【ちょっと待て!】大企業を辞めるのは基本もったいないです。理由は5つ

こんにちは、ガルシアです。

  • 大企業勤めがイヤで辞めようと思っている
  • 大企業の仕事がおもんない
  • 中小やベンチャーのほうがいいのでは?

こんな悩みを解決する記事を書きました。

 

この記事で紹介する大企業を辞めるのがもったいない5つの理由を読めば、大企業をすぐ辞めるべきでないことが分かります。

 

なぜなら7年間大企業に勤めて、大企業の良さを実感しているからです。これは僕個人の偏見ではなく、ベンチャーや中小企業で働いている知人と冷静に比較してそう思っています。

 

記事の前半は大企業を辞めるのがもったいない理由、後半は大企業を辞めてもいいケースとタイミングについて紹介します。

 

それでは参りましょう。

大企業を辞めるのがもったいない理由5つ

それでは、大企業をやめるのがもったいない理由について5つ紹介します。

大企業を辞めるのがもったいない理由5つ

・年収が落ちる

・福利厚生がなくなる

・社会的信用度が落ちる

・優秀な人が少なくなる

・スキルアップしにくくなる

順番に見ていきましょう。

大企業を辞めると年収が落ちる

大企業を辞めるとほぼ間違いなく年収が下がります。なぜなら、大企業は中小企業よりダントツで給料がいいからです。

 

大企業でしたら平均年収は600~1000万円くらいありますが、中小企業でしたら400万円台とかザラです。

 

最低で200万以上も変わるんですよ?。大企業を辞めるとは 万円近いお金を手放すことと同義だと思ってください。

大企業は給料が減らない

大企業はよほどのことが無い限り給料が減ることはありません。なぜなら今でも大企業は年功序列の賃金形態だからです。

 

一方の中小企業は定期昇給がないところなんてザラです。僕の知人で小さな商社に勤めていた人がいたのですが、どんだけ成果を上げても5年目まではベアは無しだったそうです。いや、どこのブラックだよ・・・。

 

大企業を辞めるのは給料面で相当なリスクを背負うことになります。

福利厚生がなくなる

大企業を辞めると、福利厚生が受けられなくなります。大企業勤めの人だとびっくりするかもしれませんが、中小入ると下記のような福利厚生ってほとんどなくなるんですよ?

  • 社宅、独身寮
  • 結婚、出産祝い金
  • 保養施設
  • 保育料補助、扶養手当
  • 長期間の育休、産休
  • 有給以外の特別休暇(リフレッシュ休暇とか)

もちろん先進的なベンチャーなら完備しているところもありますが、大半の中小企業の福利厚生はカスです。

 

福利厚生がなくなると月の出費がマジでプラス10万円くらいまで上がります。福利厚生がなくなるのは年収が下がる以上のダメージを受けることになります。

社会的信用度が落ちる

大企業を辞めた人は口を揃えて「社会的信用度が落ちた」と言っています。なぜなら、世間の企業や人は大企業のブランドを想像以上に評価しているからです。

 

例を出しましょう。大企業を辞めると以下の点で苦労します。

  • 住宅ローンの審査(低金利を引き出すとかほぼムリ)
  • アパートの賃貸契約(高いところほどハードルが上がる)
  • 結婚(相手方の親が保守的だと面倒)
  • 親戚からの評判下落(田舎ほどこの傾向は強い)

他にもありますが、代表的なものだけピックアップしましょう。

中小というだけで住宅ローンが組めない

大企業は住宅ローンの審査が一瞬で通ります。

 

僕の先輩でも何人か家を購入(しかも結構高いの)していますが、住宅ローンの審査が通らなかったという人は一人もいませんでした。一番審査が厳しいといわれているネット銀行でも通っている。

 

一方中小企業は大企業の1.5倍の年収ぐらい稼がないと審査が通りません。なぜなら、銀行はあなたの年収より会社の将来性を見ているからです。

 

中小企業勤めで仮に審査が通ったとしてもかなり高金利(通常の倍くらい)のローンを組まされます。

 

大企業を辞めると住宅ローンなど社会的信用が必要な場面では足かせになります。

優秀な人が少なくなる

まあここら辺は僕の偏見ですのでご容赦を。中小企業に勤めると優秀な人が少なくなります。なぜなら採用の基準が緩いからです。

 

