【大暴露】大企業の給料はこのくらい。福利厚生も赤裸々に!

こんにちは、ガルシアです。

  • 大企業は給料いいって聞くけど、実際どんなもん?
  • 大企業に転職したいけど収入が気になる
  • 中小企業とどのくらい違うの?

こんな疑問にお答えする記事を書きました。

 

この記事で紹介する大企業社員の給料と福利厚生を読めば、大企業の社員がどのくらい給料をもらっているのか分かります。

 

なぜなら、これから後悔する内容は大企業7年目の僕の給料を参考にしているからです。企業サイトでは公開されないデリケートな部分にまで踏み込むので、ぜひ読んでください。

 

それでは参りましょう。

【大企業の給料を知る前に】サラリーマンの平均給料っていくら?

大企業の給料が知る前に、普通のサラリーマンがだいたいいくらくらいもらっているか知りましょう。なぜなら、平均値を知らないと、自分の給料を相対的に評価できないからです。

 

特にブラック企業に勤めている人は自分の給料を客観的に評価できていません。(サビ残で薄給でも疑問を持たないとか)

 

下のグラフを見てください。国の統計調査でわかったサラリーマンの平均給与です。

引用元:https://www.nenshuu.net/salary/contents/heikin.php

日本のサラリーマンは440万円/年くらいもらっているってことですね。

業界別でも年収は違う

サラリーマンの平均年収は業界によっても変わってきます。なぜなら業界によって収益性が違うからです。

 

一般的に商社やIT、コンサルは利益率が高いので給料も高くなる傾向にあります。一方で建設業、インフラ、重電メーカーは設備投資にお金がかかるので自然と人件費が低くなる。

 

企業の大小以前に業界の収益性が給料に影響することもあるんです。

【大暴露!】大企業の給料はこんなもん!

それでは大企業社員の年収を後悔します。下の写真を見てください。僕の2019年の源泉徴収票です。

年収だけで見ると460万円ですが、もう少し詳しく内訳しましょう。

  • 基本給:25万円
  • ボーナス:5.4ヶ月/年
  • その他手当:20万円/年

因みに僕の就業ステータスはこんな感じ

  • 入社7年目(今年30歳)
  • インフラ業界
  • 残業時間:5~10h/月
  • 平均有給消化日数:17日

給料面について細かく解説しましょう。

基本給は標準程度~やや低い

入社7年目で基本給25万円は、大企業の中では標準程度かやや低めだと思います。しかし、これも業界によってまちまち。

 

某通信大手は30歳を超えると基本給が35万くらいいくと聞いたことがあります。前章で業界によって平均年収が変わると言いましたが、これは大企業でも同じです。

 

ですが、総じて基本給はそこそこってところでしょう。

大企業はボーナスが破格!

大企業のボーナスはそんじょそこいらの中小企業より圧倒的に高いです。なぜなら、大企業は労働組合が強すぎるからボーナスを下げられないのです。

 

総合電機メーカーで構成される電機労連なんかはボーナスが年間4ヶ月を切るとストライキしていいなんて不文律もあるくらいです。

 

僕の勤めている会社もご他聞に漏れず組合が幅を利かせていますが、僕が入社以来ボーナスが年間5ヶ月を下回ったことはありません。

 

ボーナスの差が年収の差といわれるくらい大企業はボーナスがいいんです。

その他各種手当ても充実

大企業は基本給やボーナス以外にも各種手当てが充実しています。なぜなら資金力があるから。

 

参考までに僕の勤めている手当てをざっと紹介します。

  • 住宅手当:家賃、住宅ローンの3割~半額
  • 扶養手当:一人につき1.5万円、ボーナスにも反映
  • 職務手当:当該の資格を持っていたら一つ5000円/月
  • 保育料補助:子供さん一人につき3万円/月

とある先輩は各種手当てをフル活用して年収1.5倍にまで伸ばしている人がいました(笑)

 

残業代なんかで稼がなくても給料が上がる仕組みがあるなんて大企業くらいのものです。手当て面でも大企業は中小企業に比べて優位でしょう。

【中小企業驚愕!?】大企業の給料は右肩上がり

年功序列なんて過去のものと思われている人も多いかもしれません。(実際中小やベンチャーは裁量労働制のところも増えました。)

 

ですが大半の大企業が今でも年功序列の賃金形態を取っています。(表向きには成果主義をうたっている大企業でも中身を見ると年功序列のところがほとんど。)

 

しかも一回上がった給料はそうカンタンには落ちません。処分でも食らわない限りは。

 

参考までに僕の勤め先の賃金テーブルを載せておきます。

職分 基本給 総年収
一般職(1年目~4年目) 18~23万円 350~400万円
一般職(5年目~8年目) 24~26万円 400~500万円
一般職(9年目~13年目) 27~28万円 500~600万円
一般職(14年目~18年目) 29~33万円 600~650万円
一般職(19年目~) ~35万 650~700万円
中間管理職(係長級) 40~45万円 800~900万円
中間管理職(課長級) 45~50万円 900~1000万円
現場長 1500~1800万円(年俸制)

