幼少期から英語を習わせるべきでない2つの理由。

こんにちは、ガルシアです。

昨今のグローバル事情を受けて、小さい子供さんに英語を習わせようとしている親御さんは多いでしょう。しかし、言わせてください。

幼少期から英語を学ばせる必要はありません。

理由は2つ。

  • 成人してからでも英語は十分伸びる。
  • 母語が不十分だと外国語も伸びない。

 

大人になってからでも英語は伸びる

自分が英語学習を始めたのが遅いから分かるんですが、成人してからでも英語力は十分伸びます。

高校時代、僕の英語力はセンター試験で6割、模試の偏差値は50前後でした。

大学入学後、短期留学や独学で英語を勉強し、英検準1級合格、英検1級一次通過するまで伸ばせました。

他にも僕の英語力でしたらこれくらいのことはできます。

  • ハリーポッターなどの洋書は苦なく読める。
  • CNNニュースは7割方理解できる
  • 外人に道を聞かれても、案内に困らない。

全て、大学入学してから身につけました。

なので、幼少期から慌てて子供さんを英会話教室に通わせるのは早計です。

ねこやん

そう言うけど、早めに英語勉強させといた方が、もっと早く英語力を伸ばせるやないの?

いい質問ですね!。その疑問は次の項目で詳しく言います。

 

日本語力が弱いと英語も伸びない

幼少期から英語を学ばせる一番の弊害がこれです。

日本語力が弱い内から無理やり英語を学ばせようとすると、どっちもおぼつかなくなります。

 

なぜ、国語の授業が高校まで続くのか

普段から日本語を使っているのに、なぜ大学入る直前まで国語の授業があるんだろうって思っていたことがあるんです。

実はそれくらい労力をかけないと、母国語の構造を学ぶのって時間がかかるからなんです。

皆さんは自主的に日本語を勉強して、日本語を覚えたわけではないでしょう。

幼少期の言語学習能力がフルに働いて、母語を体で覚えたんです。

しかし、文法的な仕組みを理解する、もっと深い語彙力は勉強することでしか身につきません。それは日本語でも一緒です。

だから、義務教育と高校3年間と言う長い年月をかけて、日本語も勉強する必要があるんです。

母語の習得が疎かになると、英語の習得に必ず響きます。

なぜなら英文を和訳できても、その日本語の文が理解できないからです。

 

基調講演者って何?

僕がTOEICの対策をしているときにkeynote speakerって単語が出てきたんです。

日本語に訳すと基調講演者って意味なんですが、そもそも基調講演者って何だよって思ったんです。

調べてみたら、基調講演者ってのはセミナーなどに登壇する目玉講演者のことを指すそうです。

ねこやん

知らんわな、そんな言葉

これは少し難しい例ですが、日本語の語彙力が低いと、英文を訳しても分からないと言うどうしようもない状態に陥ります。

特に幼少期から義務教育で習う国語は基礎中の基礎なので、きっちり勉強する必要があります。

 

子供のうちは読書をさせよう。

国語力を身につける最良の方法は読書ですね。

僕も昔から国語が苦手だったんで、読書で意識的に語彙力を上げる努力をしていました。(勿論今もです。)

子供さんにはぜひ、読書する習慣を身につけさせてください。

幼少期から文章を読む癖が付くと、国語力だけでなく教養なども身につきます。

これは大人になってから英語学習をするときに、どんな英文でも読める土台になります。

読むジャンルは何でもかまいません。

ぜひ子供さんの国語力を上げて、将来の英語力を伸ばす礎を築きましょう!

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