わっても、十分対処できる方法ですのでご安心下さい。
こんな受験生を対象。
- リスニングが平均点しか取れない。
- 対策の仕方が分からない。
- 最速でリスニングの点数を上げたい。
Contents
センターリスニング満点取得の勉強の流れ
まず、赤本を準備して下さい。赤本だけで事足ります。
以下のことを繰り返してください。
- まずは解く(点数は一切気にしなくて良い)
- 答えの英文を読みながら音声を聞く(頭の中で英文と音が一致するまで)
- 日本語訳読む(隅々まで読んでください)
- 音声にあわせて音読(英文見ながらやって下さい)
- シャドーイング(詳しく説明します。)一問につき10回
- 音声のみを聞く
- 2~6を繰り返す。(目安3周)
コレを過去問5年分さかのぼって、やって下さい。これで終わりです。
ねこやん
Simple is best !各章で、やり方を詳しく述べます。
まずは解く。そして答え合わせ。
まずは解かないと話が始まりません。最新の過去問を一回解いて下さい。終ったら、答え合わせ。この時点での点数は気にしないで下さい。
たとえ、点数が4割でも問題無しです。
英文を見ながら、音声を聞く
解説の英文を見ながら、音声を聞いて下さい。
この作業を、自分の頭の中で英文と音を一致できるまで続けます。
リスニングを苦手としている人は、聞いた音と英文が結びついていないからなんです。
音と文が一致しなければ、英語は永久に聞き取れない。
これ、当たり前と言っちゃそれまでなのですが、目の前に書かれている単語の発音が分からなければ、いくら音声を聞いてもムダです。
例えば、「英語」と言う単語をEigoって発音だと知らなければ、いくら文字情報があっても音では理解できないんです。
ねこやん
と思うでしょ。これが英語のリスニングとなると途端に分からなくなるものなんですよ。例えばこの単語。
indictment(意味;起訴する)
これなんて発音するか分かります?想像で答えるなら、インディクトメントって読みそうですよね。
これインダイトメントって発音するんですよ。(真ん中のcは発音しません)
これがもし、リスニング問題で流れてきたらどうします?
単語の綴りは分かっていても、発音を知らなければ英文を耳で理解することはできません。試験本番なら、「え、な、何?オロオロ」てな感じでパニックになるのが目に見えています。
なので、英文と音声を一致させる作業は怠らないで下さい。
日本語訳を読む
これをやらない人が多くてびっくりしました。(受験生、教える先生側も例外なくです。)
必ず日本語訳は読んでください。理由は2つ。
- 話の流れが面白いくらい分かる。
- 自分が間違えた原因が一目瞭然。(英語のスクリプトだけ読んでも分からない場合が多い)
解説の英文だけ読んでも、話の流れが大まかにしかつかめません。しかし、日本語訳を読めば、話の詳細が隅々まで分かります。
分からない単語があれば復習できますし、何より、英語ではなんとなく誤魔化していた部分が日本語訳で鮮明に理解できます。日本語訳は丸暗記するつもりで、読んでください。
音声にあわせて、音読
オーバーラッピングと呼ばれる手法です。英文を見ながら音声にあわせて音読して下さい。これは、英語を英語のまま理解するのに凄く重要なんです。
リスニングはその名の通り聴き取る問題ですから、和訳を介しているヒマなんかありません。英語を聞いた瞬間、その情景がイメージできなければリスニングは上達しないんですよ。
英語を英語のまま理解できるようになるための最短手法が音読なんです。これも邪魔くさがらずにやって下さい。
5回繰り返したら、スクリプトなしでも英語の音声が聞き取れるはずです。ちなみに音読は長文読解問題でも威力を発揮します。
詳しくはこちら!:リーディング力を倍速にする4つのステップ
センターリスニングの過去問をシャドーイング
そもそもシャドーイングって何?
