こんにちは、年間100冊以上本を読んでいるガルシアです。
- 社会人になって本を読みたいけど、何かおすすめないかな。
- 毎年新刊が出てくるから、何を読んだら良いか分からない。
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事で紹介する社会人が読むべき本14冊を読めば自分を高めることができます。なぜなら僕もここで紹介している本を読んだことで自分の人生に幅ができたからです。
どの作品を取っても僕の社会人生活になくてはならない良書ばかりでした。
それでは参りましょう。
Contents
【まず始めに】社会人が本を読むべき理由は1つ!
社会人が本を読むべき理由は一つだけです。それは人生の選択肢を増やすためです。
本を読めば必然と知識が増えて、その分自分の人生の自由度が増えます。
知識が増えればブラック企業に振り回されることもありませんし、何より自分の幸せに気づけるきっかけになります。そのためにも本は必ず読むべきです。
社会人が読むべき本のジャンルはこの3つ
巷にはたくさんの本があふれていますが、社会人が読むべきジャンルの本は以下の3つです。
- ビジネス書
- 自己啓発
- 小説
ビジネス書
社会人ならビジネス書は最低1冊は読みましょう。なぜなら、スキルアップできるからです。
現在の会社では効率的な仕事の進め方や、ビジネスに必要なスキルについてあまり教えてくれません。それどころか、仕事を教える上司ですら十分なビジネススキルがないのが現状。
会社では教えてくれないスキルを早く安価に習得したいなら、ビジネス書は必要不可欠です。
自己啓発書
社会人であれば1冊は自己啓発書を読みましょう。なぜなら、人生の壁にぶち当たったときに心の支えになるからです。
毎日仕事に追われる社会人のみなさん。ふと「自分の人生ってこのままでいいのだろうか?」と思ったことはありませんか?。自分の人生に疑問を持ったとき、自己啓発書に書かれているアツイ言葉が自分を奮い立たせてくれることがあります。
悩み多き社会人こそ、自己啓発書は人生のバイブルになり得ます。
小説
意外と軽視されがちなのが小説です。社会人なら可能な限り小説も読みましょう。なぜなら、人の営みを学べるからです。
小説とは、言わば人と人が織り成す群像劇。恋愛で男女が展開する駆け引きや推理小説で探偵と犯人がバトルする様は全て人情で成り立っているんです。
人の本質に迫れる書物といったら小説しかありません。人と関る機会が多い社会人こそ、小説を読んで人間そのものを学ぶべきなのです。
社会人が絶対読むべきビジネス書4冊
- 最強の記憶術:出口汪
- マーケット感覚を身に着けよう:ちきりん
- オクテ男子の愛され講座:アルテイシア
- 残業ゼロ!仕事が三倍速くなるダンドリ仕事術:吉村勇樹
最強の記憶術:出口汪
無理なく覚える能力を上げる鉄板の指南書。受験の神様と呼ばれている出口先生が書いた暗記のバイブルです。
新しいことだらけで仕事を覚えるのに苦労している新社会人、資格を取りたいビジネスマン必携の書です。
僕はこの本のおかげで英単語を1ヶ月で2000語覚えることができました!。相乗効果で英語試験最難関の英検1級にも合格!。
新しいことを勉強する前に、まずは呼んで欲しい1冊です。
マーケット感覚を身につけよう:ちきりん
有名社会派ブロガー「ちきりん」さんが書いた個人で稼ぐための指南書。
マーケットって聞くと、投資や営業など一部の人しか関係ないように思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。なぜなら、私たちの生活全てが市場(マーケット)に晒されているからです。
これから雇用が不安定になる将来に、個人で稼ぐための基本的な考え方が詰まっています。「マーケット感覚を身につけよう」はサリーマンにこそ読むべき本です。
僕はこの本をきっかけに、ブログの収益化に力を入れました。
オクテ男子の愛され講座:アルテイシア
彼女いない暦=年齢の非モテ男子がどうやったら恋人ができるかを恋愛初心者向けに書いた本です。あえて僕はこの本をビジネス書としてすすめます。なぜなら、人と信頼関係を築く基礎が学べるからです。