数年前に賃金改定して、これでもかなり減ったほうらしいです。どんだけ太っ腹なんだよ・・・。

 

一般職までは何もしなくても給料が上がるので、年収700万円までは保障されているようなものです。

 

もちろんこの賃金形態が会社にとっていいかどうかは話が別です。しかし雇われる側としては大企業はかなり待遇がいいと思います。

【大企業は給料だけではない!】福利厚生も超充実

大企業は給料が割高なのも魅力ですが、それ以上に福利厚生が超絶充実しています。中小で高給取りだった人も、福利厚生を求めて大企業に転職する人もいるくらいです。

 

僕の職場にも中小企業で1000万円プレーヤーの人が転職してきました。年収だけでみたら300万円以上も下がるのに転職してきた理由を聞くと、福利厚生が良かったからだそうです。(前の職場は給料以外なにもなかったのだとか)

 

福利厚生は会社によって大きく違いますが、どこの大企業でもありそうな福利厚生例を紹介します。(もちろん僕の勤め先にあるものです。)

大企業の代表的福利厚生5つ

・社宅が日本全国にある

・会社(もしくは提携先)の商品が安く買える

・格安の団体生命保険

・多額の結婚、出産祝い金

・医療施設がタダ同然で使える

社宅が日本全国にある

大企業ともなると社宅が日本全国にあります。なぜなら、大企業は転勤が多いからです。

 

もし転勤しても会社が住居の面倒を見てくれなければ、社員が会社を辞めかねません。だから大企業は日本中に社宅を用意しているのです。(しかも格安で!)

 

僕の勤めている会社では、家族持ちなら月5000円で大阪のど真ん中の社宅に住めます。どこへ配属になっても住居に困らないのは大企業特有の恩恵です。

会社の商品が安く買える

大企業だと会社や提携先の商品が格安で買えます。某総合電機メーカーでは自社製品を9割引で購入できるのだとか(マジただみたいなもんじゃん)

 

僕の勤め先も自社サービスが半額以下で使えますし(詳しいことを言うとどこの会社かバレるのでいいませんが)、提携先の某大手結婚紹介所だと、入会金がタダでした。(僕ではなく先輩が使っていました。)

 

会社のサービズを安く使えるのは大企業ならではです。

格安の団体生命保険

大企業ともなると、社員一括で安い団体生命保険に入ることができます。なぜなら、生命保険会社は一括で顧客を囲い込めるので一人頭の掛け金がとても安くなるからです。

 

僕の会社でも月1500円の団体生命保険で以下の保障が受けられます。

  • 入院中の所得保障(給料の7割)
  • 加入者が死亡したときの遺族年金(国のものとは別)

いざ自分に何かが合っても収入が途切れません。小さい子供さんのいる家庭や持病持ちの人には心強い制度です。

多額の結婚・出産祝い金

大企業に入ると会社から多額の結婚、出産祝い金がもらえます。僕の会社では結婚すると会社と組合からそれぞれ20万円と10万円ずつ結婚祝いがもらえます。夫婦とも同じ会社ならその倍です!(僕の勤め先は社内恋愛推奨なので)

 

祝い金とは少しずれますが、結婚式も会社の提携先ブライダルを使うと3割くらい式代を下げられます。(これは会社によるんでどこの大企業も同じわけではありませんが)

 

大企業は結婚、出産などのライフイベントに欠かせない支援をしてくれるんです。

医療施設をタダ同然で使える

大企業に入ると医療施設をほぼタダ同然で使えます。なぜなら、大半の大企業が直営の病院を持っているからです。

 

もともと日本では健康保険がおりるから、その時点で医療費は安くなります。しかし、大企業の場合だと直営の病院を斡旋するのでそもそも医療費がかからないパターンがあるんです。

 

例を出すと、僕の会社ではタダで人間ドックを受診できます。もし自己負担だったら軽く1万円は越えているでしょう。

 

健康は働く上でとても大切です。医療費を気にしなくていいのは大企業のメリットだと思います。

【大企業は給料がいい!】安定した収入を求めるなら最初は大企業がおすすめ

いかがでしたでしょうか。転職エージェントや求人サイトには表面的な情報しか載ってなくて、なかなか大企業の給与実態が分かりづらいと思います。

 

しかし、この記事を元に少しは大企業の待遇のイメージができたのではないでしょうか。最後にもう一度確認しましょう。

  • 大企業の給料はかなり割高
    • 基本給はそこそこ:中小と同じかやや高い
    • ボーナスは中小企業と段違い:ボーナスの差=年収の差
    • 各種手当ても充実:うまく使いこなせば月給が1.5倍に上がる
  • 大企業は福利厚生も充実:住宅手当や医療などいざという時には超絶助かる

世間の風潮では大企業も危ないって叫ばれています(実際危ないところも多い)が、待遇面はまだまだ中小より高いです。

 

大企業へ就職、転職を考えている人はぜひこの記事を参考にしてください。

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