英語でコミュニケーションをとるカギ。それは抑揚だ!

こんにちは、ガルシアです。

今回は英語を伝える上で大事なことを伝えます。

それは、話すときに抑揚をつけなければいけないと言うことです。

抑揚はある意味、文法や発音以上に大切な要素なんで、しっかり覚えて欲しいです。

こんな人に読んでほしい

  • 英会話で外人講師と話しても反応が薄い。
  • 発音も文法も完璧に言えたはずなのに、相手に伝わっていない感がある。

 

英語は感情の言語。

言葉って文法と語彙だけで成り立っていると思われている方も多いかもしれませんが、それは違います。

言葉って人が生み出したものですから、文法だけでは規定できないニュアンスやその国、地域の文化背景が強く影響しているんです。

特に英語は感情の言語と言われるくらい、言葉の強弱とリアクションなどが重要になってきます。(こんなにエラそうに言っている僕ですが、こういう事実を知り始めたのはつい最近ですw)

ニュースで見る日本語と英語の違い

ここで一つ、英語が抑揚を大切にしていると言う例を出します。

今から日英のニュース組を見てもらいます。くどいようですがニュースキャスターのテンションに注目してください。

なお、英語のニュースに関しては内容は理解できなくても一切問題ありません。

まずはNHKのニュース。ニュースキャスターの話し方に注目してください。

 

では続いてCNN student news。アナウンサーの言葉の強弱に注目してください。

 

いかがでしょう。CNNのアナウンサーの口の動きが大きくないでしょうか?

それに加えて、言葉の強弱のつけ方も、日本人ニュースキャスターよりはっきりしています。

このように、英語は抑揚を非常に大切にしている言語なので、いくら文法と発音が完璧でも、喋り方が日本人みたいに言葉の強弱がなければ相手に伝わらないんです。

発音と文法だけにとらわれていた留学時代

講師のリアクションが薄かった。

僕がフィリピンに留学していたときのことです。基本的にレッスンはマンツーマンなのですが、一つだけグループディスカッション形式の授業があったんです。

その時の講師がアメリカ人だったのですが、僕が喋っても反応は薄かったんですよね。

最初は文法や語彙の使い方が間違っているのかなと思ったんです。

一方もう一人女性の方が授業に参加していたのですが、その女性に対しては講師の反応が良かったんです。

何でや!って嫉妬しましたね(笑)

ねこやん

先生、女の子が好きやったからじゃないんか?

プライドに火がついたついた僕は、完璧な言い回しができるよう、スピーチの題材を入念に準備しました。

しかし、結果は一緒。講師にはあまり相手にしてもらえませんでした。

女の子の喋り方を観察した結果・・・

まぁ、いくら悪態をついたところで現実は変わりません。

せっかくなので、同じく出席している女の子がどのように喋っているのか観察してみたんです。

講師が食いつくのは話の中身か、リアクションか、それとも単に女好きなだけか(笑)見極めようとしました。

よーく、観察していたら彼女は結構声の強弱がはっきりしていたんですよね。

それに加えてジェスチャーも豊富。

一方の僕は、無表情(自分の顔を見れないのでたぶんです)のまま、原稿どおりに読み上げるような話し方しかしていませんでした。

彼女と僕の間にはここに差があったのではと思いました。

大げさな喋り方で、講師の反応が変わった!

次のレッスンから彼女の真似をして、ジェスチャーや身振り手振りも加えました。

特に大事にしたのは声の抑揚です。今まで立て板に水のように喋っていただけですが、口の動きを最大限にまで上げて言葉に強弱をつけました。(いわゆるアクセントです。)

そしたら、いままでリアクションの低かった講師が、これでもかと言うくらい僕と議論してくれたんです。

僕の主張する意見に、まぁ反論してくれるったら嬉しいのなんの。(反論したことよりも、僕に反論しようと相手にしてくれたことが嬉しかったのですがw)

このとき気付いたのは、いくら文法と発音を完璧にしても、言葉は伝わらないってことです。

それ以来、講師とのディスカッションは毎回の楽しみになりました。

 

リアクション芸人になれ!

英語もコミュニケーションですから、いかにうまく言葉に感情をのせるか重要になってきます。

ぜひ、抑揚とリアクションを意識して、英語のコミュニケーションに磨きをかけましょう。

 

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