この本の内容はざっくり言うと以下の通りです。
- 第一印象を上げる見た目の変え方
- 会話力を上げる6つのステップ
- 会話で初心者がやりがちな失敗
- 女心が分かるポイント5つ
- LINEとメールを使った正しいアプローチ
どうでしょうか。非モテ男子用と唱っていますが内容はビジネスパートナーから信頼を得るのにも重要そうですよね。
彼女が欲しい男子もそうですが、信頼が全ての社会人にこそ読んでほしい1冊です。(ちなみ僕は恋人はいません。笑)
残業ゼロ!仕事が三倍速くなるダンドリ仕事術:吉山勇樹
敏腕コンサルタント吉村さんが書いたダンドリ仕事術。大学生のときにこの本を購入したのですが、卒業研究の進捗が一気に上がりました。
社会人7年目の今もこの本を定期的に読み返しています。おかげで月の残業時間は12ヶ月連続10時間を下回りました。
仕事が多すぎてどうしたらいいかわからない!、残業時間を減らしたい!って社会人こそ読むべきビジネス書です。
社会人が読むべき自己啓発書5冊
- 君は世界を迎え撃つ準備ができているか?:田村耕太郎
- ニートの歩き方:Pha
- 持たない幸福論:Pha
- 人生を変えるマーフィーの法則:植西聡
- 人生の9割は逃げて良い:井口 晃
君は世界を迎え撃つ準備ができているか:田村耕太郎
これから日本を取り巻く情勢を踏まえ、準備の大切さを説いた本です。僕はこの本をきっかけに大学時代に留学を決意しました。
著者の田村耕太郎さんは世界最強のシンクタンク「ランド研究所」でキャリアを積んだ凄腕のビジネスマン。世界の第一線で活躍してきた田村さんから、あふれ出る言葉にはホントに重みがありました。
内容は日本の将来に関してかなり悲観的に書いてありまして、それゆえ準備の大切さに説得力が増しています。これからグローバル人材として活躍したいビジネスマンに送りたい1冊です。
ニートの歩き方:Pha
日本一有名なニート「pha」さんが書いたニートの歩き方。仕事が辛かったとき、この本を読んですごく気がラクになりました。
今の日本社会って息苦しくないですか?。満員電車で出勤して遅くまで働き、貴重な休日は家族サービスで時間が潰れる。
世間が当たり前とする価値観が余りにも厳しすぎるんですよ。そんな世の風潮に一石投じたのがニートの歩き方です。
この本を読めば、世の中のあるべき論から距離を置いて少しでも人生がラクになる。そんな安心感を与えてくれる本です。
働きづめのサラリーマンにこそ読むべき1冊です。
持たない幸福論:Pha
ニートの歩き方作者phaさんのデビュー作2作目。世の価値観とは逆行した幸福に対する価値観を説いてくれています。
今の社会が主張する幸福論って時代遅れなんですね。結婚すれば幸せになれるとか、お金があれば何も心配がいらないとかそんなのばかり。それゆえ自分の人生を生きづらくしている人がなんと多いことか。
持たない幸福論で述べている重要なコンセプトはこの2つです。
- 自分が何をしているときに充実感や幸せを感じられるかちゃんと把握すること
- 孤立せずに社会とつながること
他人の価値観に振り回されやすい社会人にぜひ読んで欲しい1冊です。
マーフィー人生を変える奇跡の法則:植西 聡
心の研究者、マーフィー博士が研究した潜在意識を駆使して夢をかなえるための指南書。内容はスピリチュアルなものばかりですが、僕の経験上「確かにそうやな」って共感できる内容が詰まっていました。
社会人の皆さんにも抱いていた夢(もしくはこれから叶えたい目)を持っている人は多いでしょう。
夢をかなえるために必要なマインドを知りたい人にぜひ読んでほしい1冊です。
人生の9割は逃げて良い:井口 晃
僕はこの本を読んで逃げることの重要性を知りました。社会人っていやなことだらけじゃないですか。イヤな上司にニガテな仕事、うっとうしい家族。
昔から逃げてはいけないって教えられている人は多いですよね。(僕もそのひとりでした。)
しかし、自己実現に必要なのは逃げて環境を変えることです。今まで逃げずに困難に立ち向かってきたタイプの社会人には目からウロコの内容が詰まっています。
この本を読んで自己実現のためにぜひイヤなことから逃げましょう!
