【7年間転勤なし!】大企業で転勤を避ける方法4つ

こんにちはガルシアです。

  • 大企業に入ったけど転勤が多い
  • 大企業で転勤を避けるにはどうしたらいい?

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

この記事で紹介する大企業で転勤を避ける方法4つを読めば、転勤頻度を最小限まで抑えられます。なぜなら僕も大企業8年目にして一度も転勤をしたことがないからです。(署内異動1回のみ)

 

記事の前半は転勤から逃げる方法4つ、後半は転勤を強制された場合の対処法について解説します。

 

それでは参りましょう。

【まず始めに】大企業で転勤が多い2つの背景

まず最初に大企業で転勤が多い理由を知りましょう。なぜなら転勤の背景を理解しないと転勤から逃げる方法も分からなくなるからです。

 

大企業で頻繁に転勤が実施される背景は2つあります。

  • 組織の硬直化を防ぐ
  • 会社の人材レベルを上げるため

順番に解説します。

組織の硬直化を防ぐため

大企業は組織の硬直化を防ぐために転勤を実施しています。

 

大企業はその名の通り大きな組織。ただでさえ動きが遅いのに人材移動がないと、下部組織が独自の文化を作り上げてしまいます。

 

上層部の指示がうまく行き渡らない可能性も大。これは会社にとってめっちゃ致命的なんです。

転勤がないと不正の温床

転勤が全く行われないと最悪不正の温床になります。なぜなら、仮に不正があったとしても「顔なじみのメンバーやし別にいいや」となあなあになるからです。

 

そしていつしか不正が長く続くとそれがその部署のスタンダードになってしまうのです。(特に技術系統)

 

不正がまかり通っていないか監視する意味で、大企業はしょっちゅう転勤をやっているのです。

人材のレベルアップ

大企業は人材のレベルアップを計るために転勤をしています。なぜなら人事交流が多いといい技術、知見が会社に行き渡るからです。

 

例えばある部署ですごい開発が行われていても、そのノウハウが会社で共有されていなければ成果は半減です。

 

しかし人事異動で各部署のノウハウが水平展開できれば、一部署の成果は何倍も増幅されて会社の利益に跳ね返ってきます。

 

大企業は人材育成も含め、組織のレベルを上げたいがために転勤制度を設けているのです。

【7年間転勤無し!】大企業で転勤を避ける方法4つ

それでは大企業が転勤を実施する背景が分かったところで、転勤を避ける方法を4つ紹介します。

 

僕は下の4つのポイントだけ意識して7年間転勤なしです。

  • 出世を諦める
  • 現場でスキルアップ
  • 年齢層の高い部署に所属
  • 中間管理職と仲良くなる

順番に解説します。

転勤したくないなら出世を諦める

めっちゃ夢のないことを言ってすいません。大企業で転勤したくないなら出世は諦めて下さい。なぜなら役職が上がればがるほど転勤は増えるからです。

 

先の転勤背景でも説明しましたが、上位職は現場を監視するお目付け役でもあるんです。監視役がずっと同じ勤務地にいたらどんな癒着が発生するか知れたものではありません。

 

出世するとは会社側の人間としてあちこち回りますよと確約しているのといっしょ。

 

僕も課長クラスの人を10人以上見てきましたが5年以上転勤がなかったのは一人だけでした。転勤が本当にイヤなら出世は諦めましょう。

現場でスキルアップ

転勤を避けるために現場で通用するスキルを磨きましょう。なぜなら、その職場で手放したくない人材になれるからです。

 

例えば営業なら毎月トップの売り上げを維持したり、エンジニアなら他の同僚に負けない技能を身につけるなど。

 

僕の職場(製品の品質管理)でトップを切っている先輩エンジニアは皆さん10年以上転勤していません。

 

大企業で転勤を避けるなら今の職場で必要とされる人材になりましょう。

年齢層の高い部署に所属

僕が転勤回避に一番効果的だと思ったのはこれ。転勤したくないなら年齢層の高い部署に身を置きましょう。なぜなら将来人材不足が予想されるからです。

 

ある職場で近い未来人がいなくなると分かると、会社は真っ先に後発の育成を優先します。転勤なんてさせていたらいつまで経っても人が育たないんですね。

 

