【7年勤めて分かった!】大企業のメリット10個

こんにちは、ガルシアです。

  • 就活で大企業を目指そうか悩んでいる
  • 今はもう大企業も危ないって言うから不安
  • 個人の時代って言われているのに大企業入る意味あるの?

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

この記事で紹介する大企業のメリット10個を読めば、大企業に勤める優位性が理解できると思います。

 

なぜなら、僕も新卒から大企業に7年勤めてその圧倒的メリットを受けているからです。正直大企業で心底良かったと思っています。

 

前半は大企業のメリット、後半はこれから大企業で働く人の心構えについて解説します。それでは参りましょう。

【ベンチャー社員仰天!?】大企業の圧倒的メリット10個

それでは早速大企業勤めのメリット10個を順番に解説します。

大企業勤めのメリット10選

・安定度はバツグン

・年功序列の賃金テーブル

・クビにならない

・出世が比較的ラク

・福利厚生がカンペキ

・有給使い放題

・社名出すだけで周りの目が変わる

・会社の金でスキルアップできる

・結婚の際、相手の親を説得しやすい

安定度はバツグン

磐石で無いといっても大企業の安定度はバツグンです。なぜなら中小企業と比べて資金力がケタ違いだからです。

 

景気が悪くなると会社が危うくなるのは間違いありません。問題なのは逆転力。

 

経営改善のために資本金の投入などの余地が大企業にはありますが、中小企業だとこうはいきません。持っている金はそもそも少ないですし、景気が悪くなって銀行や国から真っ先に見捨てられるのが中小企業です。

 

大企業は絶対安定とはいえないですが、逆風が吹いたときの基盤の強さは中小企業の比べ物になりません。

年功序列の賃金テーブル

大企業は今でも年功序列の賃金形態を取っています。なぜなら、実力主義にしようとすると組合が猛反対するからです。これはある程度成果主義を採用している大企業でも同様。

 

これが中小企業だとマジで成果主義になります。僕の知人で小さい商社に勤めている人がいますが、いくつ契約が取れないと昇給がゼロだったそうです。(聞いたときは衝撃でした)

 

だからと言って契約数を増やしても、インセンティブは僕が勤めている会社の定期昇給にも満たないとの事(ただのブラック)

 

賛否両論あるでしょうが、勤続年数が長いだけで給料が上がる大企業はやはり魅力的です。

クビにならない

大企業はマジでクビになりません。なぜなら今でも正社員に対して厳しい解雇規制を受けているからです。

 

最近になって大企業の45歳リストラが話題になっていますが、裏を返せば45歳まではクビにしにくいということです。これほど安心な慣習は大企業だけです。

支社長を罵倒してもクビにならない!?

僕の現場にけっこう血の気の多いおっさん社員がました。あるとき支社長が来訪してどういうわけか仕事の意見の食い違いからおっさんがカンカンに怒ったんです。

 

僕もそば耳立てて聞いていましたが、「お前仕事をナメてんのか!?」「そんなんで支社長やってられるなあ!?」の罵詈雑言の嵐!。(平社員が役員クラスにですよ?)

 

さすがに処分下るだろうと思っていたのですが、起こったのはタダの左遷。(まあそれでも十分おっさんにダメージを与えているでしょうが)

 

しかし、給料カットや解雇などの処分は一切ありませんでした。大企業はそれくらい社員が守られているのです。

出世が比較的ラク

大企業だと比較的出世がラクです。なぜなら周りの社員の意識が低いからです。

 

先ほど大企業のメリットに年功序列を挙げましたが、これにあぐらをかいている社員がめっちゃ多いんですよね。よって勉強意欲もない。

 

僕も今の部署では古株で周りが意欲のないおっさんだらけだからすぐに、部署の副リーダーを任されました。何も特別なことはしていません。飲みの席でボスに「この部署引っ張っていきます!」とハッタリかましただけ(笑)

 

大企業の出世はある程度まではヌルゲーでしょう。

福利厚生カンペキ

大企業の福利厚生はマジでカンペキです。なぜなら多数の社員を養う環境がないと会社が回らなくなるからです。

 

僕が勤めている職場を例にしましょう。今覚えているだけでこれだけの福利厚生があります。

  • 月5000円の社宅と月10000円の独身寮。
  • 人間ドック全額補助(35歳から)
  • 結婚祝い金10万円(社員同士の結婚なら20万円)
  • 冠婚葬祭の補助金(上の結婚祝い金とは別)
  • 扶養手当子供一人につき1万円(ボーナスにも反映)
  • 病気休暇中は月給の7割を所得保償

