僕が万人に戦争映画をすすめる理由2つ。おすすめの作品も一挙紹介!

こんにちはガルシアです。

  • 映画を観ようと思っているのだけれど、どのジャンルがいいのかな?
  • 心に残る映画を観たい

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

この記事で紹介する戦争映画を観るべき理由2つを読めば、なぜ戦争映画がおすすめなのか分かります。

 

なぜなら、僕も100本以上の映画を観てきて戦争映画が一番人生に影響を与えてくれたからです。

 

記事の前半では戦争映画を圧倒的におすすめする理由、後半はおすすめの戦争映画を紹介します。

 

それでは参りましょう。

戦争映画を圧倒的におすすめする理由2つ

僕が映画で戦争ジャンルをおすすめする理由は以下の2つです。

  • 人生の有限さを痛感する
  • 人の本性が見て取れる

順番に見ていきましょう。

人生の有限さを痛感する

戦争映画を観ると「人生って終わりがあるんだな」とめっちゃ実感します。なぜなら、人がいつ死ぬか分からないからです。

 

少し想像してください。戦場とはどんなところでしょうか?

 

一歩進めば敵に撃ち殺されたり、地雷を踏んで手足が吹き飛ばされるような死と隣り合わせの地獄です。たった一発の銃弾で一人の人生が終わってしまうのですからそれはもう理不尽極まりないです。(しかも20代の若者ばかり)

 

人がゴミのように死んでいく様を見ていたら、イヤでも人生に限りがあることを思い知らされます。戦争映画は人生は永遠に続くものじゃないと教えてくれるんですね。

平和な世の中でも突然死ぬ

  • 今は平和な時代だし戦争映画で学ぶ必要ってあるの?
  • いつ死ぬか分からないなんて戦時の話でしょ?

こういう意見をよく聞きますが果たしてそうでしょうか?

 

世界で屈指の平和っぷりを誇る日本でも突然死のリスクはこれだけあります。

  • 交通事故
  • 殺人事件
  • 突発性の病気
  • 末期がん
  • テロ(サリン事件なんか典型)

もちろん滅多に遭うことではありません。だからこそ死を意識させる戦争映画を観るべきなのです。

戦争映画は人の本性がリアルに出てくる

戦争映画を観ていると人の性というのがおもむろに出てきます。なぜなら人は死ぬ間際に本性がでてくるからです。

 

例えばこんなの。

  • 母に自分を産んだことへの感謝の手紙を送る
  • 出征列車のホームで恋人と抱き合う
  • 慰安婦を思う存分堪能する
  • 敵兵を殺すのにためらいが出る
  • 命惜しさに敵前逃亡
  • 仲間を守るために自ら犠牲になる

良いことも悪いことも含めて戦争映画は人の本性がでてきます。映画とはそもそも人の営みを浮き彫りにしてるものですが、特に戦争映画は人の描写がリアルです。

 

人間とはなんなのかを知るなら戦争映画はうってつけです。

おすすめの戦争映画5選【邦画編】

それでは戦争映画をおすすめする理由を紹介したところで、次はぜひ観て欲しい作品を紹介します。

 

それではまずは邦画編5選です。

  • 男たちの大和
  • 太平洋の奇跡
  • 日本のいちばん長い日
  • さとうきび畑
  • 硫黄島からの手紙

男たちの大和

日本人なら誰もが知る世界最強の戦艦大和。海上特攻に出るまでの物語を映画に作品です。

 

男たちの大和は日本人なら絶対見てください。これほど戦時中の日本人の人情を写した映画は他にありません。

 

作中で大和が出港間際に、中学生水兵たちが「お母さん!」と泣きながら叫んでいるシーンを見たときはこっちまで泣きました。

 

僕も戦時に生まれていたらあんなふうに泣き叫んでいたのだろうか。日本男子だからこそ感情移入してしまった戦争映画です。

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太平洋の奇跡

1944年、太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられたひとりの日本人がいた。大場栄大尉。彼は、47人の仲間の兵士たちと共に、16カ月の間、敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた。彼の誇り高き魂が、味方の日本人だけでなく敵側のアメリカ人の心も大きく動かしていった。
 
引用元:アマゾンプライム
実在した日本人大尉の偉業を映画化した作品。全員が玉砕したと思われていたサイパン島で多くの日本人の命を守りぬいたまさに奇跡の物語です。
 
 

最後は敗北を認め敵のキャンプへ投降するのですが、アメリカの将校からもその統率力をに大場大尉は賞賛を受けました。

 

しかし、大場大尉の心情は周囲と全く違うものだったのです。今でも大場大尉のこのセリフが忘れられません。

私は、この手で多くの命を奪いました。誇れることは何もありません。

引用元:太平洋の奇跡

アメリカ兵将校と向き合い、淡々と述べた大場大尉の様子は自分が殺したアメリカ兵の顔を思い浮かべているように見えました。

 