シャドーイングとは、英語の音声が流れたそばから、まねして英語を発音するリスニングの練習法です。同時通訳の訓練でも採用されている手法なんで、かなり実際的なんです。
どんな感じに練習するのか、この動画を見てください。(実際シャドーイングをするときはイヤホンを使うことを推奨します。スピーカーだと自分の声がリスニングの音声をかき消してしまうので、非常に聴き取りづらくなります。)
自分で発音できない音は、聞き取れない。
コレも言語習得の分野で証明されていることです。自分が発音できない単語は、聴き取ることができません。
いくら英語のシャワーを浴びても何を言っているのか分からないのは、自分がその英文を発音できないからなんです。なので、ひたすら音声を聞いたそばからシャドーイングしてください。
シャドーイングでは以下を意識
上の動画を参考に、以下のことを意識してください。
- なるべく発音は流暢に(恥ずかしがらす、ネイティブになったつもりでやって下さい。完璧でなくてもokです。)
- アクセントも真似る。
腰を折るようですが、最初は絶対こなせません。しかし4回、5回と繰り返すと、自然とできるようになるんです。
これを最低10回は繰り返してください。10回やった頃にはある程度口から英文が出てきます。もし、どうしてもできない英文がありましたら、そこだけ英文を見ながら、リスニングをして下さい。
それから、シャドーイングを再開しましょう。
センターリスニング問題をもう一回問題を解く。
この段階では、最初とは比べ物にならないくらい英語が鮮明に聞こえてくるはずです。音声を聞いたそばから、英文が頭の中で再生されているのが実感できるでしょう。
内容が風景として頭に浮かんできたらもう完璧です。
次の年度の過去問を解きましょう。余談になりますが、同時通訳の方は聴き取った英語から頭の中に流れる情景を日本語に訳しているそうです。
ぜひ英語学習の参考にして下さい。
センターリスニングで気をつけるべきこと。
これは若干、小手先のテクニックになりますが、大切なことです。
算数ができるようになること
センター試験は結構ひねくれていまして、音声の数字をそのまま答えにすることはありません。ある程度、受験生に算数をさせてるように仕向けているんです。
例えばこの問題(2018年度の問2)
W:Our bill is 85 dollars . M:I have fifteen-dollar discount coupon. W:Remember,Mom gave us ten dollars.Let’s use that as well. M:OK,and then we can split the rest. Question How much of their own money will each person pay ? 1 10dollars 2 15dollars 3 30dollars 4 35dollars |
こんな問題なんですが、英語が良く聞き取れなくて15ドルに手を出すと失敗します。85ドルの支払いがあって、15ドルの割引券。それに加えて10ドルお母さんからお金をもらっています。
最終的には二人で割り勘(split)するって言ってるので、(85-15-10)/2で答えは30$です。毎年こういうふうに計算させる問題は出てきます。
聞こえていた数字に「ひゃっほーい!」って飛びつかないようにして下さい。
話が二転三転する
よく最後の対話文で起こることですが、一人が何かしら提案をしてもそのまま話が進むことはありません。大概、他の要因で廃案になったり代案がでたりや、結論が一番最後に現れたりします。
ここはセンター特有の引っ掛け問題に使われますので、十分注意してください。具体的にアドバイスするなら、「音声は最後まで聴くこと!」
問題文の問いは先読みする。
冒頭の説明の際に、会話の場面を読むよう指示されると思います。このとき、問題文の問い(3~4問)まで先に読んで下さい。選択肢までは読まなくて結構です。
理由は2つ。
- 問いを先読みしとけば、どこを集中的に聴けばよいか分かる。
- どんな対話やスピーチが流れるのかある程度予測ができる。
まとめ:センターリスニングは満点が取れる
僕も大学受験の時は英語は苦手科目でした。特にリスニングは悲惨極まりなかった。
また、リスニングは対策のしようがないと思っている受験生が大多数だと思います。(ホントは学校の先生がどうにかしてやらないといけないんですが、如何せん英語教師もリスニング力が怪しい。)
今、英語を人並み以上に極めた僕としては、ぜひ受験生に勉強法と言う形で還元したいと考えています。ぜひこの記事を活用し、志望校に合格してください。
Good luck!
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