リーディング力を倍速にする4つのステップ

こんにちは、ガルシアです。

今日はリーディング速度を倍速にする方法をご紹介します。

僕はこの手法でTOEICのリーディングパートを290⇒420まで伸ばしました。

こんな人に読んで欲しい!

  • 英文を読んでくると集中力が途切れる。
  • とりあえず何が書いてあるのか分からない。
  • 読む速度が遅い。
  • TOEICなど試験の点数を上げたい!

 

1冊英語の本を用意。

1冊だけで結構です。この際、本選びに気をつけてほしいことを3点

  • 日本語訳の付いている本(ペーパーバックはやめて下さい)
  • ぱっと見、半分くらい知ってる単語があること。
  • 自分の興味のある分野(趣味や仕事関係のものを選んでください)

今回はみんな大好きTOEICを例に進めていきます。

使うのはTOEIC公式問題集です。

「TOEIC公式問題集」の画像検索結果

勉強法

早速、勉強法を言います。この4ステップを踏んでください。

  1. 英文を読む(この時点では流し読みでok)
  2. 日本語訳を読む
  3. 英文を音読。(音声があればそれを聴きながら)
  4. 1.に戻る。

これでリーディング速度は倍速になります。

 

 

英文を読む。

何が書いてあるか分からなくても結構です。

まずは読んで下さい。その際の注意点は2つ

  • 理解しようとしないこと。(分からん単語もあるだろうし、流し読みでOK)
  • 辞書を引かないこと(後で日本語訳を読むので、時間のムダです。)

もし手元に英語教材がない人は以下の例文を読んで下さい。(公式問題集から抜粋したブックレビューです。)

何度も言いますが、何が書いてあるか分からなくても問題ありません。

Banking Throughout the Age is a concise history of banks and the banking industry from ancient times to the present.

James Gallagher,who has made a career of covering financial news for several newspaper,has done a careful job of investigating his subject.  

Mr.Gallagher has made what could have been a dry book into one that is interesting and enjoyable.

日本語訳を読む。

他の記事でも口酸っぱく申していますが、日本語訳は必ず読んで下さい。

理由は3つ。

  • 後で英文を読み返すと、面白いくらい頭の中に入ってくる。
  • 分からない単語を一気に復習できる。
  • 分からない文法でも、なんとなく理解できる。

上の英文の日本語訳を載せてますね。

Credit:Banking Throughout the Ageは古代から現在に至るまでの、銀行とその業界の歴史を簡略にまとめた本である。

James Gallagher氏は、新聞数紙の金融情報取材で実績を築いてきた人物で、扱うテーマに対して綿密な調査を行ってきた。

Gallagher氏は細心の注意を払って事実を提示しているが、ともすれば無味乾燥になりがちな本を興味深く楽しめるものにした。

じゃあ、もう一度英文を載せます。

Banking Throughout the Age is a concise history of banks and the banking industry from ancient times to the present.

James Gallagher,who has made a career of covering financial news for several newspaper,has done a careful job of investigating his subject.  

Mr.Gallagher has made what could have been a dry book into one that is interesting and enjoyable.

 

どうでしょう。1回目に読んだときより、英文が理解できたような気がしませんか?

ねこやん

そりゃ、日本語訳読んだらなんとなくは理解できるやろ

そうなんです。

しかし、多くの英語学習者は、英文だけで理解しようとするから挫折するんです。

なんとなくでも、英語で書かれていることを理解するためには日本語訳は必須です。

ぜひ、肝に銘じてください。

また、最後の「わからない文法でもなんとなく理解できる。」は重要です。

 

文法は体で覚えるもの

文法と言うのは文字通り「文のルール」ですが、こんなことを一々気にしていたら読む速度はいつまで経っても上がりません。

日常生活を例に出しましょう。

皆さんは、信号が赤だったとき止まりまりますよね。そして青になったら進むでしょ。

なんでこんなことができるか分かりますか?

全て、ルールを体で覚えているからなんです。

赤信号が見えたときに「えーと、信号が赤になったときの対処法は、道路交通法の第何条に謳われている文言基づいて」とか考えないでしょ?。

英語も一緒です。過去分詞やら現在形やらなど意識していると読む速度は落ちます。

文法は英文と日本語訳をを照らし合わせて、体で覚えてください。

ねこやん

しかし、最低限の文法の知識は必要やろ

もちろんです。その最低限の文法が中学で習う英語ですね。

詳しいことはこちらの記事を読んで下さい。

関連記事:【英語初心者へ】まずは英検3級を取ろう。

 

 

英文を「音読」すること。

「音読」の画像検索結果

 

これも口酸っぱく言ってます。英文は音読して下さい。

できれば、音声の付いている教材が好ましいですね。(TOEICならリスニングパート)

 

なぜ、音読をすべきか。

音読は英語を英語のまま理解するのに最適の手法だからです。

英語を読むのが遅い人は、無意識のうちに日本語を頭に挟み込んでいるからなんです。

日本語を仲介させなかったら、単純に読む速度は2倍になります。

じゃ、なぜ音読が効果的かと言うと理由は2つ

  • 音読でエネルギーを使うから日本語を介している暇がない。
  • 音読に集中することで、文章を後戻りするクセがなくなる。

音読は最低5回はやって下さい。

やってみたら分かりますが、最初は音読しても内容が頭に入ってきません。

そのときは、日本語を読み返して内容を復習してください。

そして、もう一度音読をするのです。

これを繰り返して、音読中に内容がすんなり頭に入ってくるのが5回目くらいです。

これだけやったら、1冊は軽くマスターできるでしょう。

読む速度も早くなっていることが実感できるはずです。

 

読む力を鍛えて、英語の楽しみ方を覚えよう。

リーディングが鍛えられたら、資格試験に有利なだけでなく、英語のニュースやサイトなどを楽しむ事もできます。

ぜひリーディング力をつけて、ご自身の英語力に幅を広げてください。

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