こんにちは、ガルシアです。
- 英検1級の面接対策をしたいけれども、どう勉強したらいいか分からない
- 英会話教室通う余裕がないから、独学で勉強したい。
こんな悩みを解決する記事を書きました。
ここでご紹介する英検1級面接に独学で合格する方法を読めば、英検1級の面接に合格できます。なぜなら僕もこの記事に書いている勉強法で英検1級に合格したからです。
英会話教室一切通っていません。日常生活で英語を話すことも皆無でした。
それでは参りましょう。
Contents
【英検1級面接対策を読む前に】どんなテストか確認しよう
合格するにはまず英検1級面接の内容を詳しく知らなければいけません。なぜなら、試験内容を知らないと間違った勉強をしかねないからです。
下の表を見てください。英検1級の面接概要を英検の公式サイトから一部抜粋したものです。
形式・課題詳細 |
---|
面接委員と簡単な日常会話を行う。 |
与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う。(2分間) 面接委員2人がスピーチやその後の質疑応答で文法語彙、発音の正確さなどの観点で評価する。 |
スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。 |
英検1級面接の評価項目
主に4つに分かれています。
SHORT SPEECH
与えられたトピックに対して首尾一貫したスピーチが求められている。
INTERACTION
スピーチを元にした質疑応答。面接官と会話が継続できているか評価される
GRAMMAR AND VOCABULARY
語彙と文法を適切に運用できているか評価される
PRONUNCIATION
発音・イントネーションが正しく使えているか評価される
特にSHORT SPEECHは重要です。
英検1級面接のカギを握っているのは2分間スピーチ
英検1級面接でカギを握っているのが最初の2分間スピーチです。
ここでつまずくと合格が遠ざかってしまいます。理由は2つ
- SHORT SPEECH の比重が重い
- 他の評価まで芋づる式に悪くなる
SHORT SPEECH の評価比重が高い
素点自体は均等に10点ずつ配分されているのですが、CSEスコアに関してはSHORT SPEECH とINTERATIONの比重は少し重く置かれています。
旧形式ではSHORT SPEECH とINTERACTION の配点が6割占められていたのでその名残かもしれません。なので、最初のスピーチでつまずくと後で挽回するのがしんどくなります。
他の評価まで悪くなる可能性あり
英検1級の面接はショートスピーチを元に質疑応答を行います。
スピーチの内容が極端に薄いと面接官もどのような質問を投げかけたら良いか困ってしまうので、自然とINTERACTIONやGRAMMAR の評価にまで響いてしまいます。
僕が初めて英検1級の面接を受けたときのスピーチは内容が薄くて、面接官もどんな質問をしようか困っていたことを覚えています。
合格を引き寄せるためにも、スピーチの質を上げる練習は欠かせません!
英検1級面接大特訓は必携の書!
僕が留学、英会話レッスンなしでも英検1級二次試験に合格できた教材をご紹介します。その名は英検1級面接大特訓!
英検1級受験者の間ではかなり有名な教材で、これをマスターすれば英検1級に合格することができます。なぜかと言うと理由は3つ
- 10を越える頻出分野のトピックが用意されている
- 想定質問が豊富
- 英文のレベルが易しい。
10以上の頻出分野別にトピックが用意されている
英検1級の面接は社会性の高いトピックが出題されます。
与えられたテーマに対してYESかNOで主張を述べるのですが、そもそもその根拠が浮かばねえよって思いますよね。(僕もそうでした。)
英検1級面接大特訓は経済、環境、教育等10以上の頻出ジャンル別にトピックが用意されているんです!それもサンプルの数は40以上!。
極論、サンプルトピックを丸暗記してれば英検1級の二次試験は受かります。
英検1級面接の想定質問が豊富
英検1級面接は社会性の高いスピーチを喋らなければいけないから、それに伴って質問のレベルも高いです。自分で考えて主張を展開できればいいのですが、英語でそれを一から考えるのは至難の技です。(普段英語を使わない人ならなおさら)
英検1級面接大特訓は各トピックに対して想定質問が10個ほど用意されているので、Q&Aの対策がとてもしやすい。僕もこの想定質問のおかげで、どんな主張が述べやすいのか勉強できました。
英文のレベルが易しい。
どれだけサンプルトピックや想定質問が豊富でも、自分が喋れないくらい難しかったら意味がありません。ですが、英検1級面接大特訓の例文はいい意味で難しくありません。
例を出しましょう。想定質問集の一部を抜粋しました。
Should the mandatory retirement system be abolished?
定年制は廃止されるべきか?
答えがこちら(一部のみ)
I think the mandatory retirement system should be abolished for two reasons.
First,abolishing the mandatory retirement system can alleviate labor shortage.
Japan is a super-aging society ,which will suffer an acute labor shortage in the near future.
Without the mandatory retirement system,Japanese companies can retain a sufficient labor force.