僕の職場も1/3が50代以上なので、おっさんたちが全員いなくなるまでは転勤はないと告げられました(今のところは)

 

転勤したくないなら年齢層の高い部署を狙いましょう。

中間管理職と仲良くなる

中間管理職と仲良くなれば転勤は避けやすくなります。なぜなら上司が自分を転勤させないようにいろいろ取り計らってくれるからです。

 

僕も直属の係長と仲良くなって「今の職場にずっといたい!」って言ったら現場長に色々打診してくれました。

 

「こいつにずっとこの職場にいてほしい!」って思ってもらうために中間管理職と仲良くなりましょう。

課長クラスと仲良くなるのは逆効果

  • もっと上の人と仲良くなったほうが融通は利くんじゃない?
  • 課長など人事権が強い人と仲良くなったほうがいいのでは?

こんな疑問を持つ方へ。課長以上の人と仲良くなるのはおすすめしません。なぜなら課長が転勤になったときにあなた自身も連れられるかもしれないからです。

 

僕の先輩でも現場長のウケがよすぎて、現場長が転勤するときに「あいつも連れて行きたいな」の一言で一緒に転勤になってしまいました。

 

あまり上の人からのウケが良いと一緒に転勤させられてしまいます。(出世コースには入りますが)

 

転勤を回避するなら中間管理職を味方にしましょう。

【もし大企業で転勤を強制されたら?】とるべき道は2つ

  • それでも転勤させられそうになったら?
  • 転勤の辞令が覆りそうにない

こんな悩みを持つ方へ。とるべき道は2つあります。

  • とりあえず転勤に応じてみる
  • 退職をチラつかせる

とりあえず転勤に応じる

ひとまず転勤に応じるのはアリです。なぜなら今よりいい環境に当たるかもしれないからです。

 

僕の職場でも単身赴任を言い渡された上司がいました。最初は死ぬほどイヤがっていたのですが、いざ赴任すると水が合っていたそうです。

 

転勤がイヤという人はマイナスイメージが先行しているだけのこともあります。(新しいことを覚えなければいけない、地元離れるのがイヤだとか)

 

辞令が下ったらひとまず応じてみましょう。

退職をチラつかせる

転勤を強制されそうになったら退職をチラつかせましょう。おそらく一番効果的です。

 

リーマンショック直後など買い手市場の時代なら「あっそじゃあ辞めれば?」でカンタンに放り出されていたかもしれません。

 

しかし今は人材不足が深刻な令和。大企業と言えども一人会社を辞められたら相当頭がイタイです。

効果テキメンだった先輩の脅し文句

僕の先輩で一人「絶対転勤はイヤだ!」って人がいました。その先輩にある日辞令が下されて先輩はもうカンカン!

 

すぐさま現場長に撤回の直談判をしたそうです。そのときに現場長に向けた言葉がこちら。

僕がこの会社で必要とない人材だと仰るのであれば辞令はそのまま下していただいてかまいません。喜んで退職届けを出させていただきます。

ですが、もし僕がこの会社に貢献してほしいと仰るのであれば辞令の撤回をお願いします。

先輩は本気でした。年休取得事由は決まって転職活動でしたし、社外で通用するスキルの勉強には余念がありませんでした。

 

結果辞令は撤回、署内異動のペナルティくらいはありましたが転勤は無事回避されたのです。

 

転勤を強制されそうになったら「退職するぞ!」と脅迫してやりましょう。

大企業でも転勤は避けられる

いかがでしたでしょうか。大企業って転勤が多く敬遠されがちですよね。

 

しかし背景が分かれば大企業でも転勤を逃れられます。最後にもう一度確認しましょう。

大企業で転勤を避ける方法4つ

・出世を諦める:役職が上がると必然的に転勤が増える

・現場でスキルアップ:現場で仕事ができると周囲が手放したがらなくなる

・年齢層が高い部署を狙う:将来人材不足が見込まれるからヘタに転勤させられない

・中間管理職と仲良くなる:転勤したくない意向を上役に打診してくれる

大企業で転勤がイヤな人はぜひ参考にして下さい。

合わせて読みたい記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です