こんにちは、ガルシアです。
- 日々の生活に追われて、自分のやりたいことができない
- 仕事やプライベートなど、することが多すぎる
- 人生で納得のいく優先順位をつけたい
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事で紹介するしないことをきめたら人生の幸福感が増した話を読めば、他人の評価軸に振り回されずに済みます。
なぜなら、僕も人生でしないことを決めて自分なりの幸せをつかめたからです。いままでやるべきことに追われていた生活が嘘のようにラクになりました。
それでは参りましょう。
Contents
きっかけはphaさんの著書【しないことリスト】
まず始めに、することよりもしないことを決めようと思ったきっかけの本を紹介します。
名門京都大学を卒業して、日本一有名なニートであるphaさんの著書です。その名も「しないことリスト」。
phaさんは現代社会で取り上げられている「やるべきこと」に疑問をもち、あえてしないことを決めるべきだと述べています。
この記事ではこの本の内容をもとに、人生でしないことを決めるメリットを紹介します。
するべきことよりもしないことを決めるべき2つの理由
それでは、まずしないことを決めるべき2つの理由を紹介します。
- やるべきことよりも絞りやすいから
- お金や時間の無駄遣いをやめられる
しないことは絞りやすい
やるべきことよりも、しないことを決めたほうがリストは絞りやすくなります。なぜなら、しないこと(正確にはあなたがやりたくないこと)は生涯を通じて一貫しているからです。
下の表を見てください。僕が作ったしないことリストです。
- 嫌いな人間と付き合わない
- 興味のないことにお金をかけない
- 長時間労働をしない
- 満員電車で通勤しない
どうでしょうか?。どれも年を重ねたからといって変わるようなものではないですよね。何歳になっても嫌いな人とは一緒にいたくないですし、長時間労働が好きになることはないでしょう。
しないことリストを作れば、生涯にわたってやりたくないことが明確になるので幸福感が増します。
ムダな出費がなくなる
しないことを決めれば、時間とお金をムダにせずにすみます。なぜなら、不要なことに自分のリソースを投下しなくていいからです。
具体例としてこんなの。
- 飲み会に行かない→飲み代が浮く
- 安アパートに住む→固定費削減
- 残業しない→平日に自分の時間ができる
しないことを決めたら、自分の貴重な資源(お金、時間)を浪費しなくなります。
世間がするべきことを押し付ける唯一の理由
しないことを決めれば貴重なお金と時間を確保できるのに、世の中はなぜやるべきことだらけなのでしょうか。
それは、企業が儲けるためです。
下の表を見てください。世間が推奨するやるべきことリストは全て、企業の利益につながっています。
- 一生独身だと孤独になるから結婚すべき⇒ブライダル業界が儲かる
- 家族が住む家に困らないためにマイホームを買うべき⇒不動産屋が儲かる
- 老後に備えて資産運用をすべき⇒銀行、証券会社が儲かる
- グローバル社会で生き抜くために英語は必須(僕は大賛成ですが)⇒ECCが儲かる
- 長時間労働にも歯を食いしばって耐えるべき⇒経営者が儲かる
もちろんこれらは間違いではありません。これからの人生においてやっておいて損のないものばかりでしょう。
しかし、やらなくて困るリストでもありません。コトによっては自分に不要なものまで、自分のやるべきことと勘違いさせられている場合もあります。(企業は不安を煽るのが上手ですからね)
世間の掲げるやることリストに振り回されないようにしましょう。
賢く【しないことリスト】を作る2ステップ
- することよりもしないことを決めるのが大切なのは分かったけど、どうやって決めればいいの?
- なんもかんもしなくなったら、ただの廃人じゃん
- 自分にとって何が不要かはっきりさせたい
こんな悩みを持つ人に賢くしないことリストを作るコツを紹介します。具体的には以下のステップ踏んでください
- 過去に経験したイヤなことワースト10を挙げる
- 共通項を出して、しないことを3つ挙げる
phaさんの【しないことリスト】はかなり多い
前述で紹介した「しないことリスト」は、実はかなり多いです。細かいリストまで目を通したら36個もありました。
これを全部実践したら、それこそすることリストを作るのと大して変わらないレベルの労力が必要になります。なので自分用にもっとしないことを絞りましょう。
ステップ1:過去のイヤな思い出ワースト10を挙げる
ちょっとツライ作業ですが、人生を振り返って自分が経験したイヤなことワースト10を挙げてください。なぜなら、自分のやりたくないことが明確になるからです。
僕の例を出しましょう。僕がこれまでの人生で経験したイヤなことワースト10です。
- 小学校時代にいじめられた
- 高校時代友達が一人もいなかった
- 会社で配属された部署の仕事に適性がなかった
- 先輩とそりが合わずに潰されかけた
- 大学時代に下宿したアパートの家賃が高くて、生活が苦しかった
- はじめて自炊したメシがクソまずかった。
- 学校の体育中に2回大けがをした
- サークルの同期と人間関係でトラブル起こしまくった
- 親のモラハラで毎日泣きじゃくっていた。
- 月の残業時間が50時間越えた
誰が見るわけでもありませんので、一度挙げてみましょう。
ステップ2:共通項を洗い出し、しないことを3つ挙げる
ステップ1で挙げたリストを元に共通項を洗い出して、しないことを3つ作りましょう。3つにしたのは、自分の頭でカンタンに把握するためです。もちろん4つか5つくらいでもかまいません。
僕のしないことリストはこんなふうになりました。
- 嫌いな人間と付き合わない
- 興味のないことにお金をかけない
- 長時間労働をしない
このリストを常にアタマにおいて生活してから、だいぶストレスフリーになりました。毎日のようにTODOリストを作って、パンクしかかっていた生活が嘘のようです。
みなさんもぜひ3つのしないことを決めましょう!
しないことリストを作って人生の幸福度を上げよう
いかがでしたでしょうか。
世間ではやるべきことが溢れかえって、自分に必要でないことまであたかもするべきのように思えるかもしれません。
しかし、しないことを決めれば周囲の言う「するべきこと」に振り回されずにすみます。
最後にもう一度確認しましょう。
- しないことを決めるべき2つの理由
- やるべきことよりも絞りやすい:世の中はするべきことであふれすぎ
- お金や時間の無駄遣いをやめられる:企業の養分になってはならない
- しないことリストを作る2ステップ
- 自分が過去に経験したいやなことを10個書き出す:やりたくないことが明確になる
- 共通項を洗い出し、3つのしないことをリストに加える:アタマで把握できれば、4,5くらいでもOK
僕も半生を振り返ってみると、これでもかというくらいやるべきことに追われていたような気がします。
しかし、Phaさんの「しないことリスト」読んで、別にやらなきゃいけないことなんてほとんどないんだなって気づいたんです。それから、自分用にしないことリストを作って生活し始めたら、幸福度がグンと上がりました。
みなさんも人生でしないことを決めて人生の満足度を上げましょう!
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