人を守るとはどういうことなのか。太平洋で起こった奇跡から学べます。

日本のいちばん長い日

太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、本土決戦か―――。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみ これちか)陸軍大臣、国民を案ずる天皇陛下、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官。一方、終戦に反対する畑中健二少佐ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める。
 
引用元:アマゾンプライム
この作品観たらマジで終戦が長く感じられました。日本のいちばん長い日は今までの戦争映画と違って、軍の上層部をテーマにした題材なんです。
 
 
敗色濃厚の日本で終戦か本土決戦か真っ二つに分かれた軍で閣僚たちの人間模様がリアルに描かれています。
 
 
僕が一番印象に残っているのは御前会議で昭和天皇が終戦の決断を下した瞬間。
 
天皇陛下のために命を捧げよと教えられた国民を、自らの命を懸けて終戦の判断を下した昭和天皇には本当に頭が下がる思いでした。
 
 
決断を一歩間違えていたら我々日本人はいなかったかも知れない。日本史上最大のピンチを描いた戦争映画です。
 
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さとうきび畑

第2次大戦下の沖縄で、平山幸一(明石家さんま)が希望を捨てず家族を守ろうとする姿を描く。

引用元:プライムビデオ

太平洋戦争の沖縄戦を舞台に描いた家族の物語。映画ではなくドラマ作品なのですが、あえて紹介しました。

 

なぜなら、戦時下の普通の家族がリアルに描かれているからです。写真家の平山とその家族が平凡な日常から戦争に巻き込まれていく様がありありと描かれています。

 

今まで年配の人から戦争の恐ろしさをたくさん聞かされましたが、今一つピンときませんでした。しかしさとうきび畑の唄を観て「ああ、戦時下を生きてきた人たちはこんなことを伝えたかったんだな」と実感できたんです。

 

一般市民が戦争に巻き込まれることがどういうことかがよく分かります。

硫黄島からの手紙

2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか
 
引用元:プライムビデオ
硫黄島プロジェクトといわれる、第二次世界大戦末期の硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた映画作品。日本側の視点を描いたのが硫黄島からの手紙です。
 
 
アメリカ軍に追い込まれ、次々と自決していく仲間を見て主人公の西郷昇が自決を思いとどまります。
 
 
そのとき放った西郷の言葉は心に刺さりました。
 
ここでこのまま死ぬのと、生きて戦うのと、どっちが陛下のためなんだ!
 
引用元:硫黄島からの手紙
狂気に満ちた硫黄島の日本軍で描かれた戦争物語です。

おすめの戦争映画5選【洋画編】

それでは次におすすめの戦争映画【洋画編】5選を紹介します。実を言うと僕は戦争映画なら洋画の邦画好きです。

 

なぜなら、戦場の緊迫感がめっちゃリアルだからです。これからおすすめする5作品は戦争映画でも屈指の傑作だと思っています。

ぜひ観てください。

  • ハクソー=リッジ
  • ヒトラー最期の12日間
  • ワンス・アンド・フォーエバー
  • プライベート=ライアン
  • レッド・リコーン1942

ハクソー=リッジ

緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。先の大戦で心に深い傷を負った父からは反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。だが、訓練初日から、デズモンドのある“主張”が部隊を揺るがす。衛生兵として人を救いたいと願うデズモンドは、「生涯、武器には触らない」と固く心に誓っていたのだ。上官と仲間の兵士たちから責められても、頑として銃をとらない。とうとう軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場だった。1歩、足を踏み入れるなり目の前で次々と兵士が倒れて行く中、遂にデズモンドの〈命を救う戦い〉が始まる
 
引用元:プライムビデオ

実在した「武器を持たない衛生兵」の戦いを描いた物語。彼のおかげで助かった命は数十人とも言われています。

 

彼の最も偉大なところは敵の日本兵だろうが分け隔てなく手を差し伸べたことです。当時、死を恐れないバケモノと呼ばれた日本兵にためらいなく手当てをした主人公には感嘆の声しか出ませんでした。

 

