こんにちは、ガルシアです。
- 英検2級の時間配分をどうしたらいいか分からない
- 気づいたらいつも時間が足りない
こんな悩みに答える記事となっています。
ここで解説する英検2級本番の時間配分を読めば「時間が足りない!」と嘆くことはありません。なぜなら僕もこの記事の内容を実践して、時間に余裕をもって英検2級に合格したからです。
この記事を読み終えれば、どのパートにどれだけ時間を割けばいいか分かりますのでじっくり読んで下さい。
(注:リスニングは試験の性質上、時間配分については触れていません。リスニングの勉強をされたい方は 英検2級リスニング対策 を読んで下さい)
Contents
【理想的な時間配分を知る前に】英検2級ってどんなテスト?
時間配分を知る前に、英検2級がどんなテストかもう一度確認しましょう。なぜならどんなテストか分からないと、適切な時間配分ができないからです。
英検2級で知るべきことは2つ。テスト形式と各パートの配点です。
英検準1級のテスト形式
英検2級はリーディングとライティングを含めて90分試験時間があります。テスト形式はしたの通りです。
測定技能 | 形式・課題 | 問題数 |
---|---|---|
リーディング | 短文の語句空所補充 | 20 |
長文の語句空所補充 | 6 | |
長文の内容一致選択 | 12 |
ライティングはこんなのです。
- 以下のポイントについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい
- POINTSは理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外からの観点から理由を書いてもかまいません。
- “語数の目安は80語~100語です。
- 解答がTOPICに示された問いの答えになっていない場合や、TOPICからずれていると判断された場合は0点と採点される場合があります。TOPICの内容をよく読んでから答えてください。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/pdf/201901/2019-1-1ji-2kyu.pdf
英検2級各パートの配点と目標点
英検2級ではCSEスコアといわれる偏差値のような指標を採用しています。どれくらいの得点を取ればいいかと言いますと、約65%です。
各パートの配点と照らし合わせたら目標得点は下の表の通りになります。
リーディング | 形式・課題 | 目標点数 |
短文空所補充 | 13/20 | |
長文の語句・空所補充 | 5/6 | |
長文の内容一致 | 7/12 | |
ライティング | 英作文 | 11/16 |
英検2級の理想的な時間配分
それではお待ちかね、実際のテストの時間配分です。結論から言うと以下の通りになっています。
リーディング | 形式・課題 | 目標点数 | 時間配分 |
短文空所補充 | 13/20 | 10分 | |
長文の語句・空所補充 | 5/6 | 15分 | |
長文の内容一致 | 7/12 | 35分 | |
ライティング | 英作文 | 12/16 | 25分 |
ここから各パートの時間配分について詳しく説明します。特にライティングは解答過程でも時間を細かく割り振っていますのでよく読んでください。
英検2級リーディングの時間配分:60分
語彙問題は10分で解答
英検2級の短文空所補充問題は時間をかけるべきところではありません。なぜなら自分が単語・文法を知っているか知らないかで勝負が決まるからです。
設問を何回も読み直して答えが分かる問題ではありません。一問30秒で解きましょう。
語彙力に自信がない人は英検2級合格法に必要な語彙力について書いていますので読んでください。
英検2級の短文空所補充問題派は落とせないパートですが、時間をかけてはいけないパートでもあります。
英検2級長文問題の解答時間は50分以内!
長文問題は小手先のテクニックでは時間を短縮できません。なぜなら英検2級の長文問題は分量が多く、かつ内容が高度だからです。
長文の内容はレベルが高い
例を出しましょう。過去に英検2級の長文問題で出題されたテーマの一覧です。(一部抜粋)
- 公害のメカニズムと主要国の対策
- ニューヨーク市の貯水システムの変遷
- 森林伐採による地球温暖化の悪化
- コンピューターによる地震算定
レベル高校卒業程度とあって内容もかなり高度です。
長文の量は準2級よりも多い
英検2級に挑戦される方の多くは英検準2級を突破されていると思うのですが、英検2級の長文の長さに下を巻いていることでしょう。
それもそのはず。長文問題の本文は2級と比べて1.5倍くらい長くなっています。それだけ膨大な分量を読みきるためには50分は欲しいところです。長文読解は時間をかけましょう。
もし50分以内に長文が終わらなければ、最後はカンで解答してください。もともと長文問題は全体の5割以下しか占めていませんので、そのためだけに時間を延ばすのはもったいないです。
割り切って次のライティング問題に移って下さい。
英検2級ライティングの時間配分:25分
英検2級のライティングは最低25分費やしてください。なぜならライティングはたった1問で1次試験の1/3の配点を占めているからです。
ライティングでつまづいたら合格はありえません。慎重すぎるくらい慎重に解答するべきです。
またライティングでは解答過程でも細かく時間を割り振ったら、クオリティの高い英文がかけます。具体的な時間配分は以下の通りです。
- 設問を読み、賛成か反対かを決める(5分)
- テンプレート通りに書く(15分)
- スペルミス等ないか見直し(5分)
英作文の書き方が分からないと言う方は英検2級ライティング対策を読んで下さい。具体的にどうやって英作文を書くべきか詳しく説明しています。
設問を読み、賛成か反対か決める(5分)
英検2級ライティング対策でも解説していますが、テーマに対して賛成と反対のどちらが書きやすいか考えましょう。主張に当たるボディを決めるのです。
書きやすい方が確定したら賛成(もしくは反対)の立場で意見を書きましょう。ライティングの核となるところなので5分くらい時間をかけて下さい。
テンプレート通りに書く(15分)
英検2級ライティング対策で紹介していますテンプレートを用いて一気に本文を書きましょう。
本文の1/3がテンプレート文で占められているので15分あれば書けるでしょう。
見直し(5分)
最後に見直しです。見直しでは以下のポイントに沿って確認しましょう。
- スペルミスがないか。
- 文法間違いはないか。
- 誰にでも読める字を書いているか
けっこうしょうもないミスが点数に響きますので見直しはしましょう。
まとめ:時間配分を制するものが英検2級を制す!
上記で解説した時間配分を意識すれば、余裕をもって英検準1級に合格することができます。最後にもう一度確認しましょう
- 語彙問題は1問30秒以内に解け!。迷ったらカンでOK
- 長文問題は一番時間がかかる。50分費やそう
- 残り25分を切ったらためらわずライティングに取り掛かれ。長文で答えられなかった部分は塗り絵でOK
- ライティングは解答過程で細かく時間をわけよ。ライティングの失点はダメージが大きい。
時間配分を制すれば英検2級は楽勝です!。ここでライバルと差をつけて英検2級を突破しましょう!
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