こんにちは、ガルシアです。
- 高卒で働く予定なんだけど、大企業の方がいいのかな?
- 高卒で大企業に入ったら勝ち組なの?
- 大学行ってから大企業を目指したほうがいいのかな?
こんな疑問にお答えする記事を書きました。
この記事で紹介する高卒で大企業入社が勝ち組である5つの理由を読めば、高卒で大企業に入るメリットが分かります。
なぜなら、僕も大企業勤めで高卒で入社した人がたくさんいて、高卒のメリットを直に見ているからです。先輩たちを見ていて「高卒で大企業とか勝ちやん!」って思っちゃいました。
記事の前半は高卒で大企業に入るのが勝ち組な理由、後半は高卒で大企業に入社する方法について解説します。
それでは参りましょう。
Contents
【勝ち組街道!】高卒で大企業に入社する圧倒的メリット5つ
それでは高卒で大企業に入るメリットを5つ紹介します。僕の勤め先を例に出しているのでかなり信憑性はあると思います。
・それなりの年収を得られる
・早く結婚しやすい
・将来のキャリアを選びやすい
・若くして責任あるポストにつける
・自立心を養える
順番に見ていきましょう。
それなりの年収を稼げる
高卒で大企業に就職すると、若いうちにそれなりの年収を稼げます。なぜなら、大卒よりキャリアスタートが早いからです。
例を出しましょう。僕の職場で高卒と大卒の給料の推移を表したものです。基本給とボーナスの合算のみです。
年収(高卒) | 年収(大卒) | |
19歳 | 295.5 | 在学中 |
20歳 | 302.76 | |
21歳 | 313.2 | |
22歳 | 320.16 | |
23歳 | 330.6 | 330.6 |
24歳 | 356.7 | 339.3 |
25歳 | 365.4 | 346.26 |
26歳 | 374.1 | 354.96 |
27歳 | 391.5 | 372.36 |
28歳 | 427 | 400.1 |
29歳 | 444.4 | 430 |
30歳 | 461 | 450.5 |
この基本年収に諸手当を盛り込むとプラス150万円くらいです。
30歳時点でも稼ぎは高卒の方が上で、残業代諸々含めると600万円とか平気で越えます。高卒と言うと薄給のイメージですが、大企業だとそれなりに稼げるんですね。
早く結婚しやすい
高卒で大企業に入社すると早く結婚できる傾向にあります。なぜなら、身を固める目途が早くつくからです。
同じ25歳だとしても大卒ならまだ3年目ですが、高卒だともはや7年目です。社会人7年目って言ったらそろそろ結婚を考える時期に迫るじゃないですか?。
高卒はキャリアが早い分、結婚に足を踏み入れる時期も早くなるんです。
高卒は20代で9割以上結婚
僕の職場でも全体の1/3が高卒なのですが、彼らの9割が20代で結婚しています。さらにその半分が20代前半で婚約した人ばっか。
話を聞いてみると、「若くして大きい会社に入ったんだからもう結婚したら?」と家族や親戚に尻を叩かれた人が多いです。
もちろんそれがいいかどうかは別にして、高卒で大企業勤めというステータスが若年結婚に拍車をかけているのは間違いありません。
早く結婚したいなら高卒大企業は王道です。
高卒で大企業に入るとキャリアを選びやすい
高卒で大企業に入社すると将来のキャリアを選びやすくなります。なぜなら若いうちに豊富な社会人経験を積めるからです。
今の時代は転職市場も活気づいていて、世間は常に優秀な人材を欲しがっています。例えば25歳で転職するなら、大企業の看板と7年間の在職経験が市場価値を高めてくれます。
そのメリットを活かし、さらに待遇の良い会社へ転職することもできるでしょう。
途中で大学進学するのは超絶有利
- そうは言っても高卒でしょ?。転職で学歴とは響かないの?
- なんやかんや大卒の方が選択肢が多いのでは?