戦争と言う命のやり取りをする戦場で救命に身を捧げた兵士の物語。一風他の戦争映画とは変わりますが、銃を持たない戦いに心打たれること間違いなしです。

ヒトラー最期の12日間

1945年4月20日。ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。
 
引用元:プライムビデオ
20世紀最大の悪魔、ヒトラーの最期を描いた作品。秘書の証言を元に、謎に包まれていたヒトラーとナチスドイツの終焉の物語が人気を博しました。
 
 
日本の敗戦と違い、ドイツは首都のベルリンが陥落。政府幹部が数キロ先のソ連兵に追い詰められている様は、観てるこっちの手が震えました。
 
 
もうどうすることもできない最中、ヒトラーの狂気は野望を打ち砕かれた絶望の表れだったのでしょう。
 
 
近代史で最も残酷な最期を迎えた独裁者のストーリーはぜひ観てもらいたいものです。最期の生存者のインタビューもまた戦争のリアル感があって良かったです。
 
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ワンス・アンド・フォーエバー

ベトナム戦争初期の1965年11月14日。米陸軍中佐ハル・ムーア(メル・ギブソン)は率いる400名の部隊は、ベトナムのイア・ドラン渓谷「X-レイ」地点に辿り着く。 しかし、敵は想像以上の人数で、彼の部隊は2000人の北ベトナム兵に取り囲まれ苦戦をしいられてしまう。 四方八方から銃弾が飛び交う地獄絵巻きの戦場でムーア中佐は、部下である若き兵士達を家族の元へ送り返したいと立ち向かうのだった。
 
引用元:プライムビデオ
数あるベトナム戦争の映画作品のなかで、いちばんおすすめがワンス・アンド・フォーエバーです。なぜなら、戦場の兵士と本国に残されたその家族の両面が描かれているからです。
 
 
主人公のハル・ムーア中佐はこれから連れて行く兵士達に幼い子供や年老いた両親がいるのをよーく分かっていました。そんな彼らを戦地に連れて行く前日、ムーアはこのような言葉をかけました。
 
君たちを生きて帰すと約束することはできない。
 
しかし、これだけは約束しよう。私は誰よりも早く戦地におり、一番最後に戦地を離れる。
そして君たちを必ず家族の元へ送ろう。生きていようが、死んでいようがだ!
引用元:ワンス・アンド・フォーエバー
このセリフを聞いたときはもう鳥肌が立ちました!。本来ならば兵士や家族を生きて帰すために「必ず生きて帰ろう!」と声をかけるところでしょう。
 
 
しかし、ムーアは戦争の残酷さを知っているからこそ、もてる限りの誠意で部下と向き合ったんです。
 
 
人の上に立つならムーアのようになりたい!。そう思える作品でした。
 
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プライベート・ライアン

過酷なノルマンディ上陸任務の後、ミラー大尉以下8人の兵士は行方不明のライアン二等兵救出を命じられる…。アカデミー賞(R)監督賞ほか全米映画賞を独占したスピルバーグの最高傑作!
 
引用元:プライムビデオ
スピルバーグ監督の最高傑作映画。もう戦争映画でプライベート・ライアンを越える作品は出てこないと断言します!。ここでおすすめしている作品の中ではダントツの1位です。
 
 
人類史上最大の作戦「ノルマンディー上陸作戦」を乗り切り、8人の若い兵士が行方不明のライアンを助けに敵地へと踏み込みます。
 
 
8人の若い命を危険に晒してまでも一人の不明兵を救出すべきなのか。
 
 
敵の猛攻に遭いながらミラーの部下たちは疑問を抱きならライアン救出に向かいます。
 
 
ラストの戦闘シーンは目を皿にして見て下さい!。プライベート・ライアンで伝えたかったすべてが凝縮されています。
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レッド・リコーン1942

1942年5月、第二次大戦下のロシア戦線。ソ連領内のほぼ全土でナチス・ドイツの猛攻を受ける中、唯一前線から離れた地帯があった。ウラル山脈麓の、深い森林に守られたこの地帯の守備隊を率いるヴァスコフ曹長のもとに新たな兵士たちが配属する。
 
引用元:プライムビデオ
レッドリコーンは日本人はほとんど知らないんじゃってくらいマイナーな映画ですが、ぜひ観てほしいので紹介させていただきます。
 
 
なぜなら、ここで出てくる兵士は曹長以外みな女性だから!。第二次大戦下でソ連は唯一女性を前線兵力として積極的に使っていたんです。
 
 
銃を持って戦う女性の作品ってあんまりないんですよね。なのでここで紹介させてもらいました。
 
 
詳しくは言いませんが、かなり悲しい結末を迎えます。レッドリコーンを観るときはぜひ主人公のヴァスコフに感情移入してください。
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日本人よ。一度は戦争映画を観よう!

いかがでしたでしょうか。映画を観たいなって思っていても、ジャンルが多すぎて何を観ようか迷ってしまいますよね。

 

そんな人に戦争映画は超おすすめ。人生哲学から人の営みまで学べることがいっぱいあります。僕も戦争映画を観て「人とはどう生き物なんだろうか」と真剣に考えました。

 

ここで紹介した作品の中でも下の2作は特にイチオシです。時間がない人も下の作品だけは絶対に観てください!

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