特に小さいブラックな会社だと使い捨てる前提で採用しているところが多いので、人材の質が落ちます。

 

デキの悪い人間ばかり採っている会社だから経営者のモラルも低い。僕もとあるビジネスでヒドイ経営者を引きました。

夜逃げした不動産の社長

僕が副業でワンルームマンションも経営しいるのですが、管理先の小さい不動産会社と突然連絡が取れなくなりました。

 

あまりに腹が立ったので会社に押しかけると社長がなんと夜逃げ。社員さんにも話を聞いたら夜は遊び倒したり部下に暴力を振るうなどまあ素行が悪かったそうです。(今でも社長の所在は不明)

 

上位クラスでも中小企業にはモラルのない輩が多い。中小企業に入るとカスみたいな人間と付き合うリスクが高くなります。

大企業を辞めるとスキルアップしにくい

意外かもしれませんが、大企業を辞めるとスキルアップしにくくなります。なぜなら中小だと忙しくて余裕が無いからです。

 

僕の友達にもこのタイプの人がいました。転職したての頃はプレッシャーで仕事をしているのが成長になったとは言っていますが、今はその忙しさがスキルアップの害悪になっているといいます。

 

もちろん人材育成に重点を置いている会社ならいいのですが、小さい企業は会社の存亡がかかっているので目先の利益を追いかけがちなんです。

 

結果、長期目線で人材育成をしなくなり、働いている社員のスキルも上がらなくなるんです。

大企業には人を育てる余裕がある

一方、大企業には人を育てる余裕があります。なぜなら資金が潤沢だから。

 

例えば下記のような人材育成は大企業だからこそできるんです。

  • 海外留学
  • スキルアップ目的の新規事業立ち上げ(赤字でも続けるところは多い)
  • 最新技術の勉強会
  • 管理職のマネジメント研修
  • 外部講師を招いたスキルアップ支援

残念ながら中小企業にここまでの資金力はありません。むしろ小金を稼ぐためにワザと社員のスキルアップの機会を潰してコキ使っている会社もあるくらい。

 

大企業を辞めるとスキルアップの機会はかなり減ります。

【それでも辞めるなら?】大企業を辞めるタイミング2つ

  • 大企業を辞めるべきでない理由は分かったけれど、それでも辞めたい
  • 大企業を辞めるいいタイミングってないの?

こんな悩みを持つ人に言いたいのは、大企業を辞めるのにはタイミングがあります。具体的には以下の条件を満たしたとき。これなら辞めても自分らしい人生が送れます。

 

なぜなら、会社を辞めてイキイキとしている人の共通点だからです。

  • 超絶やりたいことが見つかったとき
  • 副業である程度の収入を得たとき

順番に見ていきましょう。

超絶やりたいことが見つかったとき

特技でも趣味でもなんでもいいのですが、みなさんに「これが好き!。三度のメシよりこれをやっているときが一番楽しい!」ってモノが見つかったら大企業を辞めるのはアリです。なぜなら、辞めても後悔しないからです。

 

大手証券会社と外資企業を歴任した社会派ブロガーのちきりんさんはこう言っておられます。

人生はホントに長くなりつつあります。自分はこれから30年、40年も、今の仕事と働き方を続けたいのか、もう一度良く考えてみてください。そして、もしなにかしらやってみたい人生や働き方があるのなら、それを、何とか実現できる方法がないか、真剣に考えてみるのです。

引用元:未来の働き方を考えよう

やりたいことが見つかるってすごく幸せなことなんですよね。それが収入を度外視してもやりたいことなら、それは大企業を辞めるタイミングです。

やりたいことが見つかるまでは辞めるべきではない

裏を返せば、やりたいこともみつかっていないのに「仕事うぜえしイヤだ」ってだけで辞めるのはおすすめしません。

 

なぜなら、辞めても楽しい生活を送れないからです。僕から言わせると大企業を続けながらでも自分がやりたいこと、好きなことは探せます。

 

