【若い人向け!】若者こそエンディングノートを作るべき3つの理由。作り方もまとめて紹介

自分にもしものことがあった際に、大切な人にメッセージを残すエンディングノート。高齢者の終活の一貫として注目されています。

しかし、若い人にエンディングノートが必要なのか疑問に思う人も多いですよね。結論から言うと、若い人こそエンディングノートを作るべきです。

この記事では、以下の内容に沿って解説します。

  • エンディングノートとは
  • 若い人がエンディングノートを作るべき理由
  • 具体的な作り方
  • おすすめのネットサービス

ぜひ、最後までお読みください。

エンディングノートは?若い人向けにサクッと紹介

エンディングノートとは、自分が不慮の事故や病で死んだときのために、大切な人に残したい情報を書くノートです。

高齢者の終活で作られることが多いですが、最近は若い人でも作るケースが増えています。

遺言状と違い、エンディングノートは書く内容が自由で、法的拘束力がありません。

遺言状であれば、相続関連など内容に制限があり法的効力を持ちます。

もし、財産分与などシビアなことを決めたい人は遺言状を作りましょう。

【むしろ若い人向け!】エンディングノートの作成をおすすめする3つの理由

若い人にエンディングノートの作成をおすすめする理由を3つ紹介します。

  1. 家族の負担を減らせる
  2. 生活を見直すきっかけになる
  3. 感謝の気持ちを言葉にしやすい

若い人ならではのメリットも交えてを解説しますね。

1.家族の負担を減らせる

エンディングノートがあれば、もし自分が死んだときに家族の負担を減らせます。本人しか分からない情報やへのメッセージを遺された人に届けられるからです。

  • SNSのアカウント
  • 銀行口座の情報
  • 遺品の保管場所

特にネット関連の個人情報は、生前に家族に教えるケースはまれです。ネット銀行の口座情報や暗証番号などは、本人の死後だと遺族が知るのは難しいでしょう。

自分が死んだ後の身辺整理の手がかりとしてエンディングノートを書けば、家族の負担はかなり減らせます。

2.生活を見直すきっかけになる

若い人がエンディングノートを作るメリットは、普段の生活を見直すきっかけになることです。

なぜなら、死んだ後のことを想定し、そこから逆算してやるべきことを決められるからです。

エンディングノートで振り返る項目は、以下のようなもの。

  • 自分の好きなこと、趣味
  • 人生のターニングポイント
  • 葬式に来てほしい人

自分の好きなことや趣味を振り返れば、もっと好きなことに時間を使おうと思えるでしょう。

人生のターニングポイントを振り返れば、どうすれば自分の人生が良い方向へ進むか見定められます。

このように、自分が後悔しない人生を送るヒントを得られる点で、エンディングノートは便利です。

3.感謝の気持ちを言葉にしやすい

普段面と向かって言いにくい感謝の気持ちも、エンディングノートなら書きやすいです。

誰に見せるわけでもないので恥ずかしさはありません。中身を見られるのも、自分が死んだ後です。

家族や友人など大切な人に感謝の気持ちを言葉にすれば、より身近な人を大切にしようと思えるでしょう。

また、エンディングノートに感謝のメッセージを書くことは、遺された人への癒しになります。

高齢の両親であれば、亡くなるときでもほとんどの人は心の準備ができています。しかし、若い人となると話は別です。

10代20代に不慮の事故や事件でこの世を去れば、遺族の精神的ダメージは計り知れません
子供の死から何十年と経っても、時計の針が止まったように無気力な生活を送っている遺族は多いです。

もし、遺族がエンディングノートの生前の感謝のメッセージを読めば、ツラい気持ちも少しは和らぐでしょう。

【若い人向け】エンディングノートの作成に役立つ9つのワーク

エンディングノートは何を書いてもOKです。しかし、どんな情報を残せばいいか分からない人も多いですよね。

ここではエンディングノートの作成に必要な9つのワークについて紹介します。

  1. プロフィールを作る
  2. ライフチャートを作成
  3. 人生のターニングポイントを振り返る
  4. 財産について
  5. ネットアカウントの洗い出し
  6. お墓・埋葬について
  7. 葬儀に関する希望
  8. 遺影・追悼ビデオの撮影
  9. 家族と自分に向けたメッセージの作成

