こんにちは、ガルシアです。
皆さんは英語を伸ばすのに才能は必要だと思いますか?
僕は、はっきりとノーと言えます。その理由をとある本を元にご紹介します。
著者の坪田さんは、あの「ビリギャル」で有名な坪田塾の塾長をしておられる方です。
これまで落ちこぼれと言われた1300人の中高生を名門校に合格させてきた凄腕の先生なんですよ!
坪田さんが書かれたこの本で、心打たれる名言が詰まっています。
そして、「才能の正体」では英語学習者が持つべき心構えにも通じるものがありました。
才能とは何か?
皆さんは、才能とは何かと言われたらどう答えますか?
僕はこう思っていました。
- 大して努力しなくても、何でもできること
- 人生において挫折がないこと
- 人より物覚えが早い。
しかし坪田さんはこれら全てに対してノーと断言しています。
才能は誰にでもある。みんな、その才能をどう見つけたらいいのか、どう伸ばせばいいのかかが分からないだけ。
ねこやん
はい、僕も読む途中までは半分そう思っていました。
しかし、さすがは敏腕指導者の坪田さん。僕の先入観を見事に打ち砕きました。
人々は結果だけ見て地アタマがいい、才能があると判断してしまう。
これは、確かにそうだと思いました。
皆さんも大学受験の時に、難関大学に合格した人は才能があったとか、元々賢いとかはやしたてられますよね。
一方で同じ大学を受けて不合格になった人は、やっぱあいつは頭が良くない、才能がないと軽蔑されてしまうのです。
たとえ両者が合格点を跨いだ紙一重の点数差だったとしてもですよ。
大衆の言う「才能の有無」って、それくらい短絡的な見方なんです。
ねこやん
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「やればできる」ではなく、「やれば伸びる」
やればできる。僕もよく周囲から言われた言葉です。
しかし、何かに挑戦しては失敗しを幾度と無く繰り返してきました。ホント裏切られた気分です。
坪田さん曰く、やればできるはまやかしなのだと。
「やればできる」という思考は「結果至上主義」なんです。その結果が手に入らないと分かった瞬間に、やることそのものを諦めてしまうんです。
なるほどー。僕が裏切られてきた感を抱いていたのはこれが原因だったか。
じゃあ、どうしたらいいかと言うと、こうです。
使うべき正しい言葉は「やれば伸びる」です。何事もやらないよりやったほうが絶対にいいのは間違いありません。
使い古された言葉ですが「継続は力なり」と言うのは本質的に真実なのです。問題は「自分にはできないと認知した段階」で丸ごと諦めてしまうことです。
これは、10年間英語学習に本腰入れてきた身としては、痛感させられる文言でした。
結果至上主義を捨てたら、英語は伸びる
大学時代、アメリカ留学から帰国した直後、モチベーションが高かった僕は、勢いで大学のTOEIC講座を受講しました。
その講座で掲げられていたスローガンは「これからのグローバル社会に役立つ英語力の養成」でした。
名目上はTOEICのスコアを伸ばす講座だったのですが、内容は決して短絡的な結果至上主義なものではありませんでした。
英語での自己紹介練習もたくさんしましたし、グループディスカッションなど単なるTOEICの授業では考えられないような講義がほとんどだったんです。
全て、結果至上主義を排除した授業だったんです。(今では当時の講師にものすごく感謝しています。)
これがもし、TOEIC800など結果を求めるためだけの講座だったら、英語を続けていなかったことでしょう。
スコアが目標値に届かず、英語を諦めていたかもしれないからです。(因みに僕は講座終了後のTOEICスコアは700でした。受講前は500くらいだったと思います。)
「やれば伸びる」を主眼に置くことが如何に大切か、僕は大学時代に学びました。
英語学習の合言葉。「やれば伸びる」と「継続は力なり」
僕はみなさんに、「英語は半年でペラペラになる。大丈夫、やればできるよ。」なんて無責任な言葉を送るつもりはありません。
ですが、英語はやれば伸びます。それは、断言します。
一方、継続を怠れば英語力は見る見る落ちます。(実際TOEIC900近くあった知り合いが、10年近く何もしなくてスコアが600まで落ちたそうです。)
大学2年生のとき、英語を勉強しようと一念発起したとき、僕はTOEIC400しかありませんでした。
しかし、2回の短期留学と毎日のシャドーイングを10年続け、僕はTOEIC820と英検準1級取得、英検1級一次合格にまでこぎつけたんです。
やれば伸びる。それを合言葉に英語と付き合い続けてください。
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