こんにちは、ガルシアです。
- 英語のリスニング力が思うように上がらなくて困っている
- TOEICのリスニングスコアが上がってもニュースが聞き取れない
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事で紹介するTEDでネイティブ並のリスニング力を得る5つのステップを読めば、ネイティブレベルのリスニング力を身につけられます。
なぜなら、僕もこの記事で紹介している勉強法を実践して英語のニュースはほぼ聞き取れるようになったからです。その努力が功を奏して英検1級にも合格!
それでは参りましょう。
Contents
【TEDのリスニング勉強法を教える前に】TEDって何?
TEDとはTechnology Entertainment Design の略で、世界各国の研究者、著名人を招いた世界規模のプレゼン大会です。TEDは年に一度カナダのバンクーバーで開催されます。
講演者の中には超のつく有名人も多く、2007年にはアメリカのビル=クリントン元大統領もプレゼンをされました。
コンセプトはideas worth spreading
TEDのコンセプトはideas worth spreading。つまり広める価値のあるアイディアを世界に発信するための講演会です。
広める価値のある思想というだけあって、内容は恐ろしく濃いプレゼンばかりなんです!。
TEDを英語学習に圧倒的にすすめる理由5つ!
それではTEDを英語学習に圧倒的にすすめる理由を5つ紹介します!
- プレゼンがどれも超面白い!
- 1回のプレゼンの時間が短い
- リアルな英語スピーチが聞ける
- 全てタダ
- 字幕の設定が自由
TEDのプレゼンはどれも超面白い
TEDのプレゼン内容はすごく興味深いです。なぜなら世界の最先端をいく研究者や活動家がその成果を発信しているからです。
例を出しましょう。下のプレゼンは無人飛行タクシーに関する講演です。
どうです?。今のタクシーとほぼ変わらない値段で無人の空飛ぶタクシーが実現すると言っているんですよ。それも開発者の実体験ベースで!。
こんなに面白いプレゼンはTEDでしか観れません。
動画の時間が短い
TEDのプレゼン時間が短いのがメリットです。なぜなら続けやすいからです。
これがもし映画なら最低でも1時間以上あるから、なかなか集中力がもちません。おまけに勉強しなければならない量も増えるので、続けるのがイヤになります。
しかしTEDは長いもので15分程度、短いプレゼンでしたら5分以下のものもあります。これくらいなら集中力も保てますし、通勤などのスキマ時間でも観れます。
生の英語に触れられる
ここで言う生の英語とは以下のことを示します。
- ネイティブスピーカーの自然な英語
- 世界各国の訛りある英語
ネイティブスピーカーの自然な英語
TEDは英語教材のような作り物のスピーチではなく、ネイティブがナチュラルスピードでプレゼンをしています。
ネイティブのプレゼンを何回も聞けばより精度の高いリスニング力が身につきます。
各国の訛った英語
TEDは世界各国からプレゼンターが招かれているので、当然現地訛りの英語も聞くことになります。しかし、この訛りある英語を聞くことも大切なことなんです。
なぜなら、これから英語でコミュニケーションをやり取りする相手の大半は非ネイティブ圏の人たちです。そんなグローバル社会で求められる英語のリスニング力とは、訛った英語が聞けるちからです。
各国特有の英語が聞けるのもTEDの魅力のひとつなんですね。
字幕の設定が自由
TEDは字幕設定が自由に変えられます。日本語のみや英語字幕のみもしくは2重字幕など英語学習者にとても親切なUIになっています。
プレゼンの細かい内容やニュアンスを勉強したければ日本語字幕で聞けばいいですし、単語の綴りを確認したければ英語字幕にすぐ切り替えられます。
これだけフレキシブルな英語動画はTEDだけです!
TED動画は全てタダ
みなさん聞いて驚かないで下さい。TEDのプレゼンは全てタダです。もう一度言いますよ?。全てタダなんです!
実際に現地に言って生のプレゼンを聞こうと思ったら年会費8500$を払わなければいけないそうですが、我々には関係なし。
教材にお金をかけたくない人や、英会話教室に通う余裕のない人にとってTEDはまさに奇跡の箱舟。
いつ有料になってもおかしくないレベルの英語動画なので、タダの内に使い倒しましょう!
