こんにちは、ガルシアです。
今回はですね、英語を極めたいなら背景知識は重要って話をします。
これは、純粋な英語の技能よりも大切な要素です。
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背景知識って何?
背景知識とはいわば、予備知識です。
例えば、政治に関する文章でしたら、その国の立法の成り立ちや、選挙の仕組み、政治家の気質。
学術論文でしたら、専門用語の意味などがこれに当たります。
英語の技能とは直接関係はありませんが、この背景知識の有無で英語の上達に雲泥の差が出てきます。
telephone operator の意味が分からない中学生。
5年間くらい前ですかねえ。
大学時代の先輩が塾の先生をしておりまして、中学生に英語を教えていたんです。
その文章の中に「telephone operator」って単語が出てきたそうです。
和訳すると「電話交換手」って意味なのですが、その生徒さんはそもそも電話交換手がなんなのか分からなかったそうです。
先輩に文章の詳細を尋ねました。
中身は、明治時代からから大正に向けて発達した技術に関する内容だったそうです。。
その一つに電話が紹介されていたんですが、当時の電話ってかけた相手に直接繋がらないじゃないですか。
一旦電話交換手と言われる中継者に、つなぎたい相手を伝えて配線をつないでもらってから初めて会話ができたんです。
スマホしか知らない中学生からしたら想像もできないような時代でしょうね。
学校の授業では近代史を事細かに触れることもないそうですから、電話交換手という存在を知ることもないのかもしれません。(もし違っていたらすいませんw)
というように、ただ英語の技能が高くても、背景知識がなければどうしようもないのです。
これはある意味、単語力やリーディング力より重要です。
専門分野を英語で勉強しよう。
ねこやん
良くぞ聞いてくれました!。
僕は自分の専門分野を英語で勉強するのをオススメします。
理由は2つ。
覚える語彙が限定される。
TOEICが典型的な例ですかね。TOEICで満点を取るのに必要な語彙数は約9000語。
これはネイティブスピーカーの語彙力の3分の2程度だそうです。
なぜそこまで覚えるべき単語数が少ないのか。それはTOEICがビジネス英語という専門分野に特化した試験だからです。
なので、普段オフィスで仕事をされている人は背景知識は申し分ないはずなので、勉強するべき絶対量が減るわけです。
これは大きなアドバンテージですよね。
英文そのものに興味が持てる。
専門分野ってことは、つまりその道に詳しいってことじゃないですか。
自分の興味あること、得意なことが英語で書かれていても、理解しようと自然とやる気がおきやすくなるんです。
逆に、興味が失せてしまえば語学は続きません。
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日本のニュースは最高の教材
ねこやん
これは僕も同じ悩みを抱えていました。
こんな人は日本のニュースを英語で見ましょう。
日本に住んでいる以上、どこの誰よりも日本のことに詳しいはず。これを英語学習に活かさない手はありません。
また、海外のメディアがどう報じているかも知ることができるので、まさに一石二鳥。
僕は東日本大震災が起きたとき、原発のニュースが海外でどう報道されているか気になっていたので、このニュースをずっと見ていました。
背景知識で英語力を上げよう。
背景知識があれば純粋に英語の勉強にのみ注力できますし、何より、英語×専門で他者と差別化もできます。
英語学習以外にも常にアンテナを張って、ご自身の英語力向上に役立てましょう!
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