自分の勤め先だけかと思いましたが、他の大企業勤めの友達の話を聞いても似た感じでした。

 

若いうちからライフプランを立てるのに、大企業ほどすばらしい環境はありません。

有給が消化しやすい

一昔前は違ったのですが、大企業だと有給が使いやすくなりました。なぜなら大企業は働き方改革のあおりをモロに受けているからです。

 

有給の消化率が悪いと行政の指導を受けるだけでなく、企業イメージも失墜しかねません。(ブラック企業大賞とかで名前に挙がるってけっこう大ダメージなんですよ。)

 

大企業は自社のブランドを傷つけたくないから、社員に有給消化を推奨しているのです。

ガルシアの有給消化率は9割

僕が勤めている会社は大企業の中でもかなり恵まれていまして、会社全体の有給消化率は7悪程度。僕は空気を読まないので9割くらい消化しています。

 

僕の勤め先に限らず、大企業は昔から有給消化を推奨しているところが多いように感じます。僕の知り合いでで某電機メーカーに勤めている人は10連休が年4回あるらしいですよ。(休みすぎだろ)

 

自分の時間を確保したいなら大企業一択です。

社名出すだけで周りの目が変わる

まあ大企業入って一番実感したことです。大企業勤めだと社名出しただけで周囲の目の色が変わります。

 

僕が一回合コンに出たときに、最初は周りの女子から「ぱっとしねえヤツだな」って目で見られていたんですが、自己紹介で社名を出した途端女の子の目の色が変わりました。(どんだけ現金なんだよ)

 

自分の実力でもないのに社名を出すだけでチヤホヤしてくれるんです。これだけラクな話はありません。

 

何やかんや大企業のブランドって効力絶大なんです。

大企業ブランドで「錯覚資産」が利用できる

皆さんは「錯覚資産」という言葉を知っていますか?。錯覚資産とは「他人が自分に対して持っている都合のいい思考の錯覚」なんです。

 

この記事で言うと大企業で勤めているだけで、何でもできると周りが勘違いしてくれる現象です。僕の場合はマジでこれが多かった(本当はまったくそんなことないのに 笑)

 

大企業名はここぞと言うときに自分を良く見せる上で力を発揮します。ぜひ活用しましょう。

(錯覚資産に関する詳細は下の本を読んでください。マジで目からウロコです。)

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会社の金でスキルアップできる

福利厚生と少し被りますが、大企業では社員の育成制度が充実しています。僕の勤めている会社だけでもこれだけあります。

  • 各種国家資格取得の全額補助(スクール代込み)
  • 外部講師によるマネジメント講座
  • Micrsoft office などパソコンスキルアップ講座
  • 海外大学院への留学制度(学位取得)
  • 国内大学留学制度(高卒のみ)

自分で勉強していたら数十万近くかかるであろう自己投資がタダになるんです。これからスキルアップをしたい人には最高の制度です。

 

大企業から転職に成功した人は会社の教育制度をフル活用していました。

結婚の際、相手の親を説得しやすい

独身の僕が言うのも説得力がないかもしれませんが、大企業だと結婚相手の親をカンタンに説得できる(ようです。)

 

なぜなら、今の50~60代は今でも大企業絶対志向が消えてないからです。僕の友達がまさにこのパターンでした。

社名で結婚OKをもらった!?

僕の大学の同期が卒業と同時くらいに彼女さんにプロポーズして、家族との顔合わせがあったんです。

 

しかし彼女さん側のお父さんがどうも乗り気ではない感じ。そして同期は身を切るような思い出でお義父さんと対面したときに勤め先を言ったそうです。(彼は某総合電機メーカー)

 

そしたら即効で結婚OKをもらったそうです。

 

僕らの親世代はなんやかんやステータスに弱いですね。彼の例がいいかどうかは別にして、会社の名前だけで相手の親が納得してくれるなら、これだけラクな話はありません。

【メリットはあるけど】大企業=一生安泰ではない!

つらつらと大企業のいいところを褒めちぎってきましたが、残念ながら大企業も一生安泰という時代は終わりました。なぜなら、大企業も社員を45年以上も抱え込む余裕がなくなってきているからです。

 

最近のはやりが45歳リストラですよね。大企業が45歳でリストラする理由でも触れましたが、大企業も将来の生き残りをかけて、使えない社員をどんどんクビにしています。

 

いざ入社して「やったーこのまま一生勝ち組路線だー!」なんてナメ腐ってたら詰みます。これからの時代は大企業のメリットをトコトン使い倒して、自分のスキルや知見を高めなくてはいけません。

【メリットの上にあぐらをかくな!】これからの大企業人の心構え3つ!