全てのワークをする必要はありません。自分が気になった項目から始めてましょう。

私が実際に書いた内容も一部お見せします。

Work1:プロフィールを作る

まずは、カンタンなプロフィールを作成しましょう。僕の例を載せますね。

氏名 ガルシア
生年月日 1989/10/1
出生地 京都府京都市
本籍地 京都府京都市
居住地 大阪府吹田市
血液型 A型
趣味 英語、ブログ、旅行、麻雀、読書
好きな食べ物・飲み物 ラーメン、ギョウザ、お酒全般
好きな言葉 経験に勝る知識なし
好きな場所・風景 富山(立山アルペンルート)
尊敬する人 ちきりんさん、川原礫さん、支倉凍砂さん

自分にとっては分かり切っている情報でも、家族や友人は意外と知らないものです。

プロフィールは自分のためというよりも、身近な人のために書きましょう。

Work2:ライフチャートを作成

ライフチャートとは、これまでの人生で楽しかった瞬間、不幸だった時期を時間軸で振り返る表です。

若い人向けのエンディングノート ライフチャート

ライフチャートのメリットは、人生のターニングポイントを直感で理解できること。

  • チャートが上がったとき何があったのか
  • 下がったとき、どんな環境にいたか
  • チャートが変化したときにどんな行動をしたか

20年以上生きていると、上向きの時期もあれば下火の期間もあるでしょう。
人生の傾向をライフチャートで振り返れば、これから後悔しない生き方をするためのヒントが得られます。