確かにこの意見はよく分かります。実際は能力も経験も十分なのに高卒というだけで門前払いする企業は多い。
学歴が気になる人は一度大学へ進学しましょう。なぜなら大卒の肩書きとスキルが手に入るからです。
近年はどこの大学も社会人学生を募集していますし、卒業後に学歴と前職経験を活かしたら転職市場では無敵です。(このスタイルは欧米では一般的)
より高いキャリアを目指すなら、大学進学も視野に入れましょう。どの大学へ行ったらいいか分からない人は下の記事を読んでください。
(関連記事:大学はどこでもいい?答えはノーです。後悔しない志望校選び4ステップ!)
若くして責任あるポジションにつける
高卒で大企業に入社すると、若くして責任あるポジションにつけます。なぜなら若いうちに現場でしごかれるからです。
例えば同じ23歳でも大卒なら入社したて、高卒ならば現場で4年間経験値が溜まっています。僕の勤め先なら既に管理職を補佐している人もいます。23歳でですよ?
高卒で大企業に入社すると20代で重役に抜擢されるなんてザラなんです。
20代前半で技術現場のチームリーダー
僕の会社では技術現場で品質検査を担当するチームがいくつかあるのですが、そのリーダーは管理職の登竜門と言われているポジションなんです。
仮に大卒で入社してもチームリーダーのポジションにつくのに早くて35歳とかです。(転勤とかの関係でなかなか上のポストに上がれないというのもありますが)
一方、高卒なら現場でシゴかれた経験を買われて23歳くらいでチームリーダーに抜擢されます。それくらい大企業の現場では高卒が期待されているんです。
若いうちに現場で責任ある立場を経験できるのは、高卒で大企業に入社する最大のメリットと言えるでしょう。
自立心が養える
高卒で大企業に入社すると、自立心が急激に強くなります。大学でのほほんと(すいませんw)していた大卒に比べると、高卒組はどこか芯が一本通っているように見えます。
10代からすでに社会の荒波に飲まれているのですから、仕事の時の落ち着きっぷりやリーダーシップは大卒の比じゃありません。少なくともこの精神的格差は30歳手前くらいまで続きます。
僕の職場にも年下の先輩や上司がたくさんいますが、マジで頼りになる。(いや、お前がしっかりせえよってツッコミは無しですよ)
高卒で大企業に入社すると人間としての成長も加速していきます。
【例外アリ】高卒で大企業に入ってはいけない人2パターン
ここまで高卒で大企業入社のメリットを褒めちぎってきましたが、例外として高卒で入ってはいけない人がいます。
以下のタイプに当てはまる人は大卒で大企業を目指すことをおすすめします。
- とんでもない出世意欲がある
- どこの業界で働きたいか決まっていない。
高卒で働こうと思っている高校生や、子供を高卒で大企業にいかせたい親御さんは一度目を通してください。
とんでもない出世意欲がある
とびぬけた出世意欲があるなら、高卒で大企業に入ることはおすすめしません。なぜなら、キャリアが早い段階で頭打ちになるからです。
現場はそうでもないのですが、やはり課長クラスになってくると学閥争いが酷くなってきます。どれだけ実力があって周りからの信頼が厚くても高卒というだけで上に上げないことなんてザラ(なんともヒドイ話ですよね。)
出世意欲のある人は有名大学に進学して大卒総合職を目指しましょう。
行きたい業界が決まっていない
もしどの業界で働こうか全く決まっていない人は大学進学をおすすめします。なぜなら業界によっては高卒を採用していないからです。例えばここらへんの業界。
- 航空業界
- 総合商社
- 医療系
- 教師、国家総合職
- マスコミ
少しでも興味がある(まあ高校生レベルで考えるのも難しいですが)なら大学進学をおすすめします。
もちろん前章でも述べたように、転職前に大学進学するのはありです。そのへんも踏まえて進路を考えましょう。
【王道】高卒で大企業に就職するための3ステップ
それでは、高卒で大企業に入るための3ステップを紹介します。僕は大卒入社ですが、高卒入社の先輩や同期から聞いた話を元に書いているので参考になりますよ!。
今後の進路に迷っている中学生や子供さんを大企業に行かせたい親御さんはぜひ読んでください。
ステップ1:就職実績のある高校に入る
ステップ2:トップクラスの成績を取る
ステップ3:面接練習
ステップ1:就職実績のある高校に進学
まず高卒で大企業に入るために就職実績のある高校に入りましょう。なぜなら企業が学校に求人票を送っているからです。
原則、求人票を出していない企業に応募はできません。学校の入学案内で卒業生の就職先を確認しましょう。大企業の名前があれば募集がかかっているということです。
狙い目は専門高校
- 就職実績が豊富な高校に入りたい
- 就職に有利な高校ってないの?