次の章で「大企業を即辞めてもいいケース」に当てはまっていなかったら、好きなこと探しと大企業勤務は両立させるべきです。

副業である程度収入が出たとき

副業で一定収入を稼げるようになったら大企業をやめるのはアリです。なぜなら、大企業を辞めても生活できる目途が立っているからです。

 

僕の知り合いでも独立した人がいますが、いきなり会社を辞めるんじゃなくて副業で一定の成果をだしてから辞めることを推奨しています。

ノー実績、ノー収入で独立は相当しんどいようです。

 

もし大企業を辞めるなら、副業で生活費が稼げるくらいの成果が出てからにしましょう。

【例外】すぐに大企業を辞めてもいいケース2つ

さて、大企業を辞めるにしてもタイミングが重要といいましたが、即辞めてもいいケースが2つあります。具体的には以下の条件。

  • 残業時間が過労死ライン
  • 職場の上司がみんなクソ

残業時間が過労死ライン

残業時間が過労死ラインに到達していたら辞めましょう。なぜなら命に関わるからです。

 

まだ記憶に新しい人もいるかもしれませんが、電通の新入社員が過労死ラインの残業時間(80時間超)で飛び降り自殺をしましたよね。

 

残業時間が大体80時間を越えると正常な判断ができなくなると言われています。

 

こんな場合は「福利厚生が~、給料が~。」とか言っている場合じゃありません。すぐに退職届を出しましょう。

おすすめは退職代行サービス

  • 職場がクソブラックで辞めさせてくれない
  • 出社拒否しても上司が自宅まで押しかけてくる

こんな悩みを持つ人はぜひ退職代行サービスを使ってください。退職代行サービスとは、自分の代わりに退職のて手続きをしてくれるサービスです。

 

面倒な手続きやブラック上司との縁切りをスムーズに済ませてくれるので、めちゃ便利です。

 

退職代行の口コミ、レビューは副業サラリーマンのクニトミさんの記事で詳しく解説されていますのでぜひ参考にして下さい。

クソ上司しかいない

もし職場に信頼できる上司が一人もいないなら即効辞めてOKです。なぜなら職場環境が改善する見込みがないからです。

 

一方で自分が尊敬する上司、信頼を置ける先輩が一人でもいるなら思いとどまった方がいいでしょう。

クソ先輩に潰されかけたけど辞めなかった理由

僕は初めて配属された部署でクソ先輩に潰されかけたことがあるのですが、辞めようとは思いませんでした。なぜなら信頼できる上司がいたからです。

 

先輩の理不尽な指示が相次いだときに、その上司は自分の時間を割いて親身に話を聞いてくれました。もちろん、ただ聞いただけではなくてその上の上司とも相談、根回しをしてくださり、問題は解決。

 

僕の場合はかなりラッキーな方でした。いざと言うときに助けてくれる上司、先輩がいるなら退職は保留してください。

 

ですが、マジでどうしようもない上司しかいないならすぐ辞めるべきです。

【大企業を辞めたい人へ】立ち止まって考えましょう

いかがでしたでしょうか?。大企業の仕事がおもんなくて辞めたいって人は多いかもしれません。

 

しかし、立ち止まって考えてください。本当に大企業を辞めるべきでしょうか。大企業の恩恵はあなたが思っている以上にデカイです。仮にやめるにしてもタイミングはとても重要です。

 

最後にもう一度確認しましょう。

  • 大企業を辞めるのがもったいない理由5つ
    • 年収が落ちる:中小と大企業では給料が段違い

    • 福利厚生がなくなる年収ダウンよりイタい

       

    • 社会的信用度が落ちる中小企業というだけで住宅ローンが通らないこともある

       

    • 優秀な人が少なくなる大企業の社員は総じて優秀

    • スキルアップしにくくなる中小企業は忙しすぎてスキルアップの機会がない

  • 大企業を辞めていいタイミング2つ
    • 超やりたいことが見つかったとき:大企業を辞めても後悔しない
    • 副業で一定の収入が出たとき:辞めても生活に困らない
  • 大企業を即辞めるべきケース2つ
    • 残業時間が過労死ライン:命に関わる
    • 職場にゴミ上司しかいない:職場改善の見込みゼロ

ぜひこの記事を大企業を辞める判断にご活用下さい。

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