ライフチャートは、これからどう生きるべきかを考えるワークと言えるかもしれません。

Work3:人生のターニングポイントを振り返る

前述のライフチャートとかぶりますが、人生のターニングポイントを振り返りましょう。程度の差はあれど、人には人生が変わった瞬間があるはずです。

ターニングポイントを振り返ることで、自分の価値観を言語化しやすくなります。参考までに私のターニングポイントを載せますね。

ターニング
ポイント
フィリピン留学
その時
感じたこと

留学に来ている人のバックウグラウンドが多様でびっくりした。

定年間際の経営者や世界1周中の人、勢いで仕事を辞めて逃げるように留学した人。自分が23年生きて一度も出会わなかったような人ばかり。

ここで知ったのは「生き方は一つじゃない」ということ。親からはいい大学を出て、いい企業に勤めないと人生詰むぞと脅されてきたが、そんなことはなかった。

たとえ社会のレールから外れても生きる道があると知り、心がラクになった。

Work4:財産について

財産の情報では、以下の内容を残しておきましょう。

  • 金融機関
  • 支店名
  • 預貯金の種類
  • 口座番号
  • 名義人
  • Web用ID

特に漏れやすいのは、ネット関連の財産情報です。今ではネット銀行や仮想通貨の口座も普及しています。これらの資産情報は、遺品整理では見つかりません。

遺言状で財産分与の内容をきっちり書いても、遺族が把握できなければトラブルの元になるでしょう。

ネット関連の財産情報は書き漏らさないように気をつけましょう。

Work5:ネットアカウントの洗い出し

SNSやサブスクのアカウントも洗い出しましょう。特にサブスクは自分でも把握しきれていないケースもあるので、この機会に使っていないサブスクを解約するのもアリです。

また、SNSでは自分が死んだ後の運用をどうしてほしいのか書いておくことをおすすめします。

  • アカウントはそのままで更新しない
  • アカウントそのものを削除
  • 家族や友達に運用を依頼

SNSは本人の死後でも意外とみられるケースが多いです。なかには、意思を受け継ぐ形で遺族や第三者が運用を続けるケースもあります。

故人のアカウントの運用が終わっても、ファンがアクティブなケースも。

若い人にとって、死後のSNSの扱いは相続以上に悩ましいかもしれません。

自分が死んだ後、SNSのアカウントをどうしてほしいかは、エンディングノートに書いておくといいでしょう。

Work6:お墓・埋葬について

「お墓をどうするかなんて悩む必要があるの?」と思うかもしれません。しかし、遺骨の処理方法はお墓だけではありません。バリエーションはかなり豊富です。

一般墓 合同墓・両家墓・夫婦墓・個人墓
納骨堂 仏壇のようなロッカー式や自動輸送式などさまざまなスタイルがある。
永代供養 霊園やお寺が供養や管理をしてくれる。
手元供養 手元供養の他に、遺骨を収めたペンダントやお守りを作ることができる。「遺骨ペンダント」
樹木葬 墓石の代わりに樹木を墓標にする。
散骨 火葬直後の焼骨を粉砕して海などにばら撒く方法。

詳しくは、下の本で紹介しています。興味のある人はぜひ。

created by Rinker
140B
¥1,320 (2021/09/23 21:03:14時点 Amazon調べ-詳細)

Work7:葬儀に関する希望

どんな葬式をしてほしいか考えましょう。具体的には以下の内容を決めるといいでしょう。

  • 演出用の音楽
  • 供花・供物
  • 規模感

ただし、規模感に関しては自分だけで決められるものではありません。

例えば、友達を呼びたくても親は家族葬で済ませたいという家庭も多いです。

日頃から友達の話を家族に話すようにしましょう。
自分が慕っていた友達のことを両親が知っていたら、友達を葬式に参加させてもらいやすくなります。

Work8:遺影・追悼ビデオの撮影

遺影や追悼ビデオの撮影も、エンディングノートの作成時に検討したい項目の一つ。

最近は遺影や追悼ビデオのサービスが充実しています。おすすめのサービスを下に載せていますので、ぜひ利用してください。

メモリアルDisc 追悼ビデオの制作サービス。
スライドショータイプのシンプルなビデオから、テロップの入った動画までバリエーション豊富
コイデカメラ 生前遺影の撮影サービス。
美肌修正や輪郭修正などで、よりきれいな写真に加工してもらえる。

デメリットはサービスを利用するとお金がかかること。遺影撮影だけでも最低5,000円かかります。

お金に余裕があり、死後どのように自分が見られたいかこだわりがある人は、遺影や追悼ビデオを用意するといいでしょう。

Work9:家族と自分に向けたメッセージの作成

最後に、家族と自分に向けたメッセージを書きましょう。自分に関しては、1年後の自分に向けたメッセージを書くと、日々の生活が引き締まります。

下に例を載せますね。

家族に向けた
メッセージ

ご両親へ。このエンディングノートを読んでいるときには、もう私はこの世にはいないでしょう。突然死んだ親不孝をお赦しください。

どうか死んだ私の分まで人生を歩んでください。それが私の願いです。

1年後の自分

若いからと言って慢心してはいけません。

事故や災害、はたまた殺人など人はいつ死ぬか分からないのです。後悔のない人生を送らないよう、やりたいことに突き進んでください。

【どれもおしゃれ!】若い人向けの市販エンディングノートおすすめ3選

【スラスラ作成できる】若い人向けの市販エンディングノートおすすめ3選

一般の本屋でも、フォーマットが整っているエンディングノートがたくさん販売されています。

ここでは、おすすめの市販エンディングノートを3つ紹介します。

  1. 永岡書店 もしもに備える安心ノート
  2. コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート
  3. リベラル社 一番わかりやすい エンディングノート

順番に見ていきましょう。

永岡書店 もしもに備える安心ノート

(引用:アマゾン)

永岡書店のもしもに備える安心ノートは、自分が死んだときだけでなく、事故や病気で意思表示ができないときにも助けになるノートです。

具体的な記入内容は以下の通り。

  • カンタンなプロフィール
  • 預貯金の口座
  • 有価証券
  • 不動産
  • クレジットカード
  • 所属団体
  • 友人・知人の名前
  • 家族の基本情報