それでは大企業のメリットと不安面を紹介したところで、大企業に入ったら持つべき心構えについて3つお話します。

 

これらの心構えがあるかどうかで、40代以降のキャリアが変わってきます(まあまだ僕30歳ですが)。それで参りましょう。

  • 勉強を怠るな
  • 社外の人と交流せよ
  • 実現したい人生を明確にせよ

勉強を怠るな

大企業に入っても勉強は怠らないでください。なぜなら今の社会は変化が激しいからです。

 

大企業でしか通用しないスキルや思考のままだとマジで使えない人材になります(そして45歳でリストラに遭う)

 

常に勉強する姿勢をもちましょう。具体的に何の勉強をしたらいいか分からない人は社会人におすすめの勉強を読んでください。

社外の人と交流せよ

大企業人こそ社外の人と交流してください。なぜなら視野が広がるからです。

 

大企業の人に多いのですが、ムラ社会の意識が強すぎるように感じます。自分の生きている組織が社会の全てだと勘違いし、いざ組織の外に出ると井の中の蛙っぷりに絶望する人が多い。

 

会社の外の世界を知らないと、いざというときに変化に対応できなくなります。

「ワシの会社はこうやった!」が口グセのおっさん

僕の上司で40年間ずっと同じ部署に所属してそのまま退職した人がいました。その後すぐ再就職しましたが、どれも長続きしなかったとのこと

 

風のうわさでは「前の職場ではこうだった」の一点張りで、新しい職場の非難ばっかりしていたそうです。

 

一つの組織しか知らないと、その環境が絶対無二と信じ込んでしまうんですね。変化の激しい現代ではとても危険な考えです。

 

社会はもっと広いことを知るために大企業の人こそ社外の人と交流しましょう。

(関連記事:オフで人と会うべき絶対的な3つの理由

実現したい人生を明確にせよ

大企業勤めの人は休みの日でもかまいませんので、自分がどんな人生を送りたいのかを紙に書き出してください。なぜなら、自分の人生を振り返る人が余りに少ないからです。

 

大企業の人は会社が敷いたレールを走る人生に慣れきっているため、自分の人生をどうしたいかと考える力がなくなっています。

 

これはすごく危険で知らず知らずのうちにお金や時間などの貴重な資源をムダにしているのです。社会派ブロガーの「ちきりん」さんは著書でこう言っておられます。

私たちはついつい、「周りの人がやっていること」や「やるのが当然だと(世間で)思われていること」を自分が手に入れたいモノだと勘違いしがちです。でも、ゴールを間違えたら、人生の時間もお金も無駄になってしまいます。

引用元:自分の時間を取り戻そう

大企業のメリットをさんざん褒めちぎっといてなんですが、大企業で思考停止に生きることが、結果として自分の生きたい人生から遠ざかってしまうんです。(何とも皮肉ですね)

 

なので休みの日に紙とペンを用意し、自分がどういう人生を送りたいのか書き出してください。送りたい人生を言語化することで、大企業のメリットを活かしやすくなります。

 

一度やってみてください。

大企業のメリットを使い倒して自己実現しよう!

いかがでしたでしょうか。今は個人の時代だベンチャーが強いだの叫ばれていますが、7年間大企業勤めをしてきた経験から、大企業のメリットはまだまだあります。

 

そしてそのメリットを最大限活用すれば市場で通用する人材になりますし、なりたい自分へなれる手がかりもできます。さいごにもう一度確認しましょう。

大企業勤めのメリット10選

・安定度はバツグン:不景気の逆境に強い

・年功序列の賃金テーブル:ライフプランを建てやすい

・クビにならない:部下が上司に反抗するくらいじゃ解雇されない

・出世が比較的ラク:大企業の社員は総じて意識が低い。すこしやる気を見せたらすぐ昇進する

・福利厚生がカンペキ:特に家庭持ちは大助かり

・有給使い放題:長期休暇年4回とかザラ

・社名出すだけで周りの目が変わる:勝手に能力が高いと勘違いしてくれる

・会社の金でスキルアップできる:市場価値を高めるのにピッタリ

・結婚の際、相手の親を説得しやすい:大企業=安泰と思っている年配の人は今でも多い

大企業も確かに危なくなってきた時代ですが、メリットを活用すれば最高の環境です。ぜひ大企業を目指してください。

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