【リスニング力爆上げ!】TEDを使った効果バツグンの勉強法5ステップ
それではTEDを使ってリスニング力をネイティブ級に上げる勉強法をご紹介します。
以下の5つステップを踏んで勉強してください。
- 日本語字幕で聞く
- 英語字幕で聞く
- 英語字幕でオーバーラッピング
- 字幕なしでシャドーイング
- 字幕なしで聞く
ステップ1:日本語字幕で観る
最初は日本語字幕で観ましょう。なぜならスピーチの概要を把握できるからです。
ステップ2以降でTEDをストレスなく理解するためには、まず日本語で内容を理解しなくてはなりません。
この時点では英語は聞き取れなくても問題ありません。音声はBGM程度に聞き流しましょう。
ステップ2:英語字幕で観る
日本語字幕でスピーチの内容が理解できたら、英語字幕で聞きましょう。この段階で意識すべきことは2つ
- 音と文を一致させる
- 分からない単語を調べる
音と文を一致させる
音声と字幕の文を自分の頭の中で一致させてください。なぜなら発音と単語の綴りが一致していないと英語が聞き取れないからです。
これはできるまでやって下さい。
分からない単語を調べる
分からない単語が出てきたらその都度調べてください。なぜなら知らない単語は聞き取れないからです。
できればスピーチごとに分からない単語をノートにまとめることをおすすめします。
ステップ3:英語字幕でオーバーラッピング
オーバーラッピングとは字幕を読みながら音声に合わせて発音する練習法です。
オーバーラッピングは絶対やって下さい。なぜなら、自分で発音できない単語は聞き取れないからです。
オーバーラッピングをマスターすれば、アメリカ・イギリスなどの英語圏の英語だけでなく、中東やアジアなど非ネイティブ圏の英語も聞き取れるようになります。
オーバーラッピングは最低10回繰り返してください。もちろん10回以下でマスターできた方はステップ4に進んでいただいてもかまいません。
ステップ5:字幕をオフにしてシャドーイング
オーバーラッピングができましたら、次は字幕を切ってシャドーイングをしましょう。
最初はスピーチが速過ぎてシャドーイングがついていかないかもしれませんが、数をこなせばできるようになります。
シャドーイングも最低10回は繰り返してください。もし、どうしても聞き取れない箇所がありましたらステップ3に戻ってオーバーラッピングをしましょう。
字幕なしで観る
シャドーイングが完璧にできましたら、最後は字幕なしで聴きましょう。ここまできたらスピーチの内容は9割方理解できると思います。
そしてこの段階で意識して欲しいポイントが一つ。プレゼンターの表情に着目してください。なぜなら、英語を喋るときの感情の入れ方や抑揚が分かるからです。
具体的にはプレゼンターの以下の動作に注目しましょう。
- 声の抑揚、口の動き
- 身振り手振り
- 視線の動かし方
一番いいのは動きをそっくりそのままマネしてスピーチすることです。そうすれば話者になったつもり英語が練習できるので、スピーチの内容もよりすんなり頭に入ってきます。
プレゼンターになりきってスピーチをしてみましょう!
TEDでネイティブ級のリスニング力を身につけよう!
いかがでしたでしょうか。TOEICリスニングで高スコアを取っても、ネイティブの英語についていけないと悩んでいる人は多いと思います。
しかし、TEDを駆使すればネイティブレベルのリスニング力がつきます。最後にもう一度確認しましょう。
- TEDがリスニング教材に最高な理由は5つ
- プレゼンがどれも超面白い!:世界最先端の内容が詰まっている
- 1回のプレゼンの時間が短い:長くても15分程度
- リアルな英語スピーチが聞ける:ネイティブ英語から訛りのある英語まで盛りだくさん!
- 全てタダ:お金はいっさいかからない
- 字幕の設定が自由:日英字幕のONOFFが自由自在
- TEDでリスニング力を爆上げする5つのステップ
- 日本語字幕で聞いて、内容を理解
- 英語字幕で聞く
- 英語字幕でオーバーラッピング
- 字幕なしでシャドーイング。最低10回はくりかえすこと
- 字幕なしで聞く。プレゼンターの表情に着目すること
ぼくもTOEIC820を越えたころから、英語のニュースが聞き取れなくて悩んでいた時期がありました。しかしTEDでこの記事の通りに勉強して海外の英語ニュースはほとんど聞けるようになりました。
皆さんもTEDを使ってネイティブ級のリスニング力を手に入れましょう!
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