お金関係は、普段の生活でも忘れていることが多く、振り返りにピッタリです。

どの項目もシンプルなフォーマットなので、初めてエンディングノートを書く人におすすめと言えるでしょう。

created by Rinker
¥858 (2021/09/23 18:01:57時点 Amazon調べ-詳細)

コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート

引用:アマゾン

コクヨのエンディングノートはB5サイズで64ページと、かなりボリュームのあるノートです。

大きな特徴が、CD-Rと写真を保管できるケースが付いてること。家族との思い出の写真や追悼ビデオを遺す際に大変便利です。

前述の永岡書店のエンディングノートと同じく、預貯金口座や不動産情報も体系的にまとめられます。

文字だけでなく、動画や写真も遺したいと言う人に、コクヨのエンディングノートはおすすめですね。

created by Rinker
コクヨ(KOKUYO)
¥1,227 (2021/09/24 00:44:42時点 Amazon調べ-詳細)

リベラル社 一番わかりやすい エンディングノート

引用:アマゾン

リベラル社の一番わかりやすいエンディングノートは、行政書士が監修したノートです。

3,000人に及ぶ終活セミナー生の声を元に作らているため、本当に必要な項目に絞られています。

また、預貯金など重要な情報はスクラッチシールで隠せるなど、情報漏えいのリスクが低いのも魅力の一つ。

「お金絡みの情報をまとめたいけれど、他人にバレないか不安」「なるべく必要な情報だけ遺したい」という人に、リベラル社の一番わかりやすいエンディングノートはおすすめですね。

created by Rinker
¥1,078 (2021/09/24 00:44:43時点 Amazon調べ-詳細)

【どれも無料】エンディングノートと合わせてダウンロードしたいサービス3選

【若い人向け】エンディングノートと合わせてダウンロードしたいサービス4選

ここでは、エンディングノートと合わせて利用したいサービスを3つ紹介します。

  1. Life Ensured
  2. If I die
  3. ウィログ

順番に解説していきますね。

Life Ensured

引用:Life Ensured

Life Ensuredは、あらかじめ指定したSNSに事前に用意したメッセージを投稿できるサービスです。

メッセージの投稿だけでなく、アカウントの削除や運用、ファイルの移行も代行してくれるなど何かと便利です。

デメリットは英語版しかないこと。英語でのやり取りに抵抗があると、少し苦労するかもしれません。

If I die

If I die はFaceBook専用の遺言アプリです。登録すれば、すぐに追悼動画とメッセージを作成できます。

自分が死んだ後に遺言を配信してくれるので、普段あまり会わない友達に自分の死を伝えられます。

追悼ビデオを作るのは面倒だけれど、死後のメッセージを親しかった人に伝えたいと言う人に、If I die はピッタリですね。

ウィログ

引用:ウィログ公式サイト

ウィログはWill(遺志)とlog(記録)を合わせた造語。自分が死んだ後にメッセージをネット上に公開してくれるサービスです。

大きな特徴は、不特定多数の人にメッセージが公開されること。そのため、軽いノリのメッセージを遺しやすいのがメリットと言えるでしょう。

実際の利用者のメッセージはこんな感じ。

  • どうか悲しまないで下さい。お葬式など決してしないで下さい。むしろ、「コニー天上祝賀パーティ」的に盛大に祝っていただけたら嬉しいことこの上ありません。
  • ポックリ逝けたのなら、まあ仕方ないさ。姉ちゃん、ごめんね。
  • もしかしたら死んでなくてただ面倒になっただけかもwもしこれで死んでたら凄くあっけないですねw

引用:公開ウィログ一覧

もっと気軽に生きた証を遺したいという人に、ウィログはおすすめです。

まとめ:エンディングノートは若い人向け

この記事では、若い人がエンディングノートを作るべき理由と書く内容、おすすめのサービスなどについて紹介しました。

若い人でも病や不慮の事故など、いつ死ぬかわかりません。その日は明日かもしれないのです。

もしもの時に遺された大切な人のために、また自分の人生を見つめなおすきっかけに、ぜひエンディングノートを作成してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です