こんにちは、ガルシアです。
「ニート羨ましいなあ、僕もなりたい」
「ニートになりたいと思うことが多々ある」
こんな考えを持っている人は多いのではないのでしょうか。毎日働き詰めで「もうニートになりたい!」と嘆きたくなることもありますよね。
働いていないニートを羨ましく思う気持ちはすごく分かります。しかし全てニートを羨ましがるのは的外れです。
この記事では、以下の項目に沿って解説します。
- ニートが羨ましいと言われる理由
- ニートが実際に思っていること
- 羨むべきニートの特徴
ぜひ、最後までお読みください。
Contents
【会社員が共感】ニートが羨しいと思う背景3つ
会社員がニートを羨ましいと思う理由は主に3つの背景があります。
- 毎日決まった時間に起きなくていい
- イヤな人と付き合わなくていい
- 好きなことだけしたらいい
順番に詳しく見ていきましょう。
1.毎日決まった時間に起きなくていい
ニートであれば毎朝会社に出勤する必要はありません。何時に起きようが、とがめられることはなし。
カリスマニートのphaさんもニートになって一番良かったことは、好きな時間に起きられることと言っていました。
僕も当時無職の友達と遅くまで飲んでいた時、翌日出勤だったのですが「明日は昼間で寝たるわー」と言っていた時はいいなあと思わず声に出してしまいました。
早起きする義務がないニートを見ると羨ましいと思うのも自然なことでしょう。
2.イヤな人と付き合わなくていい
僕が一番ニートを羨ましいと思ったのは、イヤな人と接しなくていい点です。
会社のようにそりの合わない上司や面倒なお客さんの相手をする必要もないでしょう。僕もイヤな先輩や上司の叱責を受けているときは「マジで働くのイヤだ!ニートになりたい!」となんど思ったことか(笑)
ニートであれば人と会いたくなくなったら、好きな時に家に籠れます。人間関係を選べるニートを羨しいと思う人は少なくありません。
3.好きなことだけしたらいい
ニートは基本自分の好きなことだけできます。僕も大学の夏休みでアルバイトもせず、ほぼニート状態のときは好きなことしかしていませんでした。
- ライトノベル読みまくる
- アニメ鑑賞
- 毎日スマブラ
仕事であればやりたくないこともしなければいけません。イヤなこと不得手なことをやらなくていいので、ニートは羨ましいと思われる傾向になります。
【羨ましいと思わない!】実際のニートの本音
ニートを羨む理由を紹介しましたが、本当にサラリーマンが羨ましいと思うほどニートはいい暮らしをしているのでしょうか。
ニートのリアルな本音を3つ紹介します。
- お金がなくて何もできない
- 自己肯定感が低くなる
- 孤独になる
1.お金がなくて何もできない
ニートは基本収入がないので、できることが限られています。おそらく以下のようなことは難しいでしょう。
- 外での飲み会
- 買い物
- 旅行
- クルマの購入
- 結婚
もちろん、これらのことに興味がなければニートでもいいかもしれません。しかし、ニートになった人の中には「会社の時にぜあった楽しみが一切なくなった」と嘆く人もいました。
働かなくなり収入がなくなった代償は安くないようです。
2.自己肯定感が低くなる
僕の経験ですが、ニートになると自己肯定感がさがります。なぜなら、誰からも必要とされなくなるからです。
サラリーマンのように上司から評価される機会もありません。趣味や特技でできることが増えても褒めてくれる人もおそらくいないでしょう。
僕が大学の長期休暇でひたすらスマホゲーのレベルリングをしていたとき、数字に見える成果は出てくるのですがあるとき「俺は何をやってるんやろーな」と虚しくなってしまいました。
ニート期間が長ければ長いほど自己肯定感が低くなります。
3.孤独になる
ニートの一番苦しいところは、孤独になりがちな点です。基本ニートは社会との接点を持っていないので、人間関係は家族だけに限定されるでしょう。
孤独は健康面で非常に有害です。精神科医の樺沢先生の著書によると、孤独はタバコの2倍の健康リスクがあると紹介されています。
またハーバード大学の調査では、孤独に甘んじている人は人間関係が豊かな人に比べて認知症を発症しやすく、寿命も短いとの結果が出ています。
ニートに限りませんが、孤独はマイナスになることはあってもプラスになることはありません。人とのつながりが得られにくいニートは孤独に苦しむ傾向が強いでしょう。
【自分のペースで生きられる?】本当に羨むべきニートの特徴
ニートの本音を読んで「うわあ、ニートなんかなりたくないなぁ」「苦しいけれどサラリーマン続けなきゃいけないのか。ツライ」
と思うかもしれません。しかし「こんな生き方だったらアリだな」と思うニートの特徴を紹介します。
- 友達・仲間が多い
- 趣味・スキルをたくさん持っている
- 生活費が格安
1.友達・仲間が多い
友達・仲間が多いなら、ニートであっても割と楽しく暮らしています。仲間が多かったら、働いていなくても助けてもらえる可能性が高いからです。
カリスマニートのphaさんも著書でこういっています。
ニートのような弱い立場の人間ほど、仲間を作ることは重要だ。
僕自身が定職に就かずふらふら生きていても別に苦じゃないのも、周りに相手をしてくれる人がたくさんいるからだ。
引用:ニートの歩き方
もし働く量を抑えて人生を送りたいなら、自分を助けてくれる仲間を増やしましょう。
2.趣味・スキルをたくさん持っている
多趣味でスキルが多いと、ニートでも楽しくやっていけます。なぜなら、新しいコミュニティに入るときに重宝されるからです。
ニートが手持ちのスキルや趣味を活かした事例を載せますね
- 料理が好きでシェアハウスにタダで住まわしてもらえた
- 楽器が好きで無職仲間とセッションを始めた
- ブログ運営の経験を買われて、barのメディア運用を任された
ズバ抜けたスキルは必要ありません。どんな人にも得意や好きなことはあります。SNSで自分の趣味やスキルを発信して、社会とのつながりを作りましょう。
3.生活費が格安
ニートと言うべきかかなり微妙なところですが、稼ぐ生活費が少なければあまり働かなくてもいいでしょう。
- 実家暮らし
- シェアハウスで生活
- 田舎に移住
今一番流行りなのが、田舎に移住して他の人と共同生活すること。ネット界隈では山奥ニートと呼ばれています。
山奥ニートのいいところは生活費が月5万円以下と格安なこと。田舎なので住居費がタダ同然で、食費や光熱費ネット代は住人と折半して安く済ませられます。
生活に必要なお金が少なければ、働く量を極限まで減らせます。完全なるニートは難しいですが、なるべく働かずに生きていくなら、生活費が安い環境を選びましょう。
(山奥ニートに関する詳しいことは下の本で詳しく解説しています。興味のある方はどうぞ)
【勘違いするな!】全てのニートが羨むべき対象ではない
仕事ばかりしていたらニートを羨む気持ちは分かります。しかし、ニートも結構苦労しているのですよ。
もし、あなたが「働きたくない!」「なるべく自分のペースで生活がしたい」というのであれば、以下の3つの点に注意しましょう。
- 友達・仲間をたくさんつくる
- 趣味・スキルをたくさん持つ
- 生活費が安い環境に身を置く
ニートをおすすめするわけではありませんが、自分のペースで生きたい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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