どうです?。英文のレベルとしては高校1年くらでしょう。これくらいならマネして話せそうですよね。
【独学突破!】英検1級面接合格を掴んだ僕の勉強法
それではお待ちかね。留学不要、英会話レッスンなしで合格した僕の勉強法です。
流れはこんな感じ。
- スクリプトを見てオーバーラッピング
- 日本語訳を読む
- シャドーイング
- リテンション(一番大事)
- 独りスピーチ練習
スクリプトを見てオーバーラッピング
スピーチをこなすための第一歩です。オーバーラッピングで英文と音声を頭の中で一致させましょう3回くらい繰り返すことをおすすめします。
一発で聞き取れるのであれば次に進んでいただいてもかまいません。
日本語訳を読む
英検1級面接大特訓の例文は決して難しくはありませんが、やはり細かいニュアンスまでは分かりません。英文の意味がいまひとつピンとこない場合は、日本語訳を読みましょう。
シャドーイング
リスニングではお決まりの練習法ですが、スピーキングを上達させる上でも重要です。シャドーイングは咄嗟に英語を話す上では本当に欠かせません。
僕も即興でスピーチをする練習をしていたときは、前もってシャドーイングをしていました。
リテンション
おそらく、独学でスピーキングを鍛える上で一番大事な練習でしょう。リテンションは絶対やって下さい。ある意味シャドーイングよりも重要です。
リテンションは一文毎に英文を聞いて自分でリピートをする練習法なのですが、自力で正しい英文を話すのに凄く適しています。
シャドーイングだけだと、どうしても流れた傍から音声を追いかけて喋るだけになってしまうので、まとまった英語を話す練習としては不十分でしょう。(勿論やらなくてもいいってわけではありません。)
まとまった英文を正しく話すためにもリテンションは必ずやって下さい。厳しいようですが、これはできるまでやりましょう。
独りスピーチ練習
本番を想定してのスピーチ練習をしましょう。ここで注意してほしいことが一つ。
可能な限りスクリプトどおりにスピーチしてください。(ようは暗唱です。)正しい英文を自力で暗唱できるようにならないと、応用が利かなくなります。
暗唱は最低でも10回は繰り返してください。情景を浮かべながら話せるようになったら完璧です。
【英検1級面接対策】どこでもできる口パクスピーチ
上記のスピーチ練習は家でまとまった時間がないとできないのがデメリットです。多忙なサラリーマンでしたら時間を取るのも難しいかもしれません。
しかし、面接練習は毎日やらないと絶対上達しません。もう一度言います。サボッたら落ちます!
ねこやん
そこで僕は口パクスピーチ練習を取り入れることを強くおススメします。僕も口パク練習をしたおかげで、実質のスピーチ練習回数が3倍近く増えました。
英検1級面接口パクスピーチのメリット3つ
- どこでもできる
- スキマ時間でもスピーキングの練習ができる。
- 英語でモノを考える力が身につく。
どこでもできる
マジでどこでもできます。僕は主に駅までの徒歩と電車の中でひたすら口パクスピーチやっていました。
歩いている途中や電車の中、トイレの中どこでもOK。自分が目を覚ましている限りあらゆる場所でできるんでやって下さい。
デメリットと言えば、電車の中で口パクしていると女子高生に冷ややかな目で見られることくらいですかねー。
スキマ時間をフル活用できる
リスニングやリーディングはスキマ時間で勉強しやすいのですが、スピーキングはまとまった時間が必要と信じられてきました。電車の中で声を出すと迷惑ですからね。
しかし口パク英会話でしたら、歩きながらや電車の中などリスニングの勉強と同じようにスキマ時間を有効活用できます。僕は会社に行くとき、駅までの徒歩時間(約20分)と電車の中(約30分)の計50分を口パクスピーチに当てていました。
50分あれば英検面接1級大特訓1UNIT分は余裕でこなせます。
英語でモノを考える力が身につく。
僕が口パク練習を推す最大の理由です。口パク練習をしていると英語でモノを考える力が一気に付きます。
歩いているときも電車の中でも、英語を喋っている状態を作っているのですから英語の思考回路がドンドン構成されていきます。英検1級の面接は本当に時間がありません。
1分間の考慮時間で日本語を介して考えていたら、不合格に片足突っ込んでいるようなものです。英語でモノを考える力を早く身につけたいなら、口パク練習は必須です。
まとめ:英検1級の面接は独学で対策可能
- 最初のスピーチが合否のカギを握る。ここでつまずくと、他の評価が芋蔓式に悪くなる。
- 英検1級面接大特訓で、オーバーラッピング、シャドーイング、リテンションを繰り返せ。
- 特にリテンションはスピーキング力を上げる上で必須。
- 口パク練習で時間と場所を有効活用せよ。
普段の生活じゃ英語を話す機会が少ない人の方が多いと思います。独りでもスピーキング力を上げる勉強法をご紹介しましたので、これでぜひ英検1級合格を掴んで下さい。
コメントを残す