社会人が読むべき小説5冊
- 7つの会議:池井戸潤
- 下町ロケット:池井戸潤
- 空の境界:奈須きのこ
- Fate/zero:虚淵玄
- 何者:朝井リョウ
7つの会議:池井戸潤
大組織の不正を暴く企業サスペンス。舞台となる大手メーカ「東京建電」に登場する社員の人間模様にはぜひ注目してください。
企業倫理とはなにかを深く考えさせられる作品です。僕は七つの会議を読んで、会社の役員を見る目が(良い意味でも悪い意味でも)変わりました。
新社会人から部下を持つ管理職まで読んで欲しい作品です。
下町ロケット:池井戸潤
小さい町工場がロケットの打ち上げに向けて一丸となるビジネスストーリ。本作品は阿部寛さん主演でドラマ化されました。
僕は下町ロケットを読んだとき、同じエンジニアとしてアツいものがこみ上げてきました。技術に情熱をささげる人たちってこうでなくちゃいけないよなって。
ものづくりに関わる全てのビジネスマンに読んでほしい小説です。
空の境界:奈須きのこ
ヒロイン両儀式が殺人に魅入られて、主人公の黒桐幹也がそれを阻止する青春ストーリ。話に魔術が出てきたりと結構ファンタジック要素が多い作品ですが、ぜひ最後まで読んでください。
人を殺すことでしか自分を認識できなかったヒロインが本当に欲していたものが分かります。僕はラストの3ページを読んだとき、半泣きになりました。
ぜひ読んで欲しい1冊です。
Fate/zero:虚淵玄
万能の願望機「聖杯」を求めて古代の英雄と魔術師が殺しあうダークファンタジー。正義とは何かをこれほどまで考えさせられた作品はありませんでした。
主人公「衛宮切継」は世界平和という途方もない悲願を達成するために、冷酷なほど敵の魔術師たちを殺し回ります。矛盾とも言える彼の行動が招く結果とは何か。
正しさとは何か疑問をもつ人に読んで欲しい作品です。
何者:朝井リョウ
多分就活生が観たらメンタル崩壊していそうな作品です(笑)。平成生まれ初の直木賞受賞作家朝井リョウさんの作品です。
5人の大学生が就活を通じて自分と向き合う物語です。社会人3年目で何者を読みましたが、自分がどういう人間かを考え始めたきっかけになった1冊です。
何者は20代の若手社会人に読んでほしい1冊です。
社会人は本を読んだら読書感想文を書こう
おすすめの本を一通り紹介しましたが、読み終えたらぜひ読書感想文を書いてください。なぜなら、本の内容がより記憶に定着するからです。
メルマガやyoutubeの更新を5年以上毎日更新している精神科医の樺沢さんは著書でこう言っておられます。
「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」とでは、どちらが成長するでしょうか? 間違いなく「3冊読んで3冊アウトプットする人」、つまりアウトプット量が多い人です。
なぜなら、いくらインプットしてもアウトプットしない限り記憶に定着しないからです。
引用元:アウトプット大全
僕も読書感想文ではありませんが、本のレビュー記事を書いてから本の内容がアタマに残るようになりました。
社会人の勉強はアウトプットがゴールです。ぜひ読み放しにせずに感想文を書きましょう。
社会人は本を読んで自分の世界を広げるべし
何十年と続く社会人生活で、武器となるのは知識です。なぜなら、知識があれば人生の選択肢が増えるからです。
その知識を手っ取り早く身につけるなら、本を読むしかありません。
ぜひ読書を通じて自分の世界を広げてください。紹介した本で特におすすめのものを貼り付けておきますね。
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