こんな悩みをもつ中学生や親御さんはぜひ専門高校に目を向けてください。なぜなら進学より就職に力を入れているからです。
専門高校とは主にこんな学校。
- 工業高校
- 商業高校
- 農業高校
- 水産高校
- 科学技術高校
僕はエンジニア採用なのですが、高卒の9割が工業高校出身でした。専門高校は就職する上で一番いい選択肢です。
ステップ2:トップクラスの成績を修める
就職するなら猛勉強しなくていい!って思ったそこの学生諸君。甘いですよ?。
高卒で大企業に入りたいなら学校でトップクラスの成績を取って下さい。なぜなら、成績が悪いと書類選考で落とされるからです。
大卒でも同じですが、企業が選考で重視しているのが学業成績。特に高卒だと学生の能力を測るモノサシが学校の成績くらいしかないので余計に重要なんです。
評定平均4.0が最低ライン
大企業に就職するなら評定平均4.0が最低ラインだと思ってください。なぜなら、大半の大企業が書類選考の足切ラインを4.0にしているからです。
僕の同期の高卒組から話を聞いたら、評定平均は4.5くらいでした。中にはオール5でも不採用になった同級生もいたそうです(めっちゃ厳しい)
学業は絶対手を抜いてはいけません。
ステップ3:面接練習
ここまできたらあとはシンプル、面接練習に励みましょう。
学校側も過去の先輩の体験談を元に面接練習をしてくれます。積極的に活用しましょう。現在高校生の方は、先輩から実際の面接体験談を聞くのもいいでしょう。
課外活動がアピールできれば有利
- 面接で何を自己PRすればいいの?
- これといった個性がなくて困っている
こんな悩みをもつ人は、課外活動(部活とか)で頑張ったことをアピールしてください。なぜなら、企業は面接で学業成績では評価できない人間性を見ているからです。
僕の高卒同期でも面接で学業については全く触れられず、代わりに聞かれたのが部活動のことばかりだったそうです。
学業以外でアピールできるものを作るために、課外活動にも力を入れましょう。
高卒で大企業に入るのは勝ち組
いかがでしたでしょうか?高卒就職って言ったら薄給だのシンドイだのネガティブな側面がよく言われますよね。
しかし、こと大企業に至っては例外です。最後にもう一度確認しましょう。
- 高卒で大企業に入る圧倒的メリット
-
若いうちに高い年収を得られる:10年目くらいで600万とか普通に稼げる
-
早く結婚しやすい:環境的に身を固めやすい
-
将来のキャリアを選びやすい:経験も若さも武器になる
-
若くして責任あるポストにつける:現場のリーダー層は大半が高卒
-
自立心を養える:大卒より芯が通っている
-
- 高卒で大企業に入るための3ステップ
-
ステップ1:就職実績のある高校に入る。狙い目は専門高校
-
ステップ2:トップクラスの成績を取る。最低オール4以上を目指せ
-
ステップ3:面接練習。課外活動で他の学生と差別化しよう
-
高校卒業して働きたい学生さんや、子供を高卒で大企業に行かせたい親御さんはぜひこの記事を